夏になるとかゆくなるのはなぜ? 汗が原因の皮膚トラブル
「しばらく調子が良かったので、漢方薬も中止していました。
ところが、暑くなってきた頃から少しかゆみが増えてきて、
また相談させてください。」
夏になるとかゆみが悪化することがあります
「冬は乾燥するからかゆくなる」
というイメージを持っている方は多いと思います。
しかし実際には、夏になるとかゆみや湿疹が悪化する方も少なくありません。
特に、
◆アトピー性皮膚炎
◆乾燥肌
◆汗でかぶれやすい方
◆皮膚が敏感な方
では、暑くなってから症状が悪化することがあります。
汗をかいている自覚がなくても発汗量は増えています
患者さんのお話をうかがうと、
「そんなに汗はかいていません」
と言われることがあります。
しかし、夏は気温や湿度が高くなるため、自覚がなくても皮膚からの発汗量は増えています。
農作業や屋外作業だけでなく、
通勤
買い物
家事
入浴後
睡眠中
などでも汗は出ています。
汗そのものが刺激になっている場合も考えられます
汗は本来、体温を調節する大切な働きをしています。
しかし皮膚の状態によっては、
汗に含まれる塩分
汗が乾いた後に残る成分
衣類との摩擦
などが刺激となり、
かゆみを起こすことがあります。
特に首や胸元、ひじの内側、ひざの裏などは汗がたまりやすく、症状が悪化しやすい部位です。
気づかないうちに皮膚のうるおいも失われています
夏は湿度が高いため、
「乾燥とは無関係」
と思われがちです。
しかし実際には、
汗をかく
↓
汗が蒸発する
↓
皮膚の水分も一緒に失われる
ということが繰り返されています。
また、汗を流すために何度もシャワーを浴びたり、石けんで洗ったりすることで、皮膚を守るうるおい成分まで失われることがあります。
その結果、
皮膚のバリア機能が弱くなり、
かゆみ
赤み
湿疹
を起こしやすくなることがあります。
漢方では皮膚だけでなく体質も考えます
同じ「汗で悪化するかゆみ」でも、
◆汗をかきやすい方
◆皮膚が乾燥しやすい方
◆赤みや熱感が強い方
◆疲れると悪化する方
◆胃腸が弱い方
では、体の状態が異なります。
漢方では、皮膚の状態だけでなく、
体質
発汗の傾向
胃腸機能
睡眠
疲労
なども含めて考えながら治療を行います。
ご相談はお気軽に
毎年夏になるとかゆみが悪化する方、
汗をかくとかゆくなる方、
なかなか治りきらない湿疹でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
水戸部クリニックでは、ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。
医師の処方による漢方薬は健康保険が適用されます。







































