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.腹痛

急な腹痛、繰り返す腹痛に漢方

2026年6月30日 (火)

朝、気持ち悪くなり、学校を休む

 学校へ行く前の吐き気や腹痛 

「吐き気がして気持ち悪いです。吐くことはありません。」

「朝、学校へ行く前になると症状が出ます。」

「お腹も痛くなることが多いです。」

このような症状は思春期のお子さんに多いです。1c014d54f2de4f4dafc6251487cfc873

病院で検査を受けても異常が見つからず、

「ストレスでしょう」

「様子をみましょう」

と言われることもあります。

もちろん胃腸の病気が隠れている場合もありますので、

症状が続く場合には医療機関での診察が大切です。

朝に症状が出やすい理由

学校へ行く前に吐き気や腹痛が出るお子さんでは、

◆学校生活への不安

◆友人関係の悩み

◆勉強や部活動の負担

◆環境の変化

◆疲労や睡眠不足

などが影響していることがあります。

 本人は「学校に行きたくない」と思っているわけではなくても、

体が緊張状態になり、

自律神経のバランスが乱れることで胃腸の働きが不安定になることがあります。

 その結果、

朝になると気持ち悪い

お腹が痛い

食欲が出ない

といった症状として現れることがあります。

自律神経と胃腸は深く関係しています

胃や腸の働きは自律神経によって調整されています。

そのため、

緊張するとお腹が痛くなる

不安が強いと吐き気が出る

大事な予定の前に体調が悪くなる

ということは珍しくありません。

 特に思春期は心と体の変化が大きい時期です。

 周囲からは元気に見えていても、

本人の中では大きなストレスを抱えていることがあります。

漢方では体質も考慮します

 同じ「吐き気」や「腹痛」でも、

◆疲れやすい

◆朝が苦手

◆立ちくらみがある

◆食欲が少ない

◆不安が強い

◆緊張しやすい

◆眠りが浅い

など、お子さんによって背景はさまざまです。

漢方では症状だけではなく、

体力の状態

胃腸の働き

自律神経の状態

ストレスの影響

なども考慮しながら治療を行います。

【こどもの心と体の不調に漢方】

 水戸部クリニックでは、

お子さんそれぞれの体質や生活環境も考慮しながら、

漢方治療を行っております。

 思春期のお子さんのご相談も多く、

保護者の方からのご相談にも対応しております。

水戸部クリニックでは、西洋医学的な治療も考慮して、

医師と薬剤師、スタッフが連携し、

漢方の視点も含めた診療を行っています。4_20260624151801

 お気軽にご相談ください。

 医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になります。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2026年6月20日 (土)

通勤や会議が不安になる過敏性腸症候群に漢方

「10年前から過敏性腸症候群です。下痢になることが多いです。

今の仕事に変わってから始まりました。関係があるかはわかりませんが、唾液が多い気がしています。」

このようなご相談を受けることがあります。

過敏性腸症候群(IBS)は、

◆お腹が痛くなる

◆下痢や便秘を繰り返す

◆ガスがたまる

◆お腹が張る

などの症状がみられる病気です。Ba3aca36471d4c94bd2d37e0b9461e73

検査では大きな異常が見つからないことも多く、

長年悩まれている方は多いです。

 今回の方の場合、症状が始まったきっかけとして「仕事が変わった頃から」というお話がありました。

実際に、環境の変化やストレス、生活リズムの変化などをきっかけに、お腹の調子が不安定になる方は少なくありません。

また、「唾液が多い気がする」というお話もありました。

 唾液が多いこと自体が必ずしも病気というわけではありませんが、

胃腸の働きの乱れや、自律神経のバランスの変化との関連も考慮して処方を検討する場合もあります。

 漢方では、お腹の症状だけを見るのではなく、

◆ストレスの影響を受けやすいか

◆疲れやすいか

◆冷えやむくみはあるか

◆胃腸の働きはどうか

◆睡眠の状態はどうか

なども含めて体全体の状態を考えていきます。

 同じ過敏性腸症候群でも、

緊張すると悪化する方、

疲れると悪化する方、

冷えが関係している方、

胃腸そのものが弱っている方では、

考え方が異なる場合があります。Photo_20260615122201

長年続くお腹の不調でお悩みの方は、

 お腹だけではなく、体全体のバランスという視点から見直してみるのもよいのではないでしょうか。

【過敏性腸症候群に漢方】

 水戸部クリニックでは、症状だけでなく体質や生活環境も考慮しながら、漢方治療を行っております。

過敏性腸症候群や慢性的なお腹の不調でお困りの方は、ご相談ください。

 医師の処方による漢方薬は健康保険が適用になります。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2026年5月23日 (土)

イライラしやすい・便秘しやすい…親子で続く不調に ―

「イライラしてしまいます。

上の子も同じようにイライラがひどいので、二人で受診しました。4a435fa621fa4207a9c756f1ba2b425b

 下の子がまだ6ヶ月で手がかかるのもあると思いますが、

つい上の子に強くあたってしまいます。

些細なことで怒ってしまい、あとから自己嫌悪になることもあります。

そして、私も上の子も便秘気味です。」

 育児中のお母さんから、こうしたご相談をいただくことがあります。

特に小さなお子さんがいる時期は、

◆睡眠不足

◆気を張る時間が長い

◆自分の時間が取れない

◆常に周囲に気を配る必要がある

など、心も体も休まりにくい状態が続きます。

すると、

「気持ちがピリピリする」

「怒りっぽくなる」

「ため息が増える」

「お腹が張る」

「便が出にくい」

といった不調が重なって現れることがあります。

💡漢方の視点からイライラを考えるPhoto_20260508162501

 東洋医学では、強いストレスや緊張が続くと、

“気”の巡りが滞りやすくなると考えます。

本来スムーズに流れるはずの気の流れが乱れることで、

◆気持ちが不安定になる

◆イライラしやすくなる

◆お腹の動きが鈍くなる

◆便秘や腹部膨満感につながる

ことがあるとされています。

また、お子さんでも、

◆緊張しやすい1793b659c1ea487ca292482b483c161d

◆我慢しやすい

◆環境の変化に敏感

◆頑張り屋さん

というタイプでは、ストレスの影響がお腹に出ることがあります。

 便秘というと、食事や水分不足だけをイメージされる方も多いのですが、

実際には、心の疲れやストレスが関係している場合も考えられます。

 漢方では、便だけを見るのではなく、

◆気持ちの状態

◆睡眠

◆疲労の蓄積

◆冷えやのぼせ

◆胃腸の働き

◆ストレスのかかり方

などを含めて、全体のバランスを考えていきます。

「怒りたくないのに怒ってしまう」

「心に余裕がない」

などの悩みを抱えていらっしゃるお母様も多いようです。Cdb1344b7bab41b59b55b71c6d68fef8

 育児中のお母様は、つい自分のことを後回しにしてしまいがちです。

我慢を重ねすぎる前に、心と体の両面でのバランスを整えることもおすすめです。

【育児ストレスに漢方】

 また、小さなお子様のイライラやかんしゃくのご相談も受け付けております。

 親子で受診される方も多いです。

【こどものイライラ・かんしゃくに漢方】

✨ご相談はお気軽に

 水戸部クリニックでは、医師と薬剤師、スタッフが連携し、

漢方の視点も含めた診療をチームで行っています。

 当院には漢方に詳しい女性の薬剤師もおりますので、

お気軽にご相談ください。F3778869e6f441c3bb3519f9f215042a

 医師の処方による漢方薬は健康保険適用です。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック

2026年5月16日 (土)

朝つらくなるお子さんの不調 ―不安や腹痛、涙について

「朝がつらそうで、理由もなく涙が出てしまうそうです。

 以前からその傾向はありましたが、連休明け頃から回数が増えてきています。1ac146b0290343e18bf3ada6570c619f

 学校が休みの日は比較的落ち着いて過ごしていますが、

授業の内容や本人が気になる出来事があると、つらさが強くなってしまうようです。」

 朝になるとつらくなる…涙が止まらないお子さん

「朝になると急に行きたくなくなる」

「理由はうまく説明できないけれど、涙が出てしまう」

「休みの日は元気なのに、学校のことを考えると苦しくなる」

 このようなご相談は、連休明けや環境の変化が多い時期に多くなります。

特に、

◆まじめで頑張り屋さん

◆周囲に気をつかいやすい

◆人の言葉や雰囲気を敏感に受け取りやすい

◆我慢してしまう

 そんなお子さんほど、心の疲れを外に出せず、

ある日突然「朝だけ動けない」という形で表れることがあります。

 学校での出来事や人間関係、睡眠不足、

体調面などが原因となっている場合が考えられます。

そのうえで、東洋医学では、こうした状態を

「気の巡りの乱れ」

「緊張が続いて心と体が休まらない状態」

として捉えることがあります。

 強い緊張や不安が続くと、体は常に力が入ったような状態になり、

朝になってもうまく切り替えができなくなることがあります。

すると、

◆朝になると頭痛や腹痛が出る

◆食欲が落ちる

◆涙が出やすい

◆学校のことを考えるだけで苦しくなる03d4387197a443d68f9592e53baaae0a

といった症状につながることもあります。

また、一見「心の問題」に見えても、疲労の蓄積や睡眠の質の低下、

自律神経の乱れが背景に隠れていることも意外に多いです。

 漢方では、単に気持ちを抑えるのではなく、

「緊張で消耗した心と体を整える」

という視点を大切にしながら、その方の状態に合わせて考えていきます。

【こどもの不調に漢方】

 不安が強く出やすいタイプ、疲れが目立つタイプ、胃腸症状を伴うタイプなど、

同じ「朝つらい」という症状でも、体質や反応の仕方は一人ひとり異なります。

「甘えているだけなのでは」

「気持ちの問題だから仕方ない」

と無理に頑張り続けることで、

かえってつらさが長引いてしまうこともあります。

 水戸部クリニックでは、西洋医学的な治療も大切にしながら、

医師と薬剤師、スタッフが連携し、

漢方の視点も含めた診療を行っています。0d66e1c59a3d456fb265a744bd2d5f94

 お気軽にご相談ください。

 医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になります。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2026年3月24日 (火)

急な胃痛・下痢、感染性胃腸炎は早めの対応を

「昨日から急に胃が痛くなって、下痢になりました。

食欲もなくて、水を飲んだだけでも下痢になってしまいます。」018756a90d2542929a273fb272c63886

このような症状で受診される方が、

季節の変わり目には増えてきます。

寒暖差や疲れなどをきっかけに、

感染性胃腸炎を発症することも少なくありません。

このようなとき、

整腸剤や下痢止めに加えて、

体の状態に合わせた漢方薬を併用することで

◇胃腸の働きを整える

◇下痢や腹痛をやわらげる

◇体力の回復を助ける

などの働きが期待でき、

回復が早いことを実感される方が多いのが、

実際の診療の中でも感じられる点です。

水分がとれない、

下痢が続いてつらい、

体力の低下が心配なときには、

早めの受診をおすすめします。

【内科・胃腸症状に漢方】

水戸部クリニックでは、医師と漢方に詳しい薬剤師が連携し、スタッフと情報を共有しながらチームで診療に取り組んでいます。

体調のお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。Photo_20260311164401

 医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用されます。

 西洋医学的な検査や治療と併用しながら、体質に合わせた漢方治療をご提案しています。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2026年2月 6日 (金)

【新潟】急な下痢でトイレが不安…ストレスと冷えを漢方で整える

 「急に下痢をしてしまい、便意を感じる前に出そうになります。

 尿も同じように、急に行きたくなって漏れそうになることがあります Aac775212dcd402ab90e488c6e540929

職場が変わってから症状がひどくなりました。

以前から軟便気味ではありましたが、

過敏性腸症候群の薬を飲んでもあまり良くならず、困っています。」

 

― 急に下痢・便意が我慢できない…ストレスと冷えが関係しているかもしれません ―

「突然、下痢になりトイレに間に合わない」

「便意や尿意を我慢できず、不安になる」

このようなご相談は、決して珍しくありません。

【過敏性腸症候群に漢方】

特に、職場が変わった、環境が大きく変わった後に症状が強くなる方が多く見られます。

ストレスと腸・膀胱は深く関係しています

 腸や膀胱は、自律神経の影響を強く受ける臓器です。

 緊張や不安、気を遣う環境が続くと、

◆腸が過敏に動きすぎる

◆急激に便意や尿意が起こる

といった状態が起こりやすくなります。

「過敏性腸症候群と言われたけれど、薬が効かない」

という場合も、ストレスの影響が強く続いていることがあります。

 もう一つの背景にある「慢性的な冷え」

漢方では、このような症状の背景として

体の冷えも重要なポイントと考えます。

◆お腹や腰が冷えやすい

◆一年中、足先が冷たい

◆下痢と同時に尿が近い

 このような場合、腸や膀胱を支える力が弱くなり、

「我慢がきかない状態」になりやすいのです。

ストレスによる緊張と、冷えによる弱りが重なることで、

症状が慢性化しているケースも少なくありません。

【慢性の下痢と軟便に漢方】

漢方治療の考え方

漢方治療では、

◆腸の過敏さ

◆ストレスの影響

◆体の冷えや体力の状態

を総合的に見ながら、

症状だけでなく、起こりやすい体質そのものに目を向けます。

 下痢を止めるだけでなく、

 「急に出そうになる不安」が少しずつ軽くなることを目指します。

【過敏性腸症候群に漢方】

繰り返す症状でお悩みの方へ

◆環境が変わってから症状が悪化した

◆薬を飲んでもすっきりしない

◆外出や仕事中のトイレが不安

そのような場合は、

ストレスと冷えの両面から体を整える視点も大切です。今の状態に合った漢方薬を検討します。

 医師の処方による漢方薬は健康保険適用です。

 当院には、漢方に詳しい女性の薬剤師も在籍しております。2

急な下痢や尿意など、デリケートなお悩みも、安心してご相談ください。

 水戸部クリニックでは、ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。

 お気軽にご相談ください。

 【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2025年12月18日 (木)

【新潟】「脂汗が出るほど痛い」子宮内膜症―**体質から考える漢方治療

「子宮内膜症が痛すぎて、脂汗が出ます。

 〇〇番の漢方薬を飲んで半年くらいになりますが、変わらないです。」Unnamed-7

 このような強い痛みのお悩みを抱えて来院される方は、新潟でも決して少なくありません。

 月経時の激しい下腹部痛や、冷や汗が出るほどの痛みが続くと、日常生活やお仕事にも大きな影響が出てしまいます。

 西洋医学的な治療や鎮痛薬、また漢方薬を一定期間服用していても、「十分な変化を感じられない」と感じる方もいらっしゃいます。

 そのような場合、漢方では処方そのものだけでなく、現在の体の状態を改めて見直す視点が重要になることがあります。

 今回もさらっと簡単に理解したい方、少し詳しく知りたい方用の2部構成で掲載します。

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✨【簡単に理解したい方へ】

 強い痛みが続くとき、体の中では何が起きているのでしょうか

 漢方では、子宮内膜症に伴う痛みを、

・血の巡りの滞り

・冷えや緊張による影響

・痛みが長く続くことによる体力の消耗

など、複数の要因が重なって生じるものと考えます。

特に、

・脂汗をかくほどの強い痛み

・痛み止めが効きにくい

・痛みへの不安や緊張が強い

といった状態がある場合、体が痛みに耐え続けていることで、全身のバランスが崩れている可能性も考えられます。

 このようなときは、痛みだけに注目するのではなく、今の体がどのような状態にあるのかを踏まえて考えることが大切になります。

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✨【詳しく知りたい方へ】Photo_20251216001601

漢方薬を続けても変化を感じにくい場合の考え方

漢方治療では、同じ病名であっても、

・痛みの強さや質

・冷えの有無

・体力の程度

・日常生活での負担やストレス

などによって、治療の考え方が異なります。

 子宮内膜症の痛みが長期間続いている方では、

・痛みにより体力が消耗している

・冷えや緊張が続いている

・自律神経のバランスが乱れている

といった状態が重なっていることも少なくありません。

 そのため、これまで服用していた漢方薬が、現在の体の状態には合わなくなっていると考えられる場合もあります。

 漢方では、一定期間の経過や体調の変化を考慮しながら、その時点での状態に応じた治療の方向性を検討していきます。

その結果として、

・痛みの出方が変わる

・痛みの強さが和らぐ

・痛みに対する不安が軽くなる

といった変化が、少しずつみられることもあります。

※効果のあらわれ方には個人差があります。

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✨強い痛みを抱え続けないために

 子宮内膜症の痛みは、我慢を重ねることで心身の負担が大きくなることがあります。

「ずっと同じ状態が続いている」と感じる場合には、現在の体調やこれまでの経過を丁寧に確認することが大切です

漢方治療は、

・痛みの背景

・体力や冷えの状態

・生活環境やストレスの影響

などを考慮して、体全体のバランスを考えながら治療を検討します。

 新潟で、子宮内膜症によるつらい症状についてお悩みの方は、体調管理の一環として参考にしていただければと思います。 

【子宮内膜症の痛みに漢方】

※記事下部に、当院ホームページ(トップページ)へのリンクを掲載しています。

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水戸部クリニック
新潟県新潟市南区上下諏訪木731-1
(内科・消化器科・漢方内科/漢方相談 )

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

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※子宮内膜症は経過を確認することが大切な疾患です。

 症状の変化や治療内容にかかわらず、婦人科での定期的な診察や検査を受けながら、現在の状態を把握することが重要とされています。

 漢方治療を検討する場合も、婦人科での診察結果を踏まえたうえで、体調管理の一環として考えていくことが大切です。

2025年12月12日 (金)

「最近、赤ちゃんの便が硬い…」離乳食【新潟】の冬の冷えによる便秘を漢方で ―**

  今日は離乳食を始めた赤ちゃんの便秘のお話です。

 「しばらく調子よく便が出ていたので、漢方薬をお休みしていましたが、離乳食を始めたら便が出にくくなっています。」

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 離乳食を始めてしばらくすると、しっかり食べられるようになる反面、

急に便が出にくくなる赤ちゃんは少なくありません。Unnamed-1_20251210114101

特に冬は、気温の低下や湿度の変化によって赤ちゃんの体も季節の影響を受けやすく、

内臓が冷えて腸の動きが鈍くなったり、水分が不足して便が硬くなりやすい時期でもあります。

今回は、こうした 離乳食開始後の便秘と冬特有の体調変化を踏まえながら、

 漢方の視点で考える改善の方向性を、

「簡単に理解したい方用」と「詳しく知りたい方用」の2部構成でお伝えします。

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【簡単に理解したい方へ】

 離乳食が進んで食べる量が増えてくると、腸の働きにも少しずつ変化が出てきます。

 そこに冬特有の 内臓の冷えや水分不足が重なると、赤ちゃんの腸はいつもより動きにくくなり、
 
「コロコロして硬い便」「数日出ない」 といった便秘が起こりやすくなります。Unnamed_20251210121401

 漢方では、こうした季節や体の変化をふまえて、

◇腸の乾燥(冬の脱水ぎみ)

◇胃腸の未熟さ(消化の負担)

◇内側の冷え(冬の影響)

こちらの要因が混ざり合って便秘につながる、と考えます。

【詳しく知りたい方へ】Photo_20251210150701

 離乳食を始めると、赤ちゃんの腸は固形物を処理するために急に忙しくなります。

 そのうえ冬は、空気の乾燥・室内外の温度差・水分不足が重なり、

便秘に拍車がかかることがあります。

 漢方では、赤ちゃんの便秘を以下の体質に分けて考えます。

◆ 冬に多い「腸の乾燥」

 水分不足や乾燥で、腸がうるおいを失いがちな状態です。

コロコロした硬い便

・いきんでも出にくい

・肌の乾燥を伴うことも

・冬に悪化しやすい

※ 夏の発汗などによる脱水が原因となっている場合も考えられます。

◆ 「胃腸の力不足」(離乳初期に多い)

 消化吸収の力がまだ整っていないため、食べたものを押し出す力が弱い状態です。

・便は出るけれどスッキリしない

・お腹が張りやすい

◆ 冬に多い「内臓の冷え」

 手足だけでなく、身体の中心が冷えて腸の動きが鈍くなっている状態です。Unnamed-2_20251210121701

お腹がひんやりしている

・排便リズムが乱れやすい

・冬に悪化しやすい

◆ 漢方的な共通の視点

 赤ちゃんの便秘は、単に「出ない」だけでなく、

乾燥・未熟さ・冷えといった体質的な背景が組み合わさって起こると考えます。

・水分のめぐりを整える

・胃腸の力をサポートする

・内側を温めて動かす

など、体全体のバランスを整えて自然な排便を促すことを大切にします。

 赤ちゃんの便秘は、「出ないことに慣れてしまう前に」早めのケアがおすすめです。Unnamed-3_20251210122501

 漢方薬は、生後2、3ヶ月のお子さんから服用できます。

✨【ご相談はお気軽に】

 水戸部クリニックでは、ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。

 お気軽にご相談ください。

 医師の処方による漢方薬は、健康保険適用です。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2025年11月12日 (水)

漢方で考える憩室炎 くり返す痛みと体質の関係ー**

 「憩室炎の痛みが時々起こります。抗生剤と痛み止めで良くなりますが、抗生剤を飲み続けるのが心配で漢方薬で少しでも楽になればと思います。」Ky21_03_20251110161501

 時折、お腹に痛みや不快な感覚がぶり返し、その都度、西洋医学的な処置で対応されている方の中には、根本的な体質に働きかけるアプローチをご希望される方がいらっしゃいます。

 今回も簡単に知りたい方用と、詳しく理解したい方用に掲載します。

✨詳しく知りたい方へ

 憩室炎は、大腸の壁の一部が袋のように膨らんだ「憩室」に炎症が起こる病気です。

 発熱や下腹部の痛みなどの症状があり、抗生剤で炎症を抑えることが基本の治療になります。

一方で、症状を繰り返す方や、炎症のあともお腹の張りや痛みが残る方も少なくありません。

そのようなとき、体質を整える目的で漢方治療を希望される方が増えています。

 漢方では、炎症の背景に「お腹の血流の滞り」や「冷え」、「消化機能の弱り」など、体のバランスの乱れが関係していると考えます。

腸を温めて血流を促し、消化吸収を助けることで、再発を防ぎやすい体づくりを目指します。

【内科・胃腸症状に漢方】

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✨詳しく知りたい方へPhoto_20251110161501

 西洋医学では、憩室炎は主に「腸管の憩室に細菌感染が起こることで炎症が生じる」と考えられています。

 抗生剤によって炎症を抑える治療が中心となりますが、再発を繰り返す場合や、軽度の炎症が続く場合には、腸の環境そのものを整えることも大切です。

 東洋医学では、憩室炎を単に「腸の炎症」としてではなく、体の中の「気・血・水(き・けつ・すい)」の乱れとして捉えます。

たとえば、

・ストレスや緊張が続くことでお腹が張るタイプ(気の滞り)

・冷えや血行不良で痛みが慢性化するタイプ(お血) 

・消化吸収が弱く、食後に不快感や膨満感が出やすいタイプ(脾胃虚)

など、同じ「憩室炎」の症状でも背景となる体質はさまざまです。

 漢方では、こうした体の状態を見極め、腸の働きを助けながら炎症を起こしにくい体質へ整えていくことを目的とします。

【内科・胃腸症状に漢方】

 また、便通の乱れやお腹の冷えを改善することで、再発の予防にもつながります。

 食生活では、腸内環境を乱すような刺激物を控え、よく噛んでゆっくり食べることが大切です。

 体を冷やさない工夫や、過度な便秘・下痢を防ぐ日常のケアも、体を整える一助となります。

✨ご相談はお気軽にIcon_medical_woman04_20251110161601

 水戸部クリニックでは、ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。

 お気軽にご相談ください。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2025年10月13日 (月)

幼少期から続く便秘に、東洋医学のまなざしを ―**

便秘はただの排便の問題ではなく、心と体のバランスの乱れ

「便秘がひどいです。幼少期からずっと出にくく、中学生になった今も1週間に1回出ればいいほうです。」A307_048_20251011010801

このようなご相談をいただくことがあります。

便秘というと「腸の動きが悪い」と考えがちですが、

東洋医学では「心と体のバランスの乱れ」としてとらえます。

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◆ 小児や思春期の便秘に見られる特徴

・神経質で緊張しやすい子Ky64_081

 ストレスや不安が腸の動きを止めてしまうことがあります。

・冷えやすい子

 体が冷えると腸の働きも鈍くなります。

・食が細く、疲れやすい子

 エネルギー不足で腸が元気に動けないこともあります。

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◆ 東洋医学のアプローチPhoto_20251011011001

漢方では、こうした体質や気持ちの状態を見極めて、

「体を温める」「潤いを補う」「緊張をほぐす」といったアプローチで整えていきます。

お子さんの便秘には、「心の緊張」や「体の冷え」など、さまざまな背景があります。

ただ便を出すことだけでなく、体の中から整えることが、自然な排便への第一歩です。

【子供の便秘・腹痛に漢方】

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【詳しい解説編】

― 一人で悩まないで。東洋医学が考える「出にくい」の理由 ―

西洋医学では、便秘を主に腸そのものの機能の問題として捉えますが、

東洋医学ではそれを「全身のバランスの乱れが引き起こすサインの一つ」と考えます。

つまり、「なぜ便が出にくい体質になっているのか」という根本原因を探るところから始まります。

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◆ 「気・血・水」のバランスが鍵

 東洋医学では、体をめぐる3つの要素

気(き)・血(けつ)・水(すい)が調和して働くことで健康が保たれると考えられています。

便秘はこのバランスが崩れることで起こるとされ、

次のようなタイプが見られます。

● 「気」が滞るタイプKy64_18

 ストレスや環境の変化で「気」の流れが悪くなると、腸の動きも鈍くなります。

 お腹が張って苦しいのにスッキリ出ない 

そんな状態が特徴です。

● 「血」「水」が不足するタイプ

 体を潤す力が弱まると、便が乾燥して硬くなります。

 皮膚や唇が乾きやすい方にも多く見られます。

● 「気」が不足するタイプKy64_11_20251011011601

腸を動かす力が足りず、いきんでも出にくい状態です。

長年の便秘体質や、食が細い・疲れやすい体質の方に多く見られます。

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◆ 体質に合わせた漢方のちから

 漢方では、こうした体質を見極めて、

滞っている「気」を巡らせたり、乾燥を潤したり、弱っている「気」を補ったりと、

一人ひとりに合わせたアプローチを行います。

 ただ便を出すことだけを目的にするのではなく、

「出にくくなっている体の原因」を整えることで、自然なお通じを取り戻す。

 それが、東洋医学が目指す便秘治療の形です。

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 幼少期から続く便秘には、長年の体質や心の影響も関係しています。

 無理に出そうとせず、「なぜ出にくいのか」を一緒に見つけていくことが大切です。

【子供の便秘・腹痛に漢方】

◆ご相談はお気軽にPhoto_20251011011001

 水戸部クリニックでは、ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。

 お気軽にご相談ください。

 医師の処方による漢方薬は、健康保険適用です。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

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