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更年期症状をホルモンバランスを整えて改善・男性更年期にも

2026年8月 8日 (土)

更年期の陰部の炎症、かゆみ

 「外陰部白斑で、かゆみがあります。排尿後にこすれると皮膚が切れてしまい、出血することもあります。

塗り薬を続けていますが、あまり改善している実感がなく、とてもつらいです。」F9f554d5037f4aac85e5242675007c41

~*~*~*~

 外陰部白斑(外陰ジストロフィー・硬化性苔癬などを含む)の方から、

「かゆみが治まらない」

「皮膚が薄くなって切れやすい」

「排尿や下着との摩擦で痛む」

といったご相談をいただくことがあります。

 症状が長く続くと、日常生活でも常に患部が気になり、精神的にも大きな負担になってしまいます。

外陰部は摩擦の影響を受けやすい場所です

 外陰部は歩く・座る・排尿するなど、日常生活の中でも刺激を受けやすい部位です。

 皮膚が弱くなっていると、

・排尿後に拭くたびに痛む

・下着が擦れるだけでもヒリヒリする

・皮膚が切れて少量の出血を繰り返す

といった状態になることがあります。

症状が落ち着いたと思っても、少しの刺激で再び悪化してしまうことも少なくありません。

漢方では体全体の状態も考えて治療を行います

 外陰部の症状は局所だけの問題ではなく、体質や体全体のバランスが関係していることもあります。

 例えば、

◆皮膚や粘膜が乾燥しやすい

◆血流が低下して傷が治りにくい

◆炎症を繰り返しやすい

◆疲労やストレスで症状が悪化しやすい

など、一人ひとり背景は異なります。

 漢方では、かゆみだけを抑えるのではなく、体質や症状の経過も確認しながら、その方に合った治療を検討していきます。

なかなか改善しない方もご相談ください

 外陰部の症状はデリケートなため、一人で悩み続けてしまう方がいらっしゃるようです。

 塗り薬だけでは十分な改善が感じられない方や、かゆみや皮膚の傷を繰り返してお困りの方のご相談も多いです。

 水戸部クリニックでは、ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。

 また、漢方に詳しい女性の薬剤師もおりますので、お気軽にご相談ください。Photo_20260807120301

【陰部湿疹に漢方】

**関連ページ**

更年期以降の女性の多い傾向があります。

【更年期に漢方】

漢方治療について、各症状別にご紹介しております。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2026年7月21日 (火)

更年期でバケツをひっくり返したような汗

更年期に入ってから、

突然、バケツをひっくり返したように汗が出ることがあります。

特に背中がカーッと熱くなり、

急に暑くなったような感覚になります。

日中だけでなく夜間にも起こることがあり、

気になっています。」B321bb73ca144827b08a3537526dbbb3

 このような方のご相談は多いです。

~*~*~*~ 

突然の大量の汗…更年期のホットフラッシュ

「突然、汗が噴き出す」

「背中や首がカーッと熱くなる」

このような症状でご相談を受けることがあります。

更年期には、

◆急に顔や上半身が熱くなる

◆大量の汗が出る

◆夜中に汗をかいて目が覚める

といった症状がみられることがあります。

また、

◆疲れやすい

◆眠りが浅い

◆イライラしやすい

◆気分が落ち込む

などを伴う方も少なくありません。

 漢方では、汗やほてりだけでなく、

冷えの有無や疲労の状態、睡眠の様子なども考慮した治療となります。

【更年期に漢方】

 水戸部クリニックでは、ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。

 お気軽にご相談ください。Photo_20260721164901

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2026年7月16日 (木)

更年期の眠気とだるさ

「更年期のせいだと思います。

 昼間の眠気やだるさが強く、仕事中も疲れやすくなりました。

 仕事を終えて帰宅すると、家事をするのがとても大変です。

 少し横になって休まないと、キッチンに立つ気力が出ません。

 以前よりやる気も出にくくなり、このままで大丈夫なのかと心配になっています。」

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「更年期」というと、

◆ほてり

◆のぼせ

◆発汗

などを思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし実際の診療では、

「とにかくだるい」

「昼間に眠くて仕方がない」

「仕事から帰ると何もできない」

「家事をする気力が出ない」

といったご相談も少なくありません。

 特に40代後半から50代にかけては、女性ホルモンの変化に加えて、自律神経の働きが乱れやすくなります。

 そのため、

◆疲れが取れない

◆朝から体が重い

◆眠っても回復した感じがしない

◆集中力が続かない

◆気分が落ち込みやすい

といった症状がみられることがあります。

 また、更年期世代は仕事や家庭での役割も多く、

「親の介護」

「子どもの進学や独立」

「職場での責任の増加」

など、さまざまなストレスを抱えている時期でもあります。

 そのため、単純な疲労だけではなく、自律神経や心身のバランスの乱れが背景にあることも少なくありません。漢方では、

◆疲れやすい

◆冷えがある

◆眠りが浅い

◆胃腸が弱い

◆気力が続かない

◆むくみやすい

など、一人ひとり異なる体質や症状を考慮して治療を行います。

 同じ「更年期のだるさ」でも、

体力の低下が目立つ方と、

ストレスの影響が強い方では、

選択する漢方薬の考え方が異なります。

【更年期に漢方】

 水戸部クリニックでは、ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。

 お気軽にご相談ください。 

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 医師の処方による漢方薬は健康保険が適用されます。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2026年4月12日 (日)

夜中に汗で目が覚めるー更年期の不調が続く方へ

「更年期のホットフラッシュがひどくて困っています。

昼間もありますが、特に夜中がつらいです。

 背中が急に熱くなって目が覚めてしまいます。

扇風機を置いて、体のほてりが冷めたらまた寝て、

しばらくするとまた熱くなって目が覚める、ということを繰り返しています。A73b0344058f473185f32c3d6d41f1b_20260421114701

 漢方薬もいろいろ試してみましたが、

自分に合っているのかどうかもよくわからなくて……。」

 このようなご相談は多く寄せられています。

 更年期のホットフラッシュは、

顔のほてりや発汗のイメージが強いですが、

 実際には、背中だけが熱くなる

夜中に何度も目が覚める

といった形であらわれる方も少なくありません。

 特に、夜間のほてりは

眠りを浅くし、疲れを蓄積させ、

日中のだるさや気分の落ち込みにもつながっていきます。

このような症状は、単なる「暑がり」ではなく、

体の中で熱の調整や巡りのバランスが乱れている状態と考えられます。

東洋医学では、体には

「体を温める力」

「体を冷やし、潤す力」があり、

このバランスによって体温や睡眠の状態が保たれています。

 更年期には、ホルモンの変化や疲労、ストレスなどの影響により、

このバランスが崩れやすくなります。

とくに

◆夜にほてりが強くなる

◆上半身や背中が熱い78143475323c49729ece6bcd9081836_20260407

◆手足は冷える

◆眠りが浅い

◆疲れやすい

といった場合には、

体の内側に熱がこもりやすく、

同時に体を潤す力や落ち着かせる力が不足している状態

が背景にあることもあります。

そのため、

単純に冷やすだけでは一時的に楽になっても、

また繰り返してしまうことが少なくありません。

 また、ホットフラッシュと一言でいっても

◆汗が多い方

◆ほてりが中心の方

◆イライラや不安感が強い方4449edcd09b04347b596a027a630f3a4-1

◆眠りが浅く、夜中に目が覚める方

◆疲れやすく、体力の低下を感じている方

など、現れ方や背景はさまざまです。

 漢方では、

ほてりという症状だけを見るのではなく

◆体力の状態

◆冷えや乾燥の有無

◆睡眠の質

◆ストレスや生活環境

◆年齢や体質の変化

などを含めて体全体のバランスをとらえ、

その方の状態に合わせて整え方を考えていきます。

「漢方を試してみたけれど、よく分からなかった」

という方でも、

体の状態をあらためて整理してみることで、

整え方の方向性が見えてくることもあります。

夜中に何度も目が覚めるような状態は、

体からの大切なサインでもあります。

無理に我慢を続けるのではなく、

体の変化を一つのきっかけとして、

現在の状態を見直してみることも大切です。

【更年期症状に漢方】

水戸部クリニックでは、

西洋医学的な視点も大切にしながら、

漢方の視点も含めて体全体の状態も考慮して、

診療を行っています。

 医師と薬剤師、スタッフが情報を共有し、

チームで診療に取り組んでおります。4_20260421115701

医師の診察のもとで処方する漢方薬は、

健康保険が適用になります。

更年期の症状は、周囲には伝わりにくく、

一人で抱え込む方も多いようです。

気になる症状が続いている方は、

お気軽にご相談ください。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2025年12月 8日 (月)

毎日が“生理前”のように不調に、体質から見直す漢方のアプローチー**

「生理前の不調が毎日続いています。

今までは、生理1週間前から生理が終わるくらいまでで治っていましたが、今は同じような症状がずっと続いたまま次の生理になっています。
汗をかいたりして、だるさが続いています。」Unnamed_20251207140401

 生理前のつらさが、最近は“毎日”のように続く・・・。

 こうした状態は、東洋医学では 心身のバランスが大きく揺れたサイン としてとらえます。

 今回も、さらっと簡単に理解したい方と、少し詳しく知りたい方用の2部構成で掲載します。

【簡単に理解したい方へ】 

 本来、生理前の1週間だけ起こるはずのだるさや不調が、ほぼ途切れず続くという場合、

・自律神経の乱れ

・ホルモンの変動への耐性の低下

・体力の落ち込み(エネルギー不足)

・汗が出やすい体質・のぼせやすい体質

などが重なっていることが多いです。

 特に、汗をかいてだるさが続く場合は、

「汗をかくほど体の中のエネルギーが減りやすい」状態になり、

疲れやすさが増して、さらに不調の波が長引くことがあります。

 漢方では、

・体のエネルギーを補うこと

・ホルモンの変動に対応できる体に整えること

・余分な熱やのぼせを調整し、汗のバランスを整えること
を大切にします。

 毎日続くつらさが少しずつ軽くなり、
生理前の不調も整えていくことを目指します。

【生理の不調・PMSに漢方】
 

【詳しく知りたい方へ】Photo_20251207140501

 東洋医学では、生理周期は 「血(けつ)」「気(き)」「水(すい)」の調和 によって成り立つと考えます。

 生理前は気が停滞しやすく、熱がこもったり、自律神経の揺れが強くなったりするため、
のぼせ・イライラ・だるさ・汗・胃腸の不調など、さまざまな症状が出やすい時期です。

 しかし本来は 生理前1週間〜生理終了まで の周期性を保つもの。そのリズムが崩れて「毎日」続くようになった場合、

 東洋医学的な視点からのとらえ方が重要となります。

●気が不足して、体のゆらぎに弱くなっている

 汗が出やすい、疲れやすい、だるさが慢性的に続く方は、
体のエネルギー(気)が不足して、免疫力や抵抗力が弱くなっている状態。

 汗をかくこと自体で気をさらに消耗するため、

「汗 → だるい → さらに汗が出る」悪循環が起こりやすくなります。

●体の中に熱がこもり、上半身に偏る

 のぼせ、ほてり、汗が多い、落ち着かない

 これは 気が巡らず、熱がこもる気滞(きたい)+熱 の組み合わせで起こりやすく、
生理前の症状が増幅し、周期を超えて続いてしまいます。

●自律神経のバランスの乱れによる心や体のゆらぎが回復しきれない

 ホルモンの波に毎月耐えるには、気血の回復と、十分な休息の積み重ねが必要 です。

 それが不足すると、ゆらぎが「次の周期まで持ち越し」され、結果として 毎日が生理前のように感じる状態 になります。
 
【漢方では一人ひとりの症状や体質を考慮した治療】

 このような症状の方には、体質や症状に合わせて処方を検討します。

◇不足したエネルギー(気)や血の回復をめざす

 だるさ、毎日の疲れの改善

◇血の巡りをよくして、ホルモンの変動への耐性を高める

 イライラ・不安定さ・胸のつかえ感を軽減

◇体の中にこもった熱を下げ、汗のバランスを整える

 のぼせ・ほてり・多汗などの緩和

 これらにより、 毎日続く不調が徐々に軽くなり、生理周期本来のリズムに戻るように導くことを目指します。Unnamed-1_20251207140901

「ずっと生理前のような不調が続いている」

「休んでも改善しない」

という方症状の緩和に漢方薬が効果を発揮しやすい領域です。

【生理の不調・PMSに漢方】

【ご相談はお気軽に】

 水戸部クリニックでは、ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。Icon_medical_woman04_20251207140901

 お気軽にご相談ください。

 医師の処方による漢方薬は、健康保険適用です。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2025年11月18日 (火)

顔は熱いのに足が冷える   冷えのぼせを整える漢方治療ー**

 「顔が熱くなって、赤くなるのが気になります。足は反対に冷たいです。靴下を重ねて履いたりしていますが、冷えます。

特に足首から足の先まで冷たいです。靴の中にカイロを入れたりしています。」Ky29_02_20251114114101

 顔は熱くなるのに、足は冷たい・・・そんな「冷えのぼせ」は、体のバランスが崩れているサインです。

東洋医学では、体のエネルギーや血の流れ(気・血)が上と下でうまく巡っていない状態と考えます。

 今回も簡単に理解したい方と詳しく知りたい方への内容を掲載します。

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✨簡単に理解したい方へ

 顔は熱くなるのに、足は冷たい・・・これは、「冷えのぼせ」という状態です。

 上半身に熱がこもると「のぼせ・ほてり・イライラ」などが起こり、

下半身の巡りが悪くなると「足の冷え・むくみ・倦怠感」が現れます。

特に、更年期やストレスが多いとき、体の潤いが減ったり気の流れが乱れたりして、このバランスの崩れが強くなります。

 漢方治療では、

・上半身の熱を下げる

・下半身を温めて巡りを整える

・体全体の陰陽のバランスを戻す

ことを目的とします。

 冷えのぼせの背景は人によって異なるため、体質を見極めて処方を選ぶことが大切です。

【冷え性に漢方】

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✨詳しく知りたい方へ

東洋医学では「冷えのぼせ」は、上熱下寒(じょうねつかかん)とも呼ばれ、

 体内の「気・血・陰陽」の巡りの乱れとしてとらえます。

以下のようなタイプが代表的です。

① 上熱下寒タイプ(気の上昇)

 ストレスや緊張が続くと、気が上へ昇りすぎて頭部に熱がこもります。

頭や顔のほてり、足の冷え、のどのつかえ、めまいなどを伴います。

② 陰虚火旺タイプ(更年期などに多い)

 加齢や疲労により、体を潤す「陰」が不足し、相対的に「陽(熱)」が上に偏るタイプ。

顔のほてり、寝汗、口の乾き、ほてりのわりに手足が冷えるなどが特徴です。

③ 肝気上逆タイプ(情動の影響)

ストレスや感情の高ぶりで「肝気」が上にのぼるタイプ。

イライラ、動悸、頭痛、顔の紅潮などがみられる方が多いです。

④ 陽虚上浮タイプ(冷え主体)

体の温める力(陽気)が不足して、熱が下半身に届かず上に逃げるタイプ。

足腰の冷え、むくみ、疲労感を伴い、顔のほてりを感じる方もいらっしゃいます。

【冷え性に漢方】

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✨冷えのぼせのタイプ、体質を考慮した漢方

 冷えのぼせは、単に「のぼせを冷ます」「冷えを温める」という単純な発想ではなく、体全体の巡りを整えることが大切です。

 漢方では、一人ひとりの体質を見極め、上と下、陰と陽のバランスを回復させることで、ほてりや冷えの両方を改善をめざします。

✨ご相談はお気軽に 

 水戸部クリニックは、ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。

 お気軽にご相談ください。医師の処方による漢方薬は、健康保険適用です。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2025年10月23日 (木)

月経によるめまい・イライラ・貧血 気と血のバランスを整える漢方 ―**

「急なめまいがして、気持ちが悪くなってしゃがみこんでしまいました。

 生理による貧血でした。ほぼ毎月生理前から生理後まで調子が悪いです。096_20251020160101

 イライラします。」

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生理のたびに、めまいや気持ち悪さ、イライラが起こる――。

「また今月も」と思うと、本当に辛いですよね。

このような症状に悩む方に、漢方治療についてのお話です。

ささっと理解したい方、詳しく知りたい方用に掲載します。

✨【簡単に知りたい方へ】

「毎月のことだから仕方ない」と思いながらも、

めまいやふらつき、イライラがつらいと感じる方は多いものです。

漢方では、こうした月経前後の不調を「体のバランスの乱れ」として捉えます。

 体を養う「血(けつ)」が不足していたり(血虚)、

気持ちやエネルギーの流れである「気(き)」が滞っていたり(気滞)すると、

めまいや気分の不安定、イライラが起こりやすくなります。

血と気は深くつながっており、

どちらかが滞るともう一方も乱れやすくなります。

 そのため、漢方では体全体のバランスを整えることを大切にします。

 毎月のつらさを「当たり前」とせず、

少しずつでも心と体の調子を取り戻すきっかけとして、

 漢方の視点を取り入れてみてはいかがでしょうか。

【生理の不調・PMSに漢方】

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✨【詳しく知りたい方へ】Photo_20251020160801

 生理によるめまいやイライラなどの不調は、

東洋医学では「血」と「気」、そしてそれらを司る「肝(かん)」の働きと深く関係していると考えます。

「肝」は、血を貯蔵し、全身に巡らせる働きを持つ臓腑です。

 また、感情の調整にも関わり、ストレスや緊張、我慢が続くと「肝の気」が滞りやすくなります。

この状態が「気滞(きたい)」で、イライラや怒りっぽさ、胸の張り、喉のつかえ感などが出やすくなります。

一方で、月経によって「血(けつ)」が消耗すると、体を潤し養う力が不足し、「血虚(けっきょ)」の状態になります。

 血虚では、めまい、立ちくらみ、動悸、不眠、不安感、顔色の悪さなどが起こりやすくなります。

 特に、肝の働きが弱まり、十分な血を全身に巡らせられなくなると、脳や心への栄養が行き届かず、ふらつきや情緒不安定が起きやすくなります。

 さらに、月経周期の中で「脾(ひ)」の働きも大切です。

 脾は食べたものから血をつくる源であり、冷えや疲れ、無理なダイエットなどで弱ると、血を補う力が低下します。

その結果、貧血のような状態が長引いたり、月経後の回復が遅れたりします。

 つまり、月経前後の不調には、

「肝の気の滞り」と「血の不足」、そして「脾の弱り」が複雑に関係しているのです。

漢方治療では、これらのバランスを見極め、

不足した血を補いながら、気の流れを整えることを目的とします。

 ストレスや睡眠、食生活など、日常の過ごし方も重要な要素です。

😵「めまい」「イライラ」「だるさ」「貧血傾向」

 それぞれの症状の奥には、体質や環境によって異なる原因が潜んでいます。

 漢方診療では、その背景を一緒にひもとき、

体の内側から整えるためのアプローチを検討しております。

 水戸部クリニックでは、ひとり一人の症状や体質、生活習慣、職場環境などを考慮して、

体全体のバランスの乱れを整える処方を検討しております。

【生理の不調・PMSに漢方】

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✨【ご相談はお気軽に】Icon_medical_woman01_20251020160901

 水戸部クリニックでは、ご相談しやすい環境づくりを

スタッフ一同で心がけております。

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2025年9月30日 (火)

更年期のめまい、立ちくらみを漢方の視点から-**

 「1、2カ月前から、めまいと立ちくらみがします。

 少し動くとクラッとします。

 ホットフラッシュで顔がカッと熱くなります。

 肩や首がこわばって痛みます。Ky54_04-3_20250930021601

 更年期かもしれないと思い、受診しました。」

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その「めまい」や「ほてり」、あきらめないで

このようなお悩みは、更年期世代の女性に多く見られる症状です。

 変化していく体と向き合いながら毎日を頑張っているからこそ、心や体からのサインを見逃さないようにしたいものです。

「年齢のせいだから仕方ない」と一人で抱え込んでいませんか?

 東洋医学では、そのつらい「めまい」や「ほてり」にも、原因があると考えます。

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東洋医学で考える「めまい」と「ほてり」の原因

 東洋医学では、体は「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つがバランスを取りながら巡ることで健康が保たれると考えます。

 更年期は、女性の体を支えてきた「血」や、生命の基盤となる「腎(じん)」の働きが変化しやすい時期です。

 そのため、このバランスが崩れやすくなり、めまいやほてりが起こりやすくなります。

気と血の不足(気血両虚)

 体を動かすエネルギーである「気」や、全身に栄養を運ぶ「血」が不足すると、脳に十分な栄養が届かなくなります。

その結果、フワフワするようなめまいや、立ち上がったときにクラッとする立ちくらみが起こりやすくなります。

上半身への気の突き上げ(気逆)

 ストレスや体の冷えなどによって「気」の巡りが滞り、上半身に突き上げるように流れてしまうことがあります。

これが急に顔がカッと熱くなるホットフラッシュ(のぼせ・ほてり)の一因となります。

この突き上げがめまい感を伴うこともあり、気の巡りが悪いと肩や首のこり・痛みを感じることもあります。

体内の水の滞り(水滞)

体の水分代謝がうまくいかず、余分な「水」が体内に溜まる状態です。

特に耳の周りで水の巡りが悪くなると、グルグルと回るような回転性のめまいや耳鳴りを感じることがあります。

これらの原因は、ひとつだけではなく、いくつかが重なり合っていることが少なくありません。

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あなたに合わせた漢方で、穏やかな毎日をPhoto_20250930091701

 同じ「めまい」という症状でも、その方の体質や原因によって、必要な漢方のアプローチは異なります。

・足りない「気」や「血」をしっかりと補う

・気の巡りをスムーズにして、ほてりを和らげる

・余分な「水」を排出して体の巡りを整える

 このように、お一人おひとりの体からのサインを考慮して、体全体のバランスを整えることを目指すのが漢方治療の特徴です。

【更年期症状に漢方】

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2025年8月20日 (水)

更年期のゆらぎ こころとからだの声をきく漢方**

「更年期かなあと思います。

 経血が多く、生理のサイクルも早いです。

 生理の時には激しい痛みがあり、婦人科を受診しましたが、治療の必要はないとのことでした。

 肌荒れも気になりますし、体重の増加も止まりません。

 腰回りの肉が気になり、むくみも強く、便秘もあります。Ky44_16

 あちこち不調が重なっているように感じますので、ご相談させていただきます。」

~*~*~*~

 そのようなお悩み、とてもよく分かります。

 更年期は女性の体にとって大きな転換期。これまでとは違う様々な不調に戸惑い、お一人で抱え込んでしまう方も少なくありません。

 このような症状を漢方ではどのように考えるのか、少し紐解いてみたいと思います。

~*~*~*~

「血」の巡りと熱の偏り(瘀血・血熱)

・経血量が多い

・生理周期が早いKy26_16_20250819174601

・激しい生理痛

・肌荒れ

 生理に関するお悩みは、漢方では「血(けつ)」の状態を映す鏡と考えます。

 例えば、血の巡りが滞る「瘀血(おけつ)」では、経血の排出がスムーズでなく、痛みにつながりやすくなります。

また、体に余分な熱がこもる
「血熱(けつねつ)」では、出血が多くなったり、周期が早まったりすることも。お肌の状態も、この「血」の巡りと深く関わっている場合があります。

「気」と「水」の滞り(気滞・水滞)

・体重の増加(特に腰回り)Ky45_02_20250819175001

・むくみ

・便秘

・全身の不調感

「なんとなく重だるい」「すっきりしない」といった感覚は、体を動かすエネルギーである「気(き)」や、体内の潤いである「水(すい)」の巡りが滞っているサインかもしれません。

 気の巡りが滞る
「気滞(きたい)」は便秘や不調感につながりやすく、水分代謝が滞る「水滞(すいたい)」はむくみや体重増加に関係することがあります。これらは、更年期のホルモンバランスの変化によって乱れやすい部分です。

【更年期症状に漢方】

~*~*~*~

バランスを優しく整えるという考え方

 漢方で大切にしているのは、症状だけに注目するのではなく、体全体をひとつのつながりとしてとらえ、根本にあるバランスの乱れを整えていくことです。

 検査では異常が見つからないような不調、いわゆる「未病」にも寄り添えるのが特徴といえるでしょう。

お一人おひとりの体質に合わせて、

・滞りがちな「血」の巡りを助ける

・乱れやすい「気」の流れを穏やかに整える

・不足した「血」を補い、余分な「水」の排出を促す

といった働きを組み合わせて、最適な方法を考えていきます。

~*~*~*~

 更年期の変化は、これまで頑張ってきたご自身の体と向き合う大切な時期です。

 患者さんそれぞれが本来持っている力を引き出し、心穏やかな日々を取り戻すためのお手伝いができれば幸いです。Photo_20250819175301 Icon_medical_woman04_20250819175301

 水戸部クリニックでは、ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。

 お気軽にご相談ください。

 医師の処方による漢方薬は、健康保険適用です。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2025年8月18日 (月)

湿疹のない頭皮のかゆみに漢方

― 湿疹がないのに頭皮がかゆい ―

 「頭皮がかゆくて、かゆくてつらいです。ブツブツもなくて、湿疹のようなものは見当たらないのに、ひたすらかゆいんです。

掻きすぎて、その部分の髪が薄くなっています。」Ky412_20250818170601

 このようなお悩みは、季節を問わず寄せられることがあります。シャンプーを変えたり、保湿を工夫したりしてもなかなか改善しない場合、そのかゆみは体の内側の状態と関係しているのかもしれません。

 今回は、目に見える湿疹がないのに起こる頭皮のかゆみについて、漢方の視点から考えてみたいと思います。

~*~*~*~

なぜ、ブツブツがないのにかゆいの?

 皮膚は「内臓の鏡」とも言われ、体の状態が現れやすい場所です。特に頭皮は体のてっぺんにあり、血流が滞りやすく、またストレスの影響を受けやすい繊細な部分です。

 一見原因が分からないかゆみの背景には、「乾燥肌」「ストレス」「更年期」といった要因が関わっていることがあります。

~*~*~*~

1. 乾燥肌と漢方の「血虚(けっきょ)」「陰虚(いんきょ)」

 肌の潤いが不足して乾燥すると、外からのちょっとした刺激でも敏感に反応し、かゆみを感じやすくなります。

漢方では、体を潤し栄養する「血(けつ)」や「陰(いん)」が不足した状態を、それぞれ「血虚」や「陰虚」と呼びます。これらの傾向があると、肌や頭皮が乾燥してかゆみが出やすいと考えられます。

例えば、

・肌全体がカサカサしやすい

・髪のパサつきや抜け毛が気になる

・爪が割れやすい

といったサインがあれば、血虚や陰虚と関連している可能性があります。

【頭皮湿疹・フケ・乾燥に漢方】

2. ストレスと漢方の「気滞(きたい)」

 精神的なストレスは自律神経に影響し、血行不良を招くことがあります。頭皮の血流が滞ると、栄養が十分に届かず、かゆみにつながる場合があります。

 漢方では、ストレスにより「気(き)」の流れが滞る状態を「気滞」と呼びます。気の巡りが悪くなると、心身のさまざまな不調の一つとして頭皮のかゆみが現れることがあります。

・イライラしやすい、気分が落ち込みやすいKy40_08-1_20250818170801

・胸や喉がつまった感じがする

・寝つきが悪い、眠りが浅い

といった症状も気滞と関連することがあります。

【ストレスに漢方】

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3. 更年期と漢方の考え方

 更年期は、女性ホルモンの変化によって自律神経や皮膚の状態に影響が出やすい時期です。頭皮のかゆみも、その一つのあらわれとして感じられることがあります。

 漢方では、加齢に伴って生命活動の基盤である「腎(じん)」の力が弱まる状態を「腎虚(じんきょ)」と考え、これが更年期の不調の背景にあるとされています。さらに、ホルモンバランスの変化は「血虚」や「気滞」とも関わるため、複合的に影響し合うと考えられます。

【更年期症状に漢方】

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漢方の目指すところ

 漢方では、かゆみを一時的に抑えるだけでなく、「なぜかゆみが起きているのか」という背景を重視します。Photo_20250818170801

 不足している「血」や「陰」を補ったり、滞っている「気」の流れを整えたりすることで、体全体のバランスを回復させ、かゆみが起こりにくい状態を目指していきます。

 水戸部クリニックでは、ご相談しやすい環境づくりを心がけております。お気軽にご相談ください。

 医師の処方による漢方薬は、健康保険適用です。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

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