「クーラーの中と外での移動で、急なめまいがして、うずくまる時があります。
去年は、7月くらいから始まって、9月末くらいには繰り返さなくなって、その後はなにも症状は出ていません。脳の検査も受けましたし、他の検査でも何も異常はないと言われました。毎年このような状態を繰り返しています。
今年は、クーラーつける日が早くなって、まだ6月なのに症状が出ました。農家なので、外仕事の時間が長いです。」
― クーラーと外気の温度差で起こるめまい ―
「クーラーの効いた部屋から外へ出た時に急にフラッとする」
「暑い場所から冷えた室内へ入ると、めまいがしてしゃがみ込んでしまう」
このような症状でお困りの方はいらっしゃいませんか。
今回ご相談いただいた方は、毎年夏になると、クーラーの効いた室内と屋外を行き来した際に急なめまいを繰り返していました。
脳の検査などでも異常はなく、症状は7月頃から始まり、9月末頃には自然に落ち着くとのこと。今年は暑くなるのが早く、6月から症状が出始めたそうです。
気温差は自律神経に負担をかけます
私たちの体は、自律神経によって体温や血流、発汗を調節しています。
しかし、
◆暑い屋外
◆冷えた室内
を何度も行き来すると、自律神経は絶えず働き続けることになります。
その結果、
◆めまい
◆立ちくらみ
◆頭がボーッとする
◆だるさ
◆疲れやすさ
などの症状が現れることがあります。
特に農業や建設業、配送業など、外仕事の多い方は注意が必要です。
漢方では「暑さによる消耗」にも注目します
漢方では、このような症状を自律神経だけの問題として考えるのではなく、暑さによる体の消耗にも注目します。
汗をかき続けることで体力や潤いが失われたり、水分バランスが乱れたりすると、体温調節がうまくいかなくなることがあります。
そのため、
「毎年夏になると調子が悪い」
「夏の終わりにはぐったりしている」
という方も少なくありません。
【暑さ負け・夏バテに漢方】
新潟の夏は負担が重なりやすい季節です
新潟は湿度が高く、近年は夏の暑さも厳しくなっています。
さらに、屋外の暑さと冷房の効いた室内との温度差が大きくなりやすく、体への負担も増えています。
検査で異常がないのに夏だけ不調を繰り返す場合は、こうした季節環境の影響も考えてみる必要があります。
体質に合わせた対応が大切です
同じめまいでも、
◆疲れやすい方
◆汗をかきやすい方
◆胃腸が弱い方
◆暑がりの方
では、体の状態は異なります。
漢方では、症状だけでなく体質や生活環境も含めて考えていきます。
毎年夏になるとめまいやだるさを繰り返す方は、単なる年齢や暑さのせいと考えず、体全体のバランスの乱れを見直してみるのも一つです。
水戸部クリニックでは、新潟の気候や季節変化も考慮しながら、医師と薬剤師が連携し、スタッフと情報を共有しながら、
漢方の視点も含めたチーム医療で日々の診療に取り組んでいます。
お気軽にご相談ください。
医師の処方による漢方薬は、
健康保険が適用されます。
【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】