朝つらくなるお子さんの不調 ―不安や腹痛、涙について
「朝がつらそうで、理由もなく涙が出てしまうそうです。
以前からその傾向はありましたが、連休明け頃から回数が増えてきています。
学校が休みの日は比較的落ち着いて過ごしていますが、
授業の内容や本人が気になる出来事があると、つらさが強くなってしまうようです。」
朝になるとつらくなる…涙が止まらないお子さん
「朝になると急に行きたくなくなる」
「理由はうまく説明できないけれど、涙が出てしまう」
「休みの日は元気なのに、学校のことを考えると苦しくなる」
このようなご相談は、連休明けや環境の変化が多い時期に多くなります。
特に、
◆まじめで頑張り屋さん
◆周囲に気をつかいやすい
◆人の言葉や雰囲気を敏感に受け取りやすい
◆我慢してしまう
そんなお子さんほど、心の疲れを外に出せず、
ある日突然「朝だけ動けない」という形で表れることがあります。
学校での出来事や人間関係、睡眠不足、
体調面などが原因となっている場合が考えられます。
そのうえで、東洋医学では、こうした状態を
「気の巡りの乱れ」
「緊張が続いて心と体が休まらない状態」
として捉えることがあります。
強い緊張や不安が続くと、体は常に力が入ったような状態になり、
朝になってもうまく切り替えができなくなることがあります。
すると、
◆朝になると頭痛や腹痛が出る
◆食欲が落ちる
◆涙が出やすい
といった症状につながることもあります。
また、一見「心の問題」に見えても、疲労の蓄積や睡眠の質の低下、
自律神経の乱れが背景に隠れていることも意外に多いです。
漢方では、単に気持ちを抑えるのではなく、
「緊張で消耗した心と体を整える」
という視点を大切にしながら、その方の状態に合わせて考えていきます。
不安が強く出やすいタイプ、疲れが目立つタイプ、胃腸症状を伴うタイプなど、
同じ「朝つらい」という症状でも、体質や反応の仕方は一人ひとり異なります。
「甘えているだけなのでは」
「気持ちの問題だから仕方ない」
と無理に頑張り続けることで、
かえってつらさが長引いてしまうこともあります。
水戸部クリニックでは、西洋医学的な治療も大切にしながら、
医師と薬剤師、スタッフが連携し、
漢方の視点も含めた診療を行っています。
お気軽にご相談ください。
医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になります。
































