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.便秘改善

下剤が効かない、下痢になる方に

2026年7月31日 (金)

冷え・便秘・胃の不調…症状が重なっていませんか?

「お腹や腰まわりが冷えています。便秘があり、お腹が張ると胃の調子まで悪くなります。

中学生の頃から胃が弱く、今でも胃もたれや胃の不調を感じやすいです。

また、常に体に力が入っているような感じがして、整体でも『体がとても硬く、緊張が強いですね』と言われます。

眠りも浅く、朝起きても疲れが残っていることがあります。」

 このように、一つだけではなく、いくつもの症状が重なってお困りの方は少なくありません。

 漢方では、それぞれの症状を別々に考えるのではなく、体全体のバランスや体質を総合的にみながら処方を検討していきます。

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「胃だけ」「便秘だけ」では説明できないことがあります

 漢方診療では、

◆お腹や腰まわりが冷えやすい

◆便秘が続き、お腹が張る

◆胃もたれや食欲低下がある

◆首や肩、背中に力が入りやすい

◆眠りが浅く疲れが取れない

といった症状が同時にみられる方によくお会いします。

 一見すると関係のない症状のように思えますが、漢方ではこれらが一つの体質から生じていることもあると考えます。

例えば、冷えによって胃腸の働きが低下すると、便秘やお腹の張りにつながることがあります。

また、緊張状態が続くことで自律神経のバランスが乱れ、胃の不調や眠りの浅さ、筋肉のこわばりが重なることもあります。

もちろん、すべての方が同じ原因ではありません。

そのため漢方では、

◆冷えが強いのか

◆胃腸の働きが低下しているのか

◆緊張やストレスの影響が大きいのか

◆血流や水分代謝の偏りがあるのか

などを確認しながら、その方に合った処方を検討していきます。

「胃薬を飲んでもすっきりしない」

「便秘だけ治しても調子が戻らない」

「体がいつも緊張して休まらない」

このようなお悩みが続いている方は、体全体の状態を見直すことで改善につながる場合があります。

 複数の症状が重なっている場合こそ、一つひとつを切り離すのではなく、全体のつながりを考えながら診療を進めていくことが大切だと考えています。

【関連ページ】


胃の不調

便秘

冷え


自律神経


不眠

 

 

 水戸部クリニックでは、ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。Photo_20260727171601

 お気軽にご相談ください。

 医師の処方による漢方薬は健康保険が適用されます。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2026年5月23日 (土)

イライラしやすい・便秘しやすい…親子で続く不調に ―

「イライラしてしまいます。

上の子も同じようにイライラがひどいので、二人で受診しました。4a435fa621fa4207a9c756f1ba2b425b

 下の子がまだ6ヶ月で手がかかるのもあると思いますが、

つい上の子に強くあたってしまいます。

些細なことで怒ってしまい、あとから自己嫌悪になることもあります。

そして、私も上の子も便秘気味です。」

 育児中のお母さんから、こうしたご相談をいただくことがあります。

特に小さなお子さんがいる時期は、

◆睡眠不足

◆気を張る時間が長い

◆自分の時間が取れない

◆常に周囲に気を配る必要がある

など、心も体も休まりにくい状態が続きます。

すると、

「気持ちがピリピリする」

「怒りっぽくなる」

「ため息が増える」

「お腹が張る」

「便が出にくい」

といった不調が重なって現れることがあります。

💡漢方の視点からイライラを考えるPhoto_20260508162501

 東洋医学では、強いストレスや緊張が続くと、

“気”の巡りが滞りやすくなると考えます。

本来スムーズに流れるはずの気の流れが乱れることで、

◆気持ちが不安定になる

◆イライラしやすくなる

◆お腹の動きが鈍くなる

◆便秘や腹部膨満感につながる

ことがあるとされています。

また、お子さんでも、

◆緊張しやすい1793b659c1ea487ca292482b483c161d

◆我慢しやすい

◆環境の変化に敏感

◆頑張り屋さん

というタイプでは、ストレスの影響がお腹に出ることがあります。

 便秘というと、食事や水分不足だけをイメージされる方も多いのですが、

実際には、心の疲れやストレスが関係している場合も考えられます。

 漢方では、便だけを見るのではなく、

◆気持ちの状態

◆睡眠

◆疲労の蓄積

◆冷えやのぼせ

◆胃腸の働き

◆ストレスのかかり方

などを含めて、全体のバランスを考えていきます。

「怒りたくないのに怒ってしまう」

「心に余裕がない」

などの悩みを抱えていらっしゃるお母様も多いようです。Cdb1344b7bab41b59b55b71c6d68fef8

 育児中のお母様は、つい自分のことを後回しにしてしまいがちです。

我慢を重ねすぎる前に、心と体の両面でのバランスを整えることもおすすめです。

【育児ストレスに漢方】

 また、小さなお子様のイライラやかんしゃくのご相談も受け付けております。

 親子で受診される方も多いです。

【こどものイライラ・かんしゃくに漢方】

✨ご相談はお気軽に

 水戸部クリニックでは、医師と薬剤師、スタッフが連携し、

漢方の視点も含めた診療をチームで行っています。

 当院には漢方に詳しい女性の薬剤師もおりますので、

お気軽にご相談ください。F3778869e6f441c3bb3519f9f215042a

 医師の処方による漢方薬は健康保険適用です。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック

2026年3月30日 (月)

新潟|高齢者 便が少しずつしか出ない

「入院していたのですが、良くなって退院してから便の出が悪くなってしまいました。

 朝、ほんの少量の便が出たあとは、トイレに行くたびに便がちょっとだけでます。歳だから頻尿なのはしょうがないと思いますが、尿のたびに毎回、便が少しずつ出ていて、一度にどんと出てくれません。」E887a192feb64d1688f3bc09d602b03e

 このようなお悩みを、ご高齢の方からうかがうことがあります。

 何日も出ないわけではないのに、

少量ずつ何度も出る

出きっていない感じが続く

という状態も、体からの大切なサインの一つです。

入院や加齢によって起こりやすい変化

入院中や退院後は、

◆活動量が減る

◆食事量や水分量が減る

◆体力や筋力が落ちる

といった変化が起こりやすくなります。

その結果、

便を押し出す力が弱くなり

◆便が一度に出きらない

◆少しずつ残ってしまう

◆トイレのたびに少量ずつ出る

といった状態がみられることがあります。

 これは、

腸そのものの病気というより、体力の低下や回復途中の変化

として起こることも少なくありません。9416d77a919b47d1ae0ddfc89c31b821

あせらず、体の回復とともに整えていくことが大切です

ご高齢の方や退院後の方では、

水分や食事だけでなく、

体全体の力を回復させること

が、排便を整えるうえでも重要になります。

◆少しずつしか出ない

◆すっきり出ない状態が続く

◆退院後から便の調子が変わった

◆体力の低下を感じている

 このような場合は、

年齢のせいと決めつけず、

体の状態に合わせて整えていくことが大切です。

【高齢者の便秘】

 水戸部クリニックでは、医師と漢方に詳しい薬剤師が連携し、

スタッフと情報を共有しながら、チームで診療に取り組んでいます。4_20260327120801

便秘や退院後の体調不良、

「なんとなく元気が戻らない」

「体力が落ちた感じがする」

といったお悩みも、ご相談ください。

また、当院では

術後や退院後の体力の回復のご相談や、

健康寿命を意識した体調管理にも力を入れています。

詳しくは、以下のページもご参照ください。


高齢者の便秘

高齢者の便秘が続く方


手術後の違和感・体調

退院後の違和感、体力低下


健康寿命のお話

元気に長く過ごすために


高齢者の咳・たん

長引く咳や体力低下が気になる方

  医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用されます。

体調のお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

◆「数日出ない状態が続く方

◆「市販薬を続けても改善しない方

◆「食事量が減ってきた方

もお気軽にご相談ください。

 西洋医学的な検査や治療と併用しながら、体質に合わせた漢方治療をご提案しています。

 【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2026年2月 8日 (日)

【新潟】すっきり出ない日が続くときに― 便秘と体のリズムの話 ―**

「便秘がひどくて、

出るときは2~3日に1回、

出ないと4~5日出ないこともあります。Unnamed-10_20260120162701

生理不順もあり、

寒くなると便が固くなりやすいです。」

【便秘と漢方薬の詳しいお話はこちら】

便秘は、

「食事や水分の問題」と思われがちですが、

実際には腸の動きや自律神経、ホルモンバランスが深く関係しています。

冷えやホルモンの影響を受けやすい便秘Photo_20260120162901

🎀若い方では

 生活リズムの乱れや緊張、冷え

【冷えと漢方のくわしいお話はこちら】

🎀産後は

 寝不足や体力低下、骨盤内の血流変化

🎀更年期世代では

 ホルモン変動と自律神経の乱れ

 このように、年代によって便秘の背景は異なります

 新潟のように冷えやすい環境では、お腹や腰が冷え、

腸の動きが鈍くなりやすい方も少なくありません。

相談のきっかけをつかみにくい症状だからこそ

便秘や生理に関するお悩みは、

「様子を見ていればよいのかな」

「受診するほどではないかも」

と、相談のきっかけをつかみにくいことが少なくありません。

 漢方では、

腸だけを見るのではなく、冷え・血流・緊張状態など、

体全体のバランスを大切にして考えます。

 刺激の強い下剤が合わない方、長年同じ症状を繰り返している方も、

一度ご相談ください。

チームでお話を伺いますUnnamed-12_20260120173501

 水戸部クリニックでは、

医師と漢方に詳しい薬剤師が連携し、

スタッフも情報を共有しながら、

チームとして診療に取り組んでいます。

「誰に話していいかわからない」

そんなお悩みも、安心してお聞かせください。

 医師の処方による漢方薬は健康保険適用です。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2026年1月14日 (水)

【新潟の冬】今年は「冷え」が原因の不調が目立っています

― 冷えは自覚がなくても、体に影響していることがあります ―

 「今年は、冷えによる症状の相談が多いような気がします。」

 診察室でお話を伺っていると、そう感じる場面が増えています。

 ただし今年多いのは、「冷えてつらい」という訴えよりも、

冷えが原因となって別の症状が表に出ているケースです。

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◆食べ過ぎていないのに胃が重い

◆夜中に何度も目が覚める08f8595d89364be080844b6fede4bb58

◆疲れが取れず、体がだるい

◆お腹や腰が冷えやすい

◆気分が落ち込みやすい、不安感がある

こうした症状が続いていても、

「冷えている自覚はありません」とおっしゃる方は少なくありません。

こうした「気づきにくい冷え」については、

▶ 冷えによる不調についてのページはこちら

【冷え症・冷えによる症状に漢方】

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今年の冷えは「気づきにくい冷え」

今年の特徴として、

◇日中は暖房が効いていて寒さを感じにくい

◇服装も以前ほど薄着ではない

◇それでも、体の内側が冷えている

という状態が目立ちます。

特に新潟の冬は、

◆湿気が多い

◆日照時間が短い

◆雪や寒さで活動量が減る

といった条件が重なり、

胃腸や下半身、体の深部が冷えやすい環境です。

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冷えは、胃腸や体の働きを静かに弱らせますPhoto_20260113164801

漢方では、冷えが続くと、

◆胃腸の動きが鈍くなる

◆水分や食べ物がうまく巡らなくなる

◆回復力が落ちる

と考えます。

その結果、

◆少量でお腹が張る

◆食欲が出ない

◆疲れやすい

◆眠りが浅い

といった不調が現れやすくなります。

検査では異常がなくても、

体の働きのバランスが崩れている状態と言えます。

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冷えの治療は「温めるだけ」では足りないことも

冷えが原因の場合でも、

◆ただ温めればよい

◆とにかく体を温める漢方を使えばよい

というわけではありません。

その方の

◇体質

◇今出ている症状

◇生活背景

を踏まえて、

体のどこが、どのように冷えているのかを見極めることが大切です。

当クリニックの考え方や診療体制については、

▶ クリニックトップページはこちら

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

 水戸部クリニックでは、

体質や今の状態に合わせて、

体の働きを整える漢方治療(健康保険適用)を行っています。

 症状によっては、一般的なお薬と併用することも可能です。

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「年のせい」「冬だから仕方ない」と我慢せずに

 冷えが背景にある不調は、

我慢を続けるほど長引きやすい傾向があります。

「年のせいかな」

「冬はいつもこんなもの」

と思っている症状でも、

治療の糸口が見つかることは少なくありません。

 新潟で、体質に合わせた漢方相談をご希望の方は、

どうぞお気軽にご相談ください。Dp

医師と漢方に詳しい薬剤師が連携し、

安心してご相談いただける環境を大切にしています。

【冷え性・冷えによる症状の漢方相談】

2025年12月12日 (金)

「最近、赤ちゃんの便が硬い…」離乳食【新潟】の冬の冷えによる便秘を漢方で ―**

  今日は離乳食を始めた赤ちゃんの便秘のお話です。

 「しばらく調子よく便が出ていたので、漢方薬をお休みしていましたが、離乳食を始めたら便が出にくくなっています。」

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 離乳食を始めてしばらくすると、しっかり食べられるようになる反面、

急に便が出にくくなる赤ちゃんは少なくありません。Unnamed-1_20251210114101

特に冬は、気温の低下や湿度の変化によって赤ちゃんの体も季節の影響を受けやすく、

内臓が冷えて腸の動きが鈍くなったり、水分が不足して便が硬くなりやすい時期でもあります。

今回は、こうした 離乳食開始後の便秘と冬特有の体調変化を踏まえながら、

 漢方の視点で考える改善の方向性を、

「簡単に理解したい方用」と「詳しく知りたい方用」の2部構成でお伝えします。

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【簡単に理解したい方へ】

 離乳食が進んで食べる量が増えてくると、腸の働きにも少しずつ変化が出てきます。

 そこに冬特有の 内臓の冷えや水分不足が重なると、赤ちゃんの腸はいつもより動きにくくなり、
 
「コロコロして硬い便」「数日出ない」 といった便秘が起こりやすくなります。Unnamed_20251210121401

 漢方では、こうした季節や体の変化をふまえて、

◇腸の乾燥(冬の脱水ぎみ)

◇胃腸の未熟さ(消化の負担)

◇内側の冷え(冬の影響)

こちらの要因が混ざり合って便秘につながる、と考えます。

【詳しく知りたい方へ】Photo_20251210150701

 離乳食を始めると、赤ちゃんの腸は固形物を処理するために急に忙しくなります。

 そのうえ冬は、空気の乾燥・室内外の温度差・水分不足が重なり、

便秘に拍車がかかることがあります。

 漢方では、赤ちゃんの便秘を以下の体質に分けて考えます。

◆ 冬に多い「腸の乾燥」

 水分不足や乾燥で、腸がうるおいを失いがちな状態です。

コロコロした硬い便

・いきんでも出にくい

・肌の乾燥を伴うことも

・冬に悪化しやすい

※ 夏の発汗などによる脱水が原因となっている場合も考えられます。

◆ 「胃腸の力不足」(離乳初期に多い)

 消化吸収の力がまだ整っていないため、食べたものを押し出す力が弱い状態です。

・便は出るけれどスッキリしない

・お腹が張りやすい

◆ 冬に多い「内臓の冷え」

 手足だけでなく、身体の中心が冷えて腸の動きが鈍くなっている状態です。Unnamed-2_20251210121701

お腹がひんやりしている

・排便リズムが乱れやすい

・冬に悪化しやすい

◆ 漢方的な共通の視点

 赤ちゃんの便秘は、単に「出ない」だけでなく、

乾燥・未熟さ・冷えといった体質的な背景が組み合わさって起こると考えます。

・水分のめぐりを整える

・胃腸の力をサポートする

・内側を温めて動かす

など、体全体のバランスを整えて自然な排便を促すことを大切にします。

 赤ちゃんの便秘は、「出ないことに慣れてしまう前に」早めのケアがおすすめです。Unnamed-3_20251210122501

 漢方薬は、生後2、3ヶ月のお子さんから服用できます。

✨【ご相談はお気軽に】

 水戸部クリニックでは、ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。

 お気軽にご相談ください。

 医師の処方による漢方薬は、健康保険適用です。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2025年11月27日 (木)

治りにくい痔ろうと便秘 ―漢方による体質ケア ―**

「痔ろうがつらいです」

「便秘があって、下剤を飲むと効きすぎてしまう」Ky22_26_20251126100401

「1日中座り仕事で、痛みがなかなか引かない」

 このようなお悩みを抱えて来院される方は、決して少なくありません。

 痔ろうは局所のトラブルに見えますが、

 実際には 腸の状態・血流・体質・生活習慣 などが複雑に関係していることが多いと、東洋医学では考えます。

 今回は、痔ろうと便秘、そして座り仕事の影響について、

 東洋医学の視点から、「さらっと理解したい方」、「詳しく知りたい方」への2部構成でまとめます。

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【簡単に理解したい方へ】

 痔ろうのつらさは、

「肛門まわりの炎症」だけでなく、

体の内側の状態とも関係していることがあります。

特に影響しやすいのが、

・慢性的な便秘

・下剤による便通リズムの乱れ

・長時間の座り仕事による血流低下Ky29_13

といった要素です。

東洋医学では、痔ろうを

「血の巡りの滞り」「腸の働きの乱れ」「湿や熱のこもり」

といった状態と重ねてとらえることがあります。

そのため、

◇便を出すだけでなく、自然な排便リズムを目指すこと

◇肛門周囲だけでなく、体全体の血流を整えること

◇生活習慣による負担を少しずつ減らすこと

が大切な視点になります。

【痔に漢方】

 女性の方の痔のお話はこちら

【女性の痔に漢方】

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【詳しく知りたい方へ】Photo_20251126111601

① 便秘と下剤使用の影響

下剤を使うと一時的には排便が得られますが、

効きすぎると下痢になり、その後にさらに便秘が強くなる…

というリズムの乱れに悩まれる方も少なくありません。

東洋医学では、こうした状態を

・腸の潤い不足

・「気」の巡りの低下

・腸の動きのアンバランス

などとしてとらえます。

「出すこと」だけでなく、

腸が本来のリズムを取り戻せる状態に近づけていくことが大切になります。

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② 座り仕事と肛門周囲の血流

 長時間の座位は、骨盤内や肛門周囲の血流を滞らせやすくします。

 東洋医学ではこれを

「瘀血(おけつ)」=血の巡りの停滞 と考えます。

この状態が続くと、

・痛みが長引きやすい

・腫れが引きにくい

・違和感が残りやすい

といったことにつながる場合があります。

そのため、

患部だけでなく、体全体の巡りを整える視点が重要になります。

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③ 炎症と「湿・熱」

痔ろうでは、炎症が続くことで

体内に「湿」や「熱」がこもりやすくなることがあります。

これにより、

・ジュクジュクしやすい

・熱感を伴う

・腫れや違和感がなかなか引かない

といった状態につながることもあります。

東洋医学では、こうした状態も体質のひとつとしてとらえ、

体全体のバランスを見ながら整えていくことを重視します。

【痔の症状緩和に漢方】

 女性の痔のお話はこちら

【女性の痔に漢方】

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【ご相談はお気軽に】

 水戸部クリニックでは、痔ろうや便秘などの症状に対して、

西洋医学的な視点に加え、東洋医学の考え方も取り入れながら、

お一人おひとりの体質や生活背景を考慮した診療を行っております。

「なかなか改善しない」「同じ症状を繰り返している」といったお悩みがある方は、

体全体のバランスから見直す選択肢として、ご相談いただければと思います。

ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。Icon_medical_woman04_20251126115901

 医師の処方による漢方薬は、健康保険適用です。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

【生活の中でも工夫を】

日常生活でも、次のような点を意識することが、

体調管理の一助となる場合があります。

・1時間に一度は立ち上がって体を動かす107_20251126115801

・お腹や腰、下半身を冷やさない

・便意を我慢しすぎない

・刺激の強い下剤を漫然と使い続けない

・睡眠リズムを整える

無理なく、できることから少しずつ取り入れていくのが大切です。

2025年10月13日 (月)

幼少期から続く便秘に、東洋医学のまなざしを ―**

便秘はただの排便の問題ではなく、心と体のバランスの乱れ

「便秘がひどいです。幼少期からずっと出にくく、中学生になった今も1週間に1回出ればいいほうです。」A307_048_20251011010801

このようなご相談をいただくことがあります。

便秘というと「腸の動きが悪い」と考えがちですが、

東洋医学では「心と体のバランスの乱れ」としてとらえます。

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◆ 小児や思春期の便秘に見られる特徴

・神経質で緊張しやすい子Ky64_081

 ストレスや不安が腸の動きを止めてしまうことがあります。

・冷えやすい子

 体が冷えると腸の働きも鈍くなります。

・食が細く、疲れやすい子

 エネルギー不足で腸が元気に動けないこともあります。

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◆ 東洋医学のアプローチPhoto_20251011011001

漢方では、こうした体質や気持ちの状態を見極めて、

「体を温める」「潤いを補う」「緊張をほぐす」といったアプローチで整えていきます。

お子さんの便秘には、「心の緊張」や「体の冷え」など、さまざまな背景があります。

ただ便を出すことだけでなく、体の中から整えることが、自然な排便への第一歩です。

【子供の便秘・腹痛に漢方】

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【詳しい解説編】

― 一人で悩まないで。東洋医学が考える「出にくい」の理由 ―

西洋医学では、便秘を主に腸そのものの機能の問題として捉えますが、

東洋医学ではそれを「全身のバランスの乱れが引き起こすサインの一つ」と考えます。

つまり、「なぜ便が出にくい体質になっているのか」という根本原因を探るところから始まります。

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◆ 「気・血・水」のバランスが鍵

 東洋医学では、体をめぐる3つの要素

気(き)・血(けつ)・水(すい)が調和して働くことで健康が保たれると考えられています。

便秘はこのバランスが崩れることで起こるとされ、

次のようなタイプが見られます。

● 「気」が滞るタイプKy64_18

 ストレスや環境の変化で「気」の流れが悪くなると、腸の動きも鈍くなります。

 お腹が張って苦しいのにスッキリ出ない 

そんな状態が特徴です。

● 「血」「水」が不足するタイプ

 体を潤す力が弱まると、便が乾燥して硬くなります。

 皮膚や唇が乾きやすい方にも多く見られます。

● 「気」が不足するタイプKy64_11_20251011011601

腸を動かす力が足りず、いきんでも出にくい状態です。

長年の便秘体質や、食が細い・疲れやすい体質の方に多く見られます。

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◆ 体質に合わせた漢方のちから

 漢方では、こうした体質を見極めて、

滞っている「気」を巡らせたり、乾燥を潤したり、弱っている「気」を補ったりと、

一人ひとりに合わせたアプローチを行います。

 ただ便を出すことだけを目的にするのではなく、

「出にくくなっている体の原因」を整えることで、自然なお通じを取り戻す。

 それが、東洋医学が目指す便秘治療の形です。

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 幼少期から続く便秘には、長年の体質や心の影響も関係しています。

 無理に出そうとせず、「なぜ出にくいのか」を一緒に見つけていくことが大切です。

【子供の便秘・腹痛に漢方】

◆ご相談はお気軽にPhoto_20251011011001

 水戸部クリニックでは、ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。

 お気軽にご相談ください。

 医師の処方による漢方薬は、健康保険適用です。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

2025年9月 1日 (月)

便秘に悩んだとき ― 漢方で見つける自分に合った整え方 **

 「便秘で悩んでいます。排便は2〜3日に1回程度で、ひどい時には4〜5日あくこともあります。

 お腹の張りはありませんが、便がウサギの糞のようにコロコロと硬く、すっきり出ないため、トイレに1時間近くかかってしまうこともあります。」Ky21_19

 多くの人が抱えるお通じの問題。便秘といっても、その状態やつらさは人によってさまざまです。

 「何日も出ない」「お腹が張って苦しい」「出てもすっきりしない」など、悩みの形は一人ひとり異なります。

 西洋医学では、便秘薬を使って腸の動きを直接刺激したり、便を柔らかくしたりする方法が一般的です。

一方で漢方では、「なぜ便秘になっているのか」という原因に注目し、体全体のバランスを整えることで改善をめざします。

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漢方で考える便秘のタイプ

 漢方では、お通じは体からの大切なサインだと考えます。Photo_20250829120301

 便の硬さや形、お腹の状態から、体の内側で起きていることを推測します。代表的なタイプをご紹介します。

1. 腸の「うるおい不足」タイプ

 ウサギの糞のようにコロコロと硬い便が出るのが特徴です。

 体をうるおす「血(けつ)」や「水(すい)」が不足して腸が乾燥していることが関係していることも考えられます。便が硬いために時間がかかったり、強くいきむ必要があったりします。

2. 「気」のめぐりが滞るタイプ

 お腹が張って苦しい、便意はあるのに出にくい、少量で残った感じがする――。

 これは生命エネルギーである「気(き)」の流れがストレスなどで滞り、腸の動きがスムーズでなくなることが関係している場合もあります。イライラやため息が多い方が比較的多くいらっしゃいます。

3. エネルギー不足で「出す力」が足りないタイプKy22_07_20250829153001

 便意が弱く、トイレでいきむ力も出にくいタイプです。排便後に疲れてしまうこともあります。

 体を動かすエネルギーである「気」が不足(気虚:ききょ)しているため、便を押し出す力が弱まっている場合も考えられます。疲れやすい、食欲があまりない方もいらっしゃいます。

4. お腹の「冷え」が原因のタイプ

 体が冷えることで腸の働きが鈍り、便秘につながるタイプです。

 お腹を温めると楽になる、温かい飲み物で調子が良くなる場合もあります。背景にはエネルギー不足も関わっている場合があります。

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 このように漢方では、同じ「便秘」という症状でも、その方の体質や状態によって原因のとらえ方が異なります。

一人ひとりに合った方法で体のバランスを整えることにより、自然なお通じをめざしていくのが漢方の考え方です。

【便秘・腹痛に漢方】

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 お気軽にご相談ください。医師の処方による漢方薬は、健康保険適用です。

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2025年7月 5日 (土)

お腹の冷え、胃が弱い、緊張に心と体を整える漢方

「お腹が冷えています。腰の周りも冷たいです。

便秘でお腹が張ると、胃炎になります。Ky22_09_20250630162501

10代の頃から胃が弱くて、

神経性胃炎のお薬を処方していただいていた時期もありましたが、

薬に負けるというか、そんな感じになります。

常に体が緊張しているような感じで、

カチコチに固まっている感じがしています。眠りも浅いです。」

 このようなご相談をいただくことがあります。

 胃腸の調子が悪くなると、食事が楽しめなかったり、気分が落ち込んだりと、日常生活にも大きな影響が出てしまいます。また、常に体がこわばって緊張しているような感覚や、眠りの浅さなどが重なると、「何から手をつけたらいいのかわからない」と感じてしまうこともあるでしょう。

 漢方では、こうした症状を一つ一つバラバラに見るのではなく、心と体をひとつのつながったものとしてとらえます。お腹の冷えや便秘、胃の弱さはもちろん、緊張感や不眠も含めて、「体全体のバランスの乱れ」として捉えるのが特徴です。

 たとえば、お腹の冷えは「陽気(ようき)」の不足と考えられ、体を温める力が弱まっているサインとみなされます。また、緊張しやすく眠りが浅い状態は、「気(き)」の巡りが滞っていることや、「肝(かん)」の働きの乱れと関係している場合があります。

 こうした複合的な不調に対しては、体質や症状の傾向を参考にしながら、心身の状態に合わせた処方を検討しております。薬に敏感な方や、これまでの治療で思うような改善が見られなかった方からのご相談も多いです。 

 水戸部クリニックでは、ご相談しやすい環境づくりをスタッフ一同で心がけております。お気軽にご相談ください。Photo_20250630162601

 医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になります。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

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