冷え・便秘・胃の不調…症状が重なっていませんか?
「お腹や腰まわりが冷えています。便秘があり、お腹が張ると胃の調子まで悪くなります。
中学生の頃から胃が弱く、今でも胃もたれや胃の不調を感じやすいです。
また、常に体に力が入っているような感じがして、整体でも『体がとても硬く、緊張が強いですね』と言われます。
眠りも浅く、朝起きても疲れが残っていることがあります。」
このように、一つだけではなく、いくつもの症状が重なってお困りの方は少なくありません。
漢方では、それぞれの症状を別々に考えるのではなく、体全体のバランスや体質を総合的にみながら処方を検討していきます。
「胃だけ」「便秘だけ」では説明できないことがあります
漢方診療では、
◆お腹や腰まわりが冷えやすい
◆便秘が続き、お腹が張る
◆胃もたれや食欲低下がある
◆首や肩、背中に力が入りやすい
◆眠りが浅く疲れが取れない
といった症状が同時にみられる方によくお会いします。
一見すると関係のない症状のように思えますが、漢方ではこれらが一つの体質から生じていることもあると考えます。
例えば、冷えによって胃腸の働きが低下すると、便秘やお腹の張りにつながることがあります。
また、緊張状態が続くことで自律神経のバランスが乱れ、胃の不調や眠りの浅さ、筋肉のこわばりが重なることもあります。
もちろん、すべての方が同じ原因ではありません。
そのため漢方では、
◆冷えが強いのか
◆胃腸の働きが低下しているのか
◆緊張やストレスの影響が大きいのか
◆血流や水分代謝の偏りがあるのか
などを確認しながら、その方に合った処方を検討していきます。
「胃薬を飲んでもすっきりしない」
「便秘だけ治しても調子が戻らない」
「体がいつも緊張して休まらない」
このようなお悩みが続いている方は、体全体の状態を見直すことで改善につながる場合があります。
複数の症状が重なっている場合こそ、一つひとつを切り離すのではなく、全体のつながりを考えながら診療を進めていくことが大切だと考えています。
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