掌蹠膿疱症に漢方治療を行っております。掌蹠膿疱症性の関節炎も発症している方の受診も多いです。
掌蹠膿疱症に悩む方は多く、ステロイドやタクロリムス軟膏などによる治療を受けられている方が多いようですが、思うような改善がみられない方が、体の中から皮膚炎や関節の炎症を鎮める漢方治療を希望されています。
一人ひとりの症状や体質に合わせた漢方薬の服用により、症状が改善される方が多いです。掌蹠膿疱症は、皮膚に老廃物や炎症物質が排泄されている状態なので、体の中からの体質改善により、少しずつ皮膚に現れている膿疱や炎症によるかゆみが改善される方が多いです。それに伴い、掌蹠膿疱症による関節の痛みを軽減される方が多いです。
漢方薬は、長く飲み続けないと効果がないと思っている方が多いようですが、2、3週間くらいで、若干の軽快を実感される方が多いです。症状にもよりますが、最初の2、3週間くらいで、処方の再検討を行っております。
調子がよいようでしたら、同じ処方で継続しますし、改善がみられないようでしたら、変方したり、他のお薬を追加したりして対応しております。
また、掌蹠膿疱症などの皮膚炎の場合は、皮膚炎の症状の変化や体調の変化に合わせて、細やかに対応して、処方を変方する場合が多いです。患者さんそれぞれのその時々に合わせて、細やかに対応できるのが漢方薬です。
ステロイドやタクロリムス軟膏を中止したい方のご相談も多いです。これらの塗り薬は、急に中止しますと、リバウンドにより、掌蹠膿疱症の症状が激しくなる場合が多いので、漢方薬と併用しながら、ゆっくりと少しずつ減らしてゆくことをお奨めしております。
医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的で続けやすいと好評です。
水戸部クリニックは、新潟市で診療を行っておりますが、新潟県内の遠方からの方や新潟県外からの方の受診も多いです。遠方などで来院が難しい方に、自宅や職場でできるオンライン診療が好評です。
「掌蹠膿疱症に漢方」
従来からのHPを順次リニューアルしています。より詳しい内容に書き換えております。
「私の漢方情報サイト・MY漢方」
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ある患者さんのお話です。
「掌蹠膿疱症で、20年も悩んでいます。掌蹠膿疱症の関節炎の方が皮膚炎よりも辛いです。この鎖骨の辺りがずっと重い感じで痛いです。
手の平よりも足の裏に、ブツブツ膿が出ています。ステロイドを20年以上塗っていますが、全然よくなっている感じはありません。いい加減塗るのを止めようかと思っています。
それよりも痛みの方が辛いです。腰も痛くて、それは掌蹠膿疱症とは別みたいですけど、坐骨神経痛ですか、そう言われて、何年にもなります。」
この方の体質に合わせた漢方薬を2週間処方しました。
「漢方を飲んで1週間くらいで、鎖骨の痛みが楽になっているのがわかりました。腰の痛みもちょっといいみたいです。膿疱は、まだよくわかりませんが、漢方を飲んでから、そんなにかゆくなくなっています。」
この方は、少しずつ痛みが軽減され、鎖骨の痛みをほとんど感じなくなりました。手の平や足裏の膿疱も漢方薬を服用されているとほとんど出ることがないと継続されています。
「20年以上も悩んでいたのに、驚きました。もっと早く来ればよかったです。」
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