感染性胃腸炎の体のだるさと下痢に、漢方の視点から
「吐き気と下痢になって、胃腸炎の薬を処方していただいていました。
10日ほど経って吐き気は治まりましたが、下痢が止まらず、体重も減ってしまいました。
採血では炎症反応もなく、原因不明と言われました。
水のような下痢が続いていて、仕事も家事もやっとこなしている状態で、とてもつらいです。」
このように、感染性胃腸炎のあとも下痢や体調不良が長引く方に、体調を整える漢方薬が好評です。
ウイルスなどの感染を受けると、体は免疫を働かせてウイルスに抵抗します。その過程で多くのエネルギーが消耗され、回復期に胃腸の不調やだるさが続くことがあります。
漢方では、こうした症状を引き起こす体のバランスの乱れを総合的にとらえ、体質や回復のペースに応じて処方を検討します。
胃腸の不調がなかなか改善しないときは、無理をせず、一度ご相談いただければと思います。
医師の処方による漢方薬は、健康保険適用です。