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介護する方、される方の悩み 寝たきり予防

2026年7月28日 (火)

腰や足のしびれ、痛み止めが切れると痛い

「右脚のしびれと痛みがあります。

ズキーンとした痛みが毎日のように続いていて、夜中も痛みで目が覚めることがあります。

脊柱管狭窄症と診断されています。

 手術をしないと良くならないと言われました。

 痛み止めを飲むと少し楽になりますが、2時間くらいするとまた痛みが出てきます。

 昼も夜も痛みが続くので、漢方で何とかならないだろうかと思いしまして、受診しました。

 脊柱管狭窄の痛みやしびれのご相談を受けつけております。

痛み止めが切れると、また痛くなる

「脊柱管狭窄症と診断された」

「痛み止めを飲んでも長続きしない」

「夜も痛みで眠れない」

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このようなご相談を受けることがあります。

脊柱管狭窄症では、

◆お尻から脚にかけての痛み

◆しびれ

◆歩きにくさ

◆夜間の痛み

などがみられることがあります。

 特に、

「痛み止めを飲んでいる間は楽だけれど、切れるとまた痛くなる」

というお悩みの声は多く聞かれます。

漢方では、痛みのある部位だけでなく、

◆血流の状態

◆冷えの有無

◆筋力や体力の低下

◆疲労の蓄積

なども考慮しながら治療を行います。

 同じ脊柱管狭窄症でも、体質や症状の現れ方は人それぞれ異なります。

痛みやしびれでお困りの方は、漢方薬を試されてみるのもよいかもしれません。

【脊柱管狭窄に漢方】

 水戸部クリニックでは、ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。Photo_20260722094601

 お気軽にご相談ください。

【関連ページ】

痛み・しびれ・むくみに漢方

 医師の処方による漢方薬は健康保険が適用になります。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2026年6月 2日 (火)

朝のこわばりで、起き上がるのがつらい方に

「関節リウマチになって、5〜6年になります。

冬になると、手や足、肩がこわばります。

夏になると膝に水がたまり、抜いてもらっています。

最近は両足が固まったように動きにくく、朝ベッドから起き上がるのも大変です。0415db8076db42bb9a3357c4c505b5fc

毎朝、手や手首の痛みが2時間ほど続きます。」

このようなご相談を受けることがあります。

 関節リウマチでは、関節の炎症による痛みだけでなく、

◆朝のこわばり

◆関節の腫れ

◆動かしにくさ

◆疲れやすさ

◆気温や湿気による悪化

などに悩まれる方も少なくありません。

💡新潟の季節や気候、体質を考慮した漢方薬

 特に新潟のように、寒暖差や湿気の影響を受けやすい地域では、

「冬は冷えて動けない」

「梅雨や夏は関節が重だるい」

と感じる方もいらっしゃいます。

東洋医学では、このような状態を、

「冷え」や「湿気」が体に影響し、関節の巡りが悪くなっている状態

として考えることがあります。

冷えが強い方は、関節が固まりやすくなり、痛みも強くなりやすい傾向があります。

一方で、膝に水がたまりやすい方は、体の中の余分な水分の停滞が関係している場合もあります。

また、長く症状が続いている方では、

「炎症を抑えるだけでは改善しきれない疲労感や回復力の低下」

が背景にあることもあります。

漢方では、Photo_20260508162501

◆冷えが強いのか

◆熱感や腫れが強いのか

◆水分の停滞があるのか

◆体力が低下しているのか

などを診ながら、その方の体質や症状の変化に合わせて考えていきます。

「朝のこわばりがつらい」

「天気で悪化する」

「関節だけでなく体全体が重だるい」

そんな症状でお困りの方は、体全体のバランスという視点から見直してみることもよいでしょう。

【痛み・しびれに漢方】

ご相談はお気軽に

 水戸部クリニックでは、医師と薬剤師が連携し、スタッフとも情報を共有しながら、西洋医学的な治療も考慮して、漢方の視点を含めた診療に取り組んでおります。Photo_20260508174701

 お気軽にご相談ください。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2026年5月 7日 (木)

歩くとひざが痛くてお困りの方へ

汗のかき方や体質が関係していることもあります

「ひざの痛みで、2週間おきに水を抜いてもらい、注射をしていました。

 私はもともと汗かきで、夜になると下着がびっしょりになるほど汗をかきます。22666d985958449da543ca2e71a1e923

朝になると汗のにおいも気になり、これから出かける機会も増えるので、

できれば長く歩けるようになりたいと思っています。」

 ひざに水がたまり、

定期的に水を抜いたり注射を続けている方のご相談は多いです。

 その場では楽になっても、

しばらくするとまた腫れてしまう――

 このような状態が続いている場合、

関節だけでなく、体全体の状態が関係していることも考慮します。

汗をかきやすい体質と、ひざの腫れ

◆夜になると汗をたくさんかく

◆体力が落ちてきた

◆関節に水がたまりやすい

 このような状態が重なっている場合、

東洋医学では、

水分の巡りや体の力の低下なども視野に入れて処方を検討します。

 汗は、単に出ているだけでなく、

体のバランスの乱れをとらえる指標とする場合があります。

「水を抜く」治療と、体質を整える治療Photo_20260417175301

 必要に応じて、ひざの水を抜く処置や注射は大切な治療です。

そのうえで、

◆水がたまりやくなっている

◆水を抜いても繰り返す

原因となっている体の状態を整えていくことで、

再発を防ぐことをめざします。

外出を楽しめる体づくりのために

 痛みが続くと外出を控えるようになり、

体力や筋力が落ち、

さらに関節に負担がかかることもあります。F5392e8009fd48d090407ef8feb687b7

漢方では、

◇体力の回復

◇水分の巡りの調整

◇関節を支える力を整える

◇ひざ関節周辺の炎症の鎮める

といった体全体から整えることを検討します。

【ひざ関節の痛みに漢方】

水戸部クリニックでは、医師と薬剤師、スタッフが連携し、

漢方の視点も含めた診療をチームで行っています。4_20260417172201

 
お気軽にご相談ください。

 医師の処方による漢方薬は健康保険適用です。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック

2026年3月30日 (月)

新潟|高齢者 便が少しずつしか出ない

「入院していたのですが、良くなって退院してから便の出が悪くなってしまいました。

 朝、ほんの少量の便が出たあとは、トイレに行くたびに便がちょっとだけでます。歳だから頻尿なのはしょうがないと思いますが、尿のたびに毎回、便が少しずつ出ていて、一度にどんと出てくれません。」E887a192feb64d1688f3bc09d602b03e

 このようなお悩みを、ご高齢の方からうかがうことがあります。

 何日も出ないわけではないのに、

少量ずつ何度も出る

出きっていない感じが続く

という状態も、体からの大切なサインの一つです。

入院や加齢によって起こりやすい変化

入院中や退院後は、

◆活動量が減る

◆食事量や水分量が減る

◆体力や筋力が落ちる

といった変化が起こりやすくなります。

その結果、

便を押し出す力が弱くなり

◆便が一度に出きらない

◆少しずつ残ってしまう

◆トイレのたびに少量ずつ出る

といった状態がみられることがあります。

 これは、

腸そのものの病気というより、体力の低下や回復途中の変化

として起こることも少なくありません。9416d77a919b47d1ae0ddfc89c31b821

あせらず、体の回復とともに整えていくことが大切です

ご高齢の方や退院後の方では、

水分や食事だけでなく、

体全体の力を回復させること

が、排便を整えるうえでも重要になります。

◆少しずつしか出ない

◆すっきり出ない状態が続く

◆退院後から便の調子が変わった

◆体力の低下を感じている

 このような場合は、

年齢のせいと決めつけず、

体の状態に合わせて整えていくことが大切です。

【高齢者の便秘】

 水戸部クリニックでは、医師と漢方に詳しい薬剤師が連携し、

スタッフと情報を共有しながら、チームで診療に取り組んでいます。4_20260327120801

便秘や退院後の体調不良、

「なんとなく元気が戻らない」

「体力が落ちた感じがする」

といったお悩みも、ご相談ください。

また、当院では

術後や退院後の体力の回復のご相談や、

健康寿命を意識した体調管理にも力を入れています。

詳しくは、以下のページもご参照ください。


高齢者の便秘

高齢者の便秘が続く方


手術後の違和感・体調

退院後の違和感、体力低下


健康寿命のお話

元気に長く過ごすために


高齢者の咳・たん

長引く咳や体力低下が気になる方

  医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用されます。

体調のお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

◆「数日出ない状態が続く方

◆「市販薬を続けても改善しない方

◆「食事量が減ってきた方

もお気軽にご相談ください。

 西洋医学的な検査や治療と併用しながら、体質に合わせた漢方治療をご提案しています。

 【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2025年12月20日 (土)

【新潟】脚のむくみで歩くのがつらい高齢者―**漢方の考え方

「足がむくんで、色が変わっています。

 検査を受けましたが、心臓も特に問題はないと言われました。

 年齢も年齢ですが、ベッドから降りるのも痛くて、

介護をしているこちらも大変です。」Unnamed_20251216173901

 このようなお悩みは、新潟でもご高齢の方を介護されているご家族から多く聞かれます。

 脚のむくみだけでなく、皮膚の色が変わってきたり、立ち上がりや歩行時に痛みを伴ったりすると、日常生活の負担は本人だけでなく、支えるご家族にも大きくのしかかります。

 今回もさらっと簡単に理解したい方と少し詳しく知りたい方用に2部構成で掲載します。

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✨【簡単に理解したい方へ】

高齢者の脚のむくみは、なぜ起こるのでしょうか

脚のむくみというと、「心臓や腎臓が悪いのでは」と心配される方が多いですが、

検査で大きな異常が見つからない場合も少なくありません。

高齢になると、

◇筋力の低下による血液・水分の戻りにくさ

◇長時間同じ姿勢でいること

◇冷えや活動量の低下

などが重なり、脚に水分や血液が滞りやすくなることがあります。

また、むくみが長く続くことで、

◇皮膚の色が暗く見える

◇張りや重だるさ、痛みが出る

といった変化がみられることもあります。

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✨【詳しく知りたい方へ】Photo_20251216001601

漢方では、高齢者の脚のむくみをどう考えるか

漢方では、高齢者の脚のむくみを

「水分の巡りの低下」

「血の流れの滞り」

「体力や回復力の低下」

といった複数の要素から捉えます。

特に、

◆むくみと同時に皮膚の色が変わってきた

◆朝より夕方のほうが脚がつらい

◆立ち上がりや一歩目が痛い

といった場合、脚だけでなく全身のバランスの乱れが影響していることも考えられます。

漢 方的な視点では、

「むくみを取ること」だけを目的とするのではなく、

今の体の状態に合わせて、巡りや体力をどう支えていくか

という方向性で体調管理を考えていきます。

その結果として、

◇脚の重だるさが軽くなる

◇むくみの出方が変わる

◇動き出しが少し楽になる

といった変化がみられることもあります。

※変化のあらわれ方には個人差があります。

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介護されるご家族の負担が大きくなる前に

高齢者の脚のむくみや痛みは、

「年齢のせいだから仕方がない」と見過ごされがちですが、

放置すると、動くこと自体がつらくなり、介護の負担が一気に増してしまうことがあります。

新潟のように、

◆冬場の冷え

◆雪による活動量の低下

が重なりやすい地域では、脚の不調が悪化しやすい環境ともいえます。Unnamed-6_20251216174801

体の状態を早めに整理し、

今の年齢・生活状況に合った体調管理の方法を検討することは、

ご本人だけでなく、介護されるご家族にとっても大切な視点です。

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受診と検査について

なお、脚のむくみや皮膚の色の変化がある場合には、

症状や経過に応じて、医療機関で定期的に状態を確認することが重要とされています。

 漢方的な体調管理を考える場合も、これまでの検査結果や診察内容を考慮して検討していくことが大切です。

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新潟で高齢者の脚のむくみにお悩みの方へ

高齢者の脚のむくみは、原因が一つとは限りません。

体の状態や生活環境を丁寧に振り返りながら、今後の対応を考えていくことが重要です。

新潟で、

◆ご本人の脚のむくみや痛み

◆介護をする側の負担

についてお悩みの方は、情報を整理する一つの参考として、本記事を役立てていただければと思います。

【新潟のむくみ治療に漢方】

※記事下部に、当院ホームページ(トップページ)へのリンクを掲載しています。

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水戸部クリニック
新潟県新潟市南区上下諏訪木731-1
(内科・消化器科・漢方内科/漢方相談 )

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2025年10月27日 (月)

年齢とともに感じる息切れを、東洋医学で整える ―**

「山登りが趣味で、思い立つと翌日には登っています。

これまでは何ともなく頂上まで登れていたのですが、夏頃から二合目あたりで息苦しくなり、しゃがみこみたくなります。Ky13_04_20251024163901

 普段の生活では元気で異常もなく、検査もすべて問題なし。けれど、山に登ると息苦しくなります。

 歳のせいでしょうか・・・。」

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 山登りなどの運動を楽しんでいて、「以前より息が上がりやすくなった」と感じることはありませんか。

検査では異常がなくても、年齢とともに体のエネルギーである「気」が不足しやすくなり、体力や回復力に変化があらわれることがあります。

 今回もささっと理解したい方、詳しく知りたい方用に掲載します。

✨【簡単に理解したい方へ】

― 山登りで感じる息切れ、東洋医学の視点から ―

 東洋医学では、検査数値には現れないような体のバランスの乱れや機能の低下を「未病(みびょう)」と考えます。息切れは、体を動かすエネルギー「気(き)」の不足や、呼吸をつかさどる「肺(はい)」、生命力のもとになる「腎(じん)」の衰えと関係していることがあります。

 普段の生活では問題がなくても、山登りのように体を使う場面では、隠れていたエネルギー不足が表に出やすくなります。

 また、「夏頃から」という点も見逃せません。夏は汗とともに「気」も消耗する季節。夏の疲れが残ったまま秋を迎えると、体力の余裕がなくなりやすくなります。

 漢方では、息切れの原因を「呼吸の問題」としてだけでなく、「なぜ息切れが起こるのか」という体全体のバランスから考えます。エネルギーが足りない方には「気」を補う働きのある生薬を、体の基礎となる「腎」の力が弱っている方には、それを養うような生薬を選びます。

 検査で異常がなくても、体が発するサインには意味があります。無理をせず、体の声に耳を傾けながら、東洋医学の知恵を活かして大好きな山登りを続けていきたいですね。

【健康寿命のための漢方】
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✨【詳しく知りたい方へ】

― 山登りで息切れを感じるとき ―

■ 東洋医学で考える「息切れ」

 東洋医学では、体を動かすエネルギー源である「気(き)」の不足や、呼吸機能をつかさどる「肺(はい)」の働きの低下、さらに生命エネルギーの根本とされる「腎(じん)」の衰えが、息切れや息苦しさに関係していると考えます。

 日常生活では問題がなくても、山登りのように体に負荷がかかると、より多くの「気」を必要とするため、隠れていたエネルギー不足が表面化します。

■ 年齢と季節の影響

 以前は平気だったことがつらくなる背景には、年齢による体力や「気」の変化が関係していることもあります。

 東洋医学では、加齢とともに「腎」の働き(=生命力や成長・老化に関わる機能)が少しずつ衰え、それに伴い「気」を生み出す力も弱まりやすいとされています。

 また、「夏頃から」という点にも注目が必要です。夏は汗とともに「気」も消耗する季節。夏の疲れが体に残ったまま秋を迎えると、体のエネルギーが十分に回復せず、息切れとして現れることがあります。Ky13_02-1_20251024164501

■ 漢方でのアプローチ

 漢方では、「息切れ」を単なる呼吸の問題としてではなく、体全体のエネルギーバランスの乱れととらえます。

 「気」が不足している方には、それを補う働きのある生薬を。生命エネルギーの根本である「腎」が弱っている方には、そこを養うような生薬を用いることがあります。

 大切なのは、その方の体力、冷えの有無、胃腸の状態、のどの渇きなど、全身の状態=「証(しょう)」を見極め、その方に合った方法を選ぶことです。

 検査では異常がなくても、体は小さなサインを出しています。

【健康寿命のための漢方】

 水戸部クリニックでは、ひとり一人の症状や体質を考慮して、山登りなど体を動かすことを楽しめることを目指して漢方処方を検討しております。ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。Photo_20251024164601

 お気軽にご相談ください。

 医師の処方による漢方薬は、健康保険適用です。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2025年7月23日 (水)

介護職の方の熱中症対策に漢方

「介護の仕事で入浴介助を担当する日が多く、夏になってからは熱中症のような症状が出ることが増えています。湿気と暑さに弱い体質だと感じていますが、体調管理のために何か漢方でできることはあるでしょうか。」

 このようなご相談が多い季節です。

~ 介護現場で頑張るあなたへ ~**

湿気と暑さに負けない体づくりを、漢方の知恵から

 暑さが厳しい季節、介護の現場では入浴介助をはじめとした体力を使う業務が増え、日々の疲れが積み重なりやすくなります。浴室は高温多湿の環境になりやすく、防水エプロンによる熱のこもりや、長時間の立ち仕事も重なって、「自分の体調がついてこない」と感じることもあるのではないでしょうか。

 実際に、「夏になると立ちくらみやだるさが続く」「汗をかいているのにのどが渇かない」「息切れしやすくなった」といったお悩みをお持ちの方も少なくありません。

東洋医学でみる「湿気と暑さに弱い体」

 漢方の考え方では、夏の不調を「暑さ(暑邪)」と「湿気(湿邪)」による影響と捉えることがあります。これらの外的な刺激が体に入ることで、体のエネルギー(気)や水分(津液)が消耗されたり、体内に余分な湿気がたまったりすることで、だるさ・疲労感・頭の重さ・食欲不振などの症状が現れやすくなるのです。

また、体質的に「湿に弱いタイプ」の方は、特に梅雨から夏場にかけて調子を崩しやすく、同じような環境でも不調を感じやすい傾向があります。

漢方では、体質と生活環境を総合的にとらえます

 漢方では、今ある症状だけでなく、その人の体質や生活環境、季節による変化も含めて全体を見ていくことが特徴です。

・疲れやすい方には、体の「気」を補う考え方

・汗をかきすぎてだるさが抜けない方には、うるおいを補うアプローチ

・むくみや頭の重さを感じる方には、体内の湿をさばく工夫

など、体質や不調のタイプに合わせて漢方薬を使い分けることが検討されます。こうした働きにより、介護の現場で日々頑張る体を内側からサポートする一助となることが期待されます。

【熱中症対策の漢方】

無理をしすぎないことも、立派な「養生」です

 日頃の生活の中で、こまめな水分補給、十分な睡眠、涼しい環境での休憩など、ご自身の体をいたわる時間を意識してつくることもとても大切です。夏場は特に、冷たい飲み物やエアコンの使いすぎで胃腸の働きが弱まりやすいため、体調管理に工夫が必要な季節でもあります。

 水戸部クリニックでは、ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。お気軽にご相談ください。

おわりに

 介護というお仕事は、人を支える力強さと繊細さが求められる尊い仕事です。

 だからこそ、まずは「自分の体を大切にすること」が、日々を元気に働くための第一歩ではないでしょうか。

 漢方の知恵が、夏の不調に立ち向かうヒントになれば幸いです。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2025年5月23日 (金)

認知症の方の夜中に叫ぶ症状に漢方⁉

 「おばあちゃんが、夜中に騒いで困っています。

 昼夜逆転していて、おとーさん、おとーさんって大声で叫んだり、家の中を歩き回ったり、暴れたりします。Ky61_15_20250521121601

 家族全員が寝不足になって困っています。」

 このようなご相談を受けることが増えています。

家族も眠れない「夜の騒ぎ」、それには理由があります

 ご高齢のご家族が、昼夜逆転や不安から夜間に騒いでしまう──

そうした状況に、どう対応してよいかわからず悩んでおられるご家族は少なくありません。Ky62_181

 夜中に大声を出したり、徘徊したり…。

 ご本人だけでなく、ご家族の心身の疲労も深刻です。

 こうした症状には認知症などが関わっていることも多く、

精神安定剤や睡眠薬を使うことで日中に眠ってしまい、

かえって昼夜逆転が悪化してしまうというケースもよくあります。

東洋医学では心と体全体のバランスの乱れに注目します

 東洋医学では、夜に落ち着かず騒いでしまう状態を、

身体と心のバランスの乱れとしてとらえます。

 不安や混乱、夢の多さ、夜中の叫びなどは「心」の不調と関連づけられることがあります。

また、加齢とともに気力や体力の衰えなどにより、

記憶力の低下や昼夜逆転の症状を起こす原因の一つとなっていると考えられます。

このような背景が重なることで、夜間の異常行動が現れると考えられます。

体力の消耗、季節の影響、日中の過ごし方も関係します

 高齢になると、日々の生活環境や季節の変化の影響を受けやすくなります。

 たとえば、日中の活動量が少なかったり、運動不足だったりすると、

夜に自然と眠くなるリズムが崩れてしまい、

夜中に目がさめて落ち着かなくなることもあります。

 また、寒暖差や食事内容の変化、生活環境のちょっとしたストレスも、

睡眠の質や心身のバランスに影響を与えます。

健康保険適用の漢方薬で、ご本人にもご家族にも負担の少ない選択肢をPhoto_20250521122401

 夜間の叫びや徘徊などの行動は、ご本人が望んでしているわけではありません。

 むしろ、ご本人自身も不安や混乱の中にある場合が多いものです。

 漢方診療では、その方の体質や現在の状態を伺って、

心と体のバランスを整える処方を検討します。

すぐに大きな変化が見られるとは限りませんが、

「少し静かに眠れるようになった」

「ご家族が短時間でも休めるようになった」

といった小さな変化がみられるように処方を検討しております。

 医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になります。

ご相談はお気軽に

 水戸部クリニックでは、ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。お気軽にご相談ください。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2025年5月 5日 (月)

冷えて冷えてつらい方に漢方

「心臓の薬を飲んでいます。

 このような薬を飲んでいます。

 この薬を飲むようになってからだと思いますが、体の冷えを感じるようになりました。

 夏でも冷えて冷たくて、水の中に手を入れると氷のように冷たくなって、温かさが戻ってきません。A307_121-2_20250505013601

心臓の方は安定しているので、このお薬でよいと言われていますが、冷えて冷えて異常な状態です。

少しでも体が温まるようにならないでしょうか。」

 このようなご相談をいただくことがあります。

 心臓のお薬は命を守るために欠かせない大切な治療ですので、主治医の先生にご相談してください。

その一方で、「冷え」を強く感じるようになったという方のご相談をいただくことがあります。

東洋医学では「冷え」も大切なからだのサイン

 東洋医学では、「冷え」は単なる不快感ではなく、体の巡りやエネルギーの乱れの現れと考えます。

 今回のように、手足が冷たく、温めてもなかなか戻らない冷えは、体を温める力(陽気)が弱くなっていたり、血の巡りが滞っている状態と捉えます。また、心臓の薬の中には、血管を広げたり、心拍をゆるやかにしたりするものもあり、その影響で末端の血流がやや不足し、「冷え」として感じられることもあります。

 冷えの症状がつらいとき、水戸部クリニックでは東洋医学の視点も取り入れながら、体全体のバランスの乱れを考慮して漢方薬の処方を検討しております。

・手足の冷えがひどい

・温めても戻らない

・胃腸が冷えやすい

・疲れやすく体力が落ちてきた

などの症状や体質を考慮して対応を検討します。

 水戸部クリニックでは、西洋医学と東洋医学の両面から現在の症状や体質を考慮して、処方を検討しています。Photo_20250505014101

 お気軽にご相談ください。

【冷え性に漢方】

 医師の処方による漢方薬は、健康保険適用です。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2025年4月 1日 (火)

両肩と足腰の痛みに漢方

 「去年の冬から両肩が痛くなりました。

 毎朝ラジオ体操をしていたのに、急にできなくなりました。

 様子をみていたら、両手首も腫れてきて、手の指が握りにくくなりました。

 寝起きが大変なんです。両肩に力が入れられないので、

起き上がるのに時間がかかっています。

 湿布と痛み止めを飲んでいますが、ずっと痛いです。

 最近は、足腰も痛くなって、植木の剪定もできなくなっています。Ky31_02_20250331164101

 そろそろしないとダメになってしまうので、

気が気ではないです。」

 神経や関節の痛みで受診される方は多くいらっしゃいます。

 こうした症状に対して、漢方では痛みやしびれ、腫れのある部分の改善を目指し、血流の巡りや体全体のバランスを整えることを考えます。

さらに、痛みの部位や腫れの有無、年齢や体質、生活環境なども考慮しながら処方を検討します。

【痛み・しびれ・むくみに漢方】

 水戸部クリニックでは、じっくりお話を伺い、お一人おひとりの症状に合わせた処方を検討いたします。Photo_20250331164101

気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。

 医師の処方による漢方薬は、健康保険適用です。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

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