毎日が“生理前”のように不調に、体質から見直す漢方のアプローチー**
「生理前の不調が毎日続いています。
今までは、生理1週間前から生理が終わるくらいまでで治っていましたが、今は同じような症状がずっと続いたまま次の生理になっています。
汗をかいたりして、だるさが続いています。」
生理前のつらさが、最近は“毎日”のように続く・・・。
こうした状態は、東洋医学では 心身のバランスが大きく揺れたサイン としてとらえます。
今回も、さらっと簡単に理解したい方と、少し詳しく知りたい方用の2部構成で掲載します。
✨【簡単に理解したい方へ】
本来、生理前の1週間だけ起こるはずのだるさや不調が、ほぼ途切れず続くという場合、
・自律神経の乱れ
・ホルモンの変動への耐性の低下
・体力の落ち込み(エネルギー不足)
・汗が出やすい体質・のぼせやすい体質
などが重なっていることが多いです。
特に、汗をかいてだるさが続く場合は、
「汗をかくほど体の中のエネルギーが減りやすい」状態になり、
疲れやすさが増して、さらに不調の波が長引くことがあります。
漢方では、
・体のエネルギーを補うこと
・ホルモンの変動に対応できる体に整えること
・余分な熱やのぼせを調整し、汗のバランスを整えること
を大切にします。
毎日続くつらさが少しずつ軽くなり、
生理前の不調も整えていくことを目指します。
東洋医学では、生理周期は 「血(けつ)」「気(き)」「水(すい)」の調和 によって成り立つと考えます。
生理前は気が停滞しやすく、熱がこもったり、自律神経の揺れが強くなったりするため、
のぼせ・イライラ・だるさ・汗・胃腸の不調など、さまざまな症状が出やすい時期です。
しかし本来は 生理前1週間〜生理終了まで の周期性を保つもの。そのリズムが崩れて「毎日」続くようになった場合、
東洋医学的な視点からのとらえ方が重要となります。
●気が不足して、体のゆらぎに弱くなっている
汗が出やすい、疲れやすい、だるさが慢性的に続く方は、
体のエネルギー(気)が不足して、免疫力や抵抗力が弱くなっている状態。
汗をかくこと自体で気をさらに消耗するため、
「汗 → だるい → さらに汗が出る」悪循環が起こりやすくなります。
●体の中に熱がこもり、上半身に偏る
のぼせ、ほてり、汗が多い、落ち着かない
これは 気が巡らず、熱がこもる気滞(きたい)+熱 の組み合わせで起こりやすく、
生理前の症状が増幅し、周期を超えて続いてしまいます。
●自律神経のバランスの乱れによる心や体のゆらぎが回復しきれない
ホルモンの波に毎月耐えるには、気血の回復と、十分な休息の積み重ねが必要 です。
それが不足すると、ゆらぎが「次の周期まで持ち越し」され、結果として 毎日が生理前のように感じる状態 になります。
【漢方では一人ひとりの症状や体質を考慮した治療】
このような症状の方には、体質や症状に合わせて処方を検討します。
◇不足したエネルギー(気)や血の回復をめざす
だるさ、毎日の疲れの改善
◇血の巡りをよくして、ホルモンの変動への耐性を高める
イライラ・不安定さ・胸のつかえ感を軽減
◇体の中にこもった熱を下げ、汗のバランスを整える
のぼせ・ほてり・多汗などの緩和
これらにより、 毎日続く不調が徐々に軽くなり、生理周期本来のリズムに戻るように導くことを目指します。
「ずっと生理前のような不調が続いている」
「休んでも改善しない」
という方症状の緩和に漢方薬が効果を発揮しやすい領域です。
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