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不眠

不眠のタイプに合わせた漢方

2026年7月31日 (金)

冷え・便秘・胃の不調…症状が重なっていませんか?

「お腹や腰まわりが冷えています。便秘があり、お腹が張ると胃の調子まで悪くなります。

中学生の頃から胃が弱く、今でも胃もたれや胃の不調を感じやすいです。

また、常に体に力が入っているような感じがして、整体でも『体がとても硬く、緊張が強いですね』と言われます。

眠りも浅く、朝起きても疲れが残っていることがあります。」

 このように、一つだけではなく、いくつもの症状が重なってお困りの方は少なくありません。

 漢方では、それぞれの症状を別々に考えるのではなく、体全体のバランスや体質を総合的にみながら処方を検討していきます。

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「胃だけ」「便秘だけ」では説明できないことがあります

 漢方診療では、

◆お腹や腰まわりが冷えやすい

◆便秘が続き、お腹が張る

◆胃もたれや食欲低下がある

◆首や肩、背中に力が入りやすい

◆眠りが浅く疲れが取れない

といった症状が同時にみられる方によくお会いします。

 一見すると関係のない症状のように思えますが、漢方ではこれらが一つの体質から生じていることもあると考えます。

例えば、冷えによって胃腸の働きが低下すると、便秘やお腹の張りにつながることがあります。

また、緊張状態が続くことで自律神経のバランスが乱れ、胃の不調や眠りの浅さ、筋肉のこわばりが重なることもあります。

もちろん、すべての方が同じ原因ではありません。

そのため漢方では、

◆冷えが強いのか

◆胃腸の働きが低下しているのか

◆緊張やストレスの影響が大きいのか

◆血流や水分代謝の偏りがあるのか

などを確認しながら、その方に合った処方を検討していきます。

「胃薬を飲んでもすっきりしない」

「便秘だけ治しても調子が戻らない」

「体がいつも緊張して休まらない」

このようなお悩みが続いている方は、体全体の状態を見直すことで改善につながる場合があります。

 複数の症状が重なっている場合こそ、一つひとつを切り離すのではなく、全体のつながりを考えながら診療を進めていくことが大切だと考えています。

【関連ページ】


胃の不調

便秘

冷え


自律神経


不眠

 

 

 水戸部クリニックでは、ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。Photo_20260727171601

 お気軽にご相談ください。

 医師の処方による漢方薬は健康保険が適用されます。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2026年7月13日 (月)

寝つきは良いのに、何度も目が覚める

「寝つきは悪くないのですが、2〜3時間おきに目が覚めます。

夜中に何度も起きるので、朝起きてもすっきりしません。

日中も頭がぼんやりして集中できず、仕事の効率も落ちている気がします。

そういえば最近、職場が変わりました。

自分ではそれほど気にしていないつもりですが、眠りが浅くなってから頭がもやっとする状態が続いています。」

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眠りが浅い・頭がさえない方へ

「布団に入るとすぐ眠れる」

それなのに、

◆夜中に何度も目が覚める

◆早朝に目が覚める

◆熟睡した感じがしない

◆朝から頭が重い

◆日中ぼんやりする

このようなご相談を受けることがあります。

 寝つきだけが睡眠の質ではありません

 不眠というと、

「なかなか眠れない」

という状態をイメージされる方が多いかもしれません。

 しかし実際には、

眠ることはできるけれど、

途中で何度も目が覚める

眠りが浅い

夢が多い

というタイプの方も意外に多いです。

 睡眠時間は確保できていても、脳や体が十分に休息できていないため、

朝から疲労感が残ったり、

日中の集中力が低下したりすることがあります。

環境の変化が影響していることもあります

 今回の患者さんのように、

部署異動

転職

昇進

新しい人間関係

仕事内容の変化

などをきっかけに眠りが浅くなることがあります。

 ご本人は、

「それほどストレスではない」

と感じていても、

脳や自律神経は新しい環境に適応しようと働き続けています。

【自律神経失調症に漢方】

 その結果、

夜になっても緊張状態が十分に解除されず、

眠れているようで眠りが浅い状態になることがあります。

頭がもやっとする原因は睡眠だけではありません

 眠りが浅い方の中には、

◆肩こりが強い

◆首がこる

◆疲れが取れない

◆胃腸の調子が不安定

◆不安や緊張を抱えやすい517178da7a4d4a5ea0b77998be1f6b01

といった傾向がみられることもあります。

 漢方では、

単に「睡眠薬の代わり」を考えるのではなく、

なぜ眠りが浅くなっているのか、

なぜ回復力が落ちているのか、

という体全体の状態を考えていきます。

 漢方では体質や背景も含めて考えます

 同じ中途覚醒でも、

◆疲労がたまっている方

【疲れ・だるさに漢方】

◆緊張しやすい方

◆ストレスの影響を受けやすい方

◆年齢とともに眠りが浅くなった方

◆胃腸が弱い方

では、治療の考え方が異なります。

漢方では、睡眠だけでなく、

体力

気力

自律神経の状態

胃腸機能

生活環境

なども考慮しながら治療を行います。

【不眠症に漢方】

 水戸部クリニックでは、診察により患者さんそれぞれの症状や体質を考慮して、

眠りの質の改善をめざします。

 「寝つきは良いのに何度も目が覚める」

「朝から頭がすっきりしない」

「環境が変わってから眠りが浅くなった」

という方は、お気軽にご相談ください。Photo_20260630112901

 医師の処方による漢方薬は健康保険が適用されます。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2026年7月 2日 (木)

夜中に腕がしびれて目が覚める方へ

「夜中に腕がしびれて目が覚めます。痛みで眠れなくなり、起き上がって座っていると少し楽になってきます。

左腕に出ることが多いのですが、右腕に出ることもあります。ただ、両腕が同時にしびれることはありません。

仕事は運転業務です。

 枕やマットレスを変えてみましたが、あまり変化はありませんでした。8cac89ac2ab14cd58136b36a7d5bc486

 お酒を飲んで寝ると朝まで起きない日もありますが、休みの前の日くらいしか飲めませんし、飲むと翌朝の体調がよくありません。」

夜中に腕がしびれて目が覚める

 夜中に腕のしびれや痛みで目が覚めるというご相談は、意外に多いです。

 整形外科などで検査を受けても、

「年齢の影響でしょう」

「首の変形がありますね」

「しばらく様子をみましょう」

と言われることもあります。

もちろん、首や肩、神経の病気が隠れている場合もありますので、まずは医療機関での診察が大切です。

 一方で、検査では大きな異常が見つからないにもかかわらず、夜間のしびれや痛みが続いている方もいらっしゃいます。

夜になると症状が強くなるのは

 昼間はそれほど気にならなくても、

夜になると腕のしびれや痛みが強くなる方がいます。

特に、

◆長時間の運転

◆デスクワーク

◆肩や首のこり

◆疲労の蓄積

◆睡眠不足

◆ストレス

などが重なると、症状が出やすくなることがあります。

また、

「横になるとしびれる」

「起き上がると少し楽になる」

という方も少なくありません。

漢方では体全体のバランスも考えます

 漢方では、しびれがある場所だけでなく、

◆どの時間帯に起こるか

◆冷えやほてりはあるか

◆肩こりや首こりは強いか

◆疲れやすいか

◆睡眠の状態はどうか

◆胃腸の調子はどうか

なども考慮します。

 疲労が関係している方、

血流の滞りが関係している方、

首や肩の緊張が強い方、

冷えの影響を受けている方など、

背景は一人ひとり異なります。

お酒で楽になることもありますが

今回のように、

「お酒を飲んだ日は朝まで眠れる」

というお話をされる方もいらっしゃいます。

 お酒によって一時的に眠りやすくなったり、痛みや緊張を感じにくくなったりすることはあります。

しかし、睡眠の質が低下したり、翌朝にだるさが残ったりすることもあり、長く続ける方法としてはおすすめできません。

夜間のしびれや痛みでお悩みの方へ

 夜中に何度も目が覚める状態が続くと、

疲労が回復しにくくなり、

日中の集中力や仕事にも影響が出てきます。

 漢方では、しびれそのものだけでなく、症状が起こりやすい体の状態にも目を向けながら治療を行います。

夜間の腕のしびれや痛みでお困りの方は、漢方治療をご検討されることもよいでしょう。

【神経痛・関節痛に漢方】

 水戸部クリニックでは、医師と薬剤師が連携し、スタッフと情報を共有しながら、

漢方の視点も含めたチーム医療で日々の診療に取り組んでいます。

お気軽にご相談ください。4_20260623092001

医師の処方による漢方薬は、

健康保険が適用されます。

以前受診されていた方や、

しばらく調子が良かった方も、

症状の変化を感じられた際は、

お気軽にご相談ください。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2026年6月15日 (月)

人前で声が震える・動悸がする方へ

 人前で話すときに、声がふるえたり、手足が震えたりして、不安になる。

さらに、

「また失敗したらどうしよう」

と夜になって考え込み、動悸が出てしまう。

以前は、何百人もの前で話しても平気だったのに、

一度の失敗をきっかけに、強い緊張を感じるようになった。

このようなご相談は、実は珍しくありません。5262cbb1b5f642a7921a28257c96453c

人前で緊張すること自体は自然な反応ですが、

◆声や手足が震える

◆頭が真っ白になる

◆動悸がする

◆前日から眠れなくなる

◆「また失敗するかも」と考え続けてしまう

という状態が続くと、仕事や日常生活にも影響しやすくなります。

特に、以前は平気だった方ほど、

“一度うまくいかなかった経験” が強く残り、

その後から体が過敏に反応することがあります。

すると、

◆心拍数が上がる

◆呼吸が浅くなる

◆筋肉がこわばる

◆汗や震えが強くなる

などの反応が起こり、

“緊張する”



“震える”



“さらに不安になる”

という悪循環につながることもあります。

また、夜になると昼間のことを思い出し、

動悸や不安感、寝つきの悪さにつながる方もいらっしゃいます。

漢方では、このような状態を、

◆自律神経の乱れ

◆気の巡りの偏り

◆疲労やストレスの蓄積

◆心身の緊張状態

など、体全体のバランスから考えていきます。C3a9b82e185b4c52ab406ff1f9842561

同じ症状でも、

◆顔が熱くなる方

◆汗が多い方

◆お腹が痛くなる方

◆疲れると悪化しやすい方

◆夜に考え込みやすい方

など、反応の出方はさまざまです。

以前はできていたことが急につらくなった時は、

無理を重ねすぎているサインかもしれません。

「気持ちの問題」と抱え込みすぎず、

心身のバランスを整えることを考えてみるのも一つです。

【不安やストレスに漢方】

 水戸部クリニックでは、西洋医学的な治療も考慮して、

医師と薬剤師、スタッフが連携し、

漢方の視点も含めた診療を行っています。4_20260420154901

 お気軽にご相談ください。

 医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になります。

以前受診されていた方や、しばらく調子が良かった方も、

症状の変化を感じられた際はお気軽にご相談ください。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2026年3月28日 (土)

春になると体がだるい…自律神経の乱れが関係することも

「最近、なんとなく体がだるいんです。」

「朝から疲れている感じで、仕事に行っても集中できません。」

春になると、このようなご相談が増えてきます。

 冬から春にかけては、気温の変化が大きく、寒暖差も続きます。さらに、花粉や新生活など環境の変化も重なり、体にとっては意外と負担の多い季節です。

こうした影響で、自律神経のバランスが乱れやすくなることがあります。0303c010472a4944a7d4624b7063a203

自律神経は、体温調節や血流、睡眠、胃腸の働きなど、体のさまざまな機能を調整しています。

そのバランスが崩れると、

◆体が重い

◆疲れやすい

◆朝すっきり起きられない

◆眠りが浅い

◆頭がぼんやりする

といった症状が現れることがあります。

検査では特に異常が見つからないものの、「なんとなく調子が悪い」という状態です。

 漢方では、このような春の体調不良を、体質や体のバランスの変化として捉えていきます。体力の低下やストレス、血流の状態などをみながら、その方に合った治療を考えていきます。

 春のだるさは、無理を続けることでさらに体調を崩してしまうこともあります。

「最近なんとなく体調がすぐれない」と感じる方は、早めに体を整えていくことも大切です。

 自律神経の乱れによる体調不良については、下記のページでも詳しくご紹介しています。

→ 自律神経失調症の漢方治療

 春は、じんましんなど皮膚の症状が出やすくなることもあります。9aceb40711084222a4faa63ef7ff7f13

ストレスとじんましんの記事はこちら

 水戸部クリニックでは、医師と漢方に詳しい薬剤師が連携し、スタッフと情報を共有しながらチームで診療に取り組んでいます。

 お気軽にご相談ください。4_20260311172001

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 以前受診されていた方、しばらく調子が良かった方も、お気軽にご相談ください。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2026年3月15日 (日)

春に増える体調不良 ― 自律神経のバランスの乱れ

 春は、なんとなく体調がすぐれないと感じる方が増える季節です。

この時期は、気温差や環境の変化などの影響で、自律神経のバランスが乱れやすくなることがあります。

「最近、なんとなく調子が悪いです。」

「なかなか眠れなくて、寝ても、何度か目が覚める日が続いています。」

「疲れやすく、気分も落ち込みやすい気がします。」

春になると、このような体調のご相談が増えてきます。

冬から春へと季節が移り変わるこの時期は、気温差が大きく、環境の変化も多い季節です。

進学や就職、転勤など生活のリズムが変わる方も多く、気づかないうちに体に負担がかかることがあります。

こうした変化の影響で、自律神経のバランスが乱れやすくなることがあります。

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春にみられるさまざまな症状

自律神経のバランスが乱れると、体にはさまざまな症状が現れることがあります。

例えば

・疲れやすい

・よく眠れない

・めまい

・頭痛

・動悸

・胃腸の不調

・気分の落ち込み

・イライラ

など、症状の出方は人それぞれです。

病院で検査をしても特に異常が見つからない場合でも、体のバランスが崩れていることで、こうした不調が続くことがあります。

•················· ⭑·················•

漢方では体全体のバランスを整えます

漢方では、このような不調を単に一つの症状として見るのではなく、体全体のバランスの乱れとして考えます。

ストレスや疲労、睡眠の状態、胃腸の働きなども含めて体質を確認しながら、体の調子を整える治療を行います。

春は体調を崩しやすい季節ですが、体質に合った治療によって、少しずつ調子が整ってくることもあります。

「なんとなく体調がすぐれない」という状態が続く場合はご相談ください。Bf90ca5486b0424d894bf5adde65994_20260317082101

自律神経の乱れによる体調不良については、下記のページでも詳しくご紹介しています。

気になる方は、あわせてご覧ください。

→ 自律神経失調症の漢方治療

 水戸部クリニックでは、医師と漢方に詳しい薬剤師が連携し、スタッフと情報を共有しながらチームで診療に取り組んでいます。

体調のお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。Photo_20260311164401

医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用されます。

 西洋医学的な検査や治療と併用しながら、体質に合わせた漢方治療をご提案しています。

 以前受診されていた方や、しばらく調子が良かった方も、

症状の変化を感じられた際はお気軽にご相談ください。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2026年2月19日 (木)

【新潟】冬になると眠りが浅くなる理由

― 自律神経と日照時間から考える、冬の睡眠の質 ―

「夜中に何度も目が覚めます」

「寝付くまでに時間がかかるようになりました」Bco4b0f79f409534ecaac07f4766d874ebf

「朝早く目が覚めて、そのまま眠れません」

冬になると、こうした睡眠に関する相談が増えてきます。

 特に中高年の方では、

「年齢のせいだから仕方ない」

「寒い時期はこんなもの」

と受け止めてしまい、治療の対象とは考えていない方も少なくありません。

 

冬は、自律神経が乱れやすい季節です

睡眠には、自律神経の切り替えが深く関わっています。

◆日中:活動の神経(交感神経)

◆夜間:休息の神経(副交感神経)

この切り替えがうまくいくことで、自然な眠りが保たれます。

ところが冬は、

◆寒さによる体の緊張

◆暖房と外気の温度差

◆体を動かす機会の減少

などが重なり、交感神経が優位な状態が続きやすくなります

その結果、

◆寝付けない

◆眠りが浅い

◆途中で目が覚める

といった症状が現れやすくなります。

 

新潟の冬と、日照時間の影響

新潟の冬は、

◆曇りや雪の日が多い

◆日照時間が短い

という特徴があります。

日光を浴びることで分泌されるセロトニンは、

◇気分の安定

◇自律神経の調整

◇夜の睡眠を促すホルモン(メラトニン)の材料

として重要な役割を担っています。

日照時間が短い状態が続くと、

セロトニンの働きが弱まり、

◆気分が沈みやすい

◆眠りのリズムが乱れやすい

といった変化が起こることがあります。

🌙冬の睡眠トラブルについて、もう少し詳しく知りたい方は、

こちらも参考にしてみてください。

▶︎ 【睡眠・不眠と漢方のお話】

 

これまでの対策で、うまくいかないと感じている方へ

これまでに、

睡眠のために何らかの対策や漢方薬を試された方の中には、

「思ったほど改善を感じられなかった」

「以前はよかったが、最近は合わなくなった」

と感じている方もいらっしゃいます。

 漢方薬は、その時々の体の状態や季節、生活環境によって、

合う・合わないが変わることがあります。

 冬の不眠では、以前と同じ方法ではうまくいかないことも少なくありません。Bco619da4f444a641439ea8813c9bbacb58

 体調の変化に合わせて、

今の状態をあらためて見直すことが、

改善のきっかけになる場合もあります。

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睡眠を「体全体のリズム」として考える

漢方では、不眠を

「睡眠だけの問題」

として切り取るのではなく、

◆自律神経の状態

◆体の冷え

◆疲労の蓄積

◆気分の変化

などを含めて、体全体のリズムとして捉えます。

原因が一つに絞れない不眠ほど、

体質に合わせた調整が大切になります。

 

「冬だから仕方ない」と我慢せずに

冬の不眠は、

 気づかないうちに長引き、春まで影響することもあります。

「年齢のせい」

「季節のせい」

と片付けてしまう前に、

体からのサインとして受け止めてみることで、

改善の糸口が見つかることも少なくありません。

🌙睡眠のお悩みについては、こちらのページでもご案内しています。

▶︎【不眠症に漢方】

 新潟で、冬の不眠や体調の変化についてお悩みの方は、

お気軽にご相談ください。Bcofaf3b90e506642b68d841f912e0a28fd

医師と漢方に詳しい薬剤師が連携し、

スタッフも情報を共有しながら、

チームとして診療に取り組んでいます。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2026年2月 3日 (火)

【新潟】寒いのに顔がほてる…それは「冷えのぼせ」かもしれません

― 冬にあらわれる体のバランスの乱れ ―

「ここ最近まで調子はよかったのですが、Unnamed_20260121174901

 寒くなってから、顔がほてるようになりました。

 更年期のホットフラッシュでしょうか。

それなのに、つま先はとても冷たいのです。」

 冬の診察室で、このようなお話を伺うことが増えています。

 いわゆる「冷えのぼせ」と呼ばれる状態です。

【冷え、冷えのぼせに漢方】

 

冬なのに「ほてり」を感じる理由

 寒い季節は、体が熱を逃がさないように血管を収縮させます。

その結果、

◆顔や上半身に熱がこもる

◆足先やお腹は冷えやすい

◆体温調節がうまくいかない

といったアンバランスな状態が起こりやすくなります。

 この状態は、更年期の方に限らず、

◇疲れがたまっている

◇睡眠が浅い

◇冷えを我慢している、温めても温まらない

といった背景がある方にも見られます。

「冷え」と「ほてり」が同時にあるとき

 顔のほてりがあると、「体は温まっている」と思われがちですが、

実際には内側が冷えているケースも少なくありません。F6a5c661656949b7abc328da660dca66

◆足先が冷たい

◆お腹を触ると冷えている

◆寝付きが悪く、眠りが浅い

 こうした症状が重なる場合、

体の巡りや自律神経の調整が追いついていない可能性があります。

【冷え・冷えのぼせに漢方】

 

漢方ではどう考えるかPhoto_20260123162101

 漢方では、

「ほてり」だけを見るのではなく、

冷え・睡眠・胃腸の調子・気分の変化などを合わせて考えます。

同じ“顔のほてり”でも、

◆冷えが強い方

◆疲れやすい方

◆不安感やイライラを伴う方

など、体の状態は異なります。

 そのため、体全体のバランスを整える視点が大切になります。

 

冬の不調は「季節の影響」も大きいもの

 新潟の冬は、寒さだけでなく、

日照時間の短さや気圧の変動も重なります。

「年齢のせいかな」

「更年期だから仕方ないのかな」

と一人で抱え込まず、

季節による体調変化の一つとして捉えてみてもよいと思います。

さいごに

◇冬になってから体調が変わった

◇顔はほてるのに、足先は冷える

◇眠りが浅くなった気がする

【不眠に漢方】

 このような変化が気になる場合は、

体質や生活リズムも含めて、一度ご相談ください。

 水戸部クリニックでは、漢方に詳しい薬剤師も在籍し、お一人おひとりのお話を丁寧に伺っています。Photo_20260123155801

 医師の処方による漢方薬は、健康保険適用です。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2025年10月31日 (金)

後鼻漏の不快感に ― 体の内側から整える東洋医学の視点 ―**

   「後鼻漏がのどの奥に引っかかっている感じです。

 鼻をかんで出したいけど出ない、咳払いをしたくなります。Ky18_01-3_20251028164701

 耳鼻科では特に異常がないと言われました。

 気になって、仕事に集中できないです。」

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「後鼻漏(こうびろう)」とは、鼻の奥からのどの方へ粘液が流れてくる状態のことです。風邪のあとやアレルギー、鼻炎などがきっかけで起こることもありますが、耳鼻科で検査をしても異常が見つからないケースも少なくありません。

 のどの奥に常に何かが引っかかっているような感じが続き、鼻をかんでもスッキリせず、咳払いを繰り返してしまう方も多いです。症状が長引くと、話すときや仕事中に気になって集中できないという声もあります。

 今回も【簡単に理解したい方用】と【詳しく知りたい方用】で掲載します。

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東洋医学の考え方

✨【簡単に理解したい方へ】

 東洋医学では、このような後鼻漏のような「ねばりつく痰」や「のどの違和感」は、単に鼻やのどだけの問題とはとらえません。Ky18_12_20251028163801

 体の中の「水(すい)」のめぐりが滞っていたり、胃や肺の働きが弱っていると、余分な水分がたまり、痰や粘液として現れると考えます。

 また、ストレスや疲れによって気の流れが滞ると、のどに違和感や詰まりを感じることもあります。実際に「のどのつまり」や「何かが引っかかる感覚」は、心身の緊張が影響していることも少なくありません。

漢方治療では、鼻やのどの粘りを取り除くだけでなく、体全体の「水」と「気」のバランスを整えることで、自然な状態へ整えることをめざします。

『後鼻漏に漢方』

✨【詳しく知りたい方へ】

 後鼻漏の背景には、いくつかのタイプが考えられます。Photo_20251028164101

1.水分代謝の滞りタイプ

 体内の水のめぐりが悪く、鼻の奥に粘りのある分泌物がたまりやすいタイプ。雨の日や湿気の多い日に悪化しやすい傾向があります。

2.熱を帯びたタイプ

 鼻やのどに熱がこもり、黄色くねばつく痰が出やすいタイプ。辛いものやお酒をよく摂る方にみられます。

3.気の滞りタイプ

 ストレスや緊張が続き、のどに「つかえ感」や「詰まり」を感じやすいタイプ。息苦しさを伴うこともあります。

4.虚弱タイプ

 慢性的に疲れやすく、体の抵抗力が弱いために症状が長引くタイプ。風邪をひきやすい方にもみられます。

 東洋医学では、このように体質や症状の出方を見きわめて治療を検討します。

 後鼻漏に限らず、「のどの違和感」や「痰が切れない」などの訴えは、からだ全体のバランスを整えることで改善を目指していきます。

『後鼻漏に漢方』

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2025年10月29日 (水)

大切な存在を失った心に寄り添う ―漢方治療

 「15歳の猫が亡くなりました。具合が悪くなって、ずっと介護をしていましたが、亡くなりました。

 いつかはこんな日がくるとはわかっていましたが、気持ちが不安定になってしまい、家事もままらなくなっています。A307_069_20251027103001

 たかだかペットでと言う人もいますが、15年ずっと一緒に過ごしてきたので、つらいです。」

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― 東洋医学からみる「悲しみ」と体の関係 ―

大切な存在を失ったとき、心が不安定になるのは自然なことです。

 漢方では、乱れた心と体のバランスを整え、穏やかに回復を支える考え方があります。

 悲しみを癒し、少しずつ前を向けるよう、自然の力で心をいたわることを大切にしています。

 今回もさらっと理解したい方、詳しく知りたい方用に掲載します。

✨【簡単に理解したい方へ】

 東洋医学では、悲しみや喪失感は「気(き)」の流れを滞らせたり、消耗させたりすると考えます。

 気の流れが滞ると気分が落ち込みやすくなり、気が不足すると気力が湧かず、体も重く感じやすくなります。長く続いた介護や心労で「血(けつ)」が不足すると、不安感や落ち着かない気持ちが強まることもあります。

 漢方では、このように乱れた心と体のバランスを整え、穏やかに回復を支える考え方があります。

 悲しみを癒し、少しずつ前を向けるよう、自然の力で心をいたわることを大切にしています。

【気分の落ち込み、イライラ、ストレスに漢方】

✨【詳しく知りたい方へ】

 深い悲しみと「心(しん)」の不調 ―Photo_20251027103501

 注いできた愛情が深いほど、その喪失感もまた大きなものとなります。

 東洋医学では、「心(しん)」は精神や感情を司る大切な臓とされ、「心」と「身体」は一体のものとして考えられています。

 深い悲しみや喪失感といった強い感情は、体内の「気(き)」の流れに大きな影響を与えます。

「気」は心身の働きを支えるエネルギーですが、悲しみが深くなると、この気の流れが滞ったり、消耗してしまうことがあります。気の流れが滞ると、胸がふさがるような感覚や気分の落ち込みが生じやすくなります。

 また、気が消耗すると、気力や活力が湧かず、何をするにも億劫になりやすくなります。

 さらに、長い介護生活での疲労や心労は、「気」や「血(けつ)」を消耗させていた可能性があります。

「血」は心の安定を支える大切な要素であり、不足すると不安感や落ち着かない気持ちが強まることもあります。

 東洋医学では、このように心と身体のバランスが乱れた状態を全体として整えることを重視します。

滞ってしまった「気」の流れをスムーズにし、消耗した「気」や「血」を補うことで、心が少しずつ穏やかさを取り戻していきます。

 深く傷ついた「心」に寄り添い、ご自身の中にある回復力を支えるような、自然の恵みを活かした漢方薬を検討しております。

 焦らず、ゆっくりと、心が回復していく時間を大切に過ごしていただければと思います。

 水戸部クリニックでは、ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。Nurse_nocap_20251027103601

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