「階段がつらい」ひざ痛に、体質から寄り添う漢方ー**
「両ひざが痛くて曲がらないので、階段がつらいです。
椅子から立ち上がるときや、朝起きた直後も動かしづらく、少し動くと楽になる気もしますが、最近は痛みが強くなってきて不安です。」
このようなお悩みは、年齢とともに増えてきますが、漢方では単なる「ひざの老化」だけでなく、体全体のバランスの乱れとして考えます。
今回も、東洋医学の視点から、「さらっと理解したい方」、「詳しく知りたい方」への2部構成でまとめます。
【簡単に理解したい方へ】
ひざの痛みは、ただ関節だけの問題ではなく、
体の中の「めぐり」や「栄養」「冷え」などが影響して起こっている場合が多いと考えます。
特に以下のような状態が関連していることがあります。
◇クーラーや職場環境などにより、ひざが冷えている
◇体力が落ちて、筋力が弱くなってきている
◇血行が悪く、関節に栄養が届きにくい
◇天気や気圧で痛みが変わる
漢方では、こうした状態をひとまとめにして、
「体の中のバランスの乱れ」としてとらえ、
ひざ局所だけでなく、体全体を整える治療を考えていきます。
【詳しく知りたい方へ】
漢方では、ひざの痛みを
「気・血・水(き・けつ・すい)」や「腎(じん)」の働きと関連づけて考えます。
① 冷えによる痛み
ひざを触ると冷たい、冷房で悪化する、冬に痛みが強くなる方は、
「冷え」によって血流が悪くなり、関節の動きが悪くなっている可能性があります。
② 血行不良・栄養不足
関節を動かすためには、血の流れがスムーズであることが大切です。
血の巡りが悪いと、関節に十分な栄養が届かず、痛みやこわばりにつながります。
③ 腎の衰え
東洋医学でいう「腎」は、加齢との関係が深く、
骨や関節、下半身の力と大きく関わるとされています。
年齢とともに痛みが強くなってきた場合は、
この「腎」の働きの低下も関係している可能性があります。
④ 水分代謝の乱れ
むくみやすい方、天気で痛みが変わる方は、
体の中の余分な水分が関節に停滞している場合もあります。
こうした背景を総合的に見ながら、
患者さんそれぞれの体質や症状に合わせて
体全体を整えていくのが漢方治療の特徴です。
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