本日の漢方研修は、眠れない時のお話
眠れない時、なかなか寝付けない時に、
安定剤や睡眠薬を飲むイメージが強かったですが、
こちらでは漢方薬がよいという患者さんが多いと思います。
今までのお話で、漢方薬の効き方が、
普通のお薬とは違った効き方になっているというのは
なんとなくわかったような気がしますが、
眠れない時の漢方薬もまた
別のおもしろさがあるように思えるので、
勉強したいです。」
多様に考えることができます。
◇ストレスや緊張が強くて、神経が興奮状態になっている
◇疲れがたまっている
◇手足がほてったり、むずむずして不快
◇手足が冷たい、体が温まらなくて寝つきが悪い
◇悪夢が多い
◇関節や神経痛で目が覚める
◇寝つきはよいが、早朝に目が覚めて眠れない
など、様々です。』
患者さんのお話を伺っていると、
いろいろなお話をされています。
その違いによって、
その方に合わせた漢方薬を選んでられる・・。」
『そうですね。
ストレスの度合いや年齢も考慮しますし、
生活習慣、職場環境、体力の度合い、
昨日お話した虚実も考慮します。』
一同 (笑)
『キャベツ おいしいですね。
キャベツではなくて、虚症、実証についてです。』
[アハハ!]
『眠れなくなった時期や眠れない時、
寝つきはよいのか、悪いのか
途中で目が覚めるのか、その後眠れるのか
眠れないのかなどを詳しく伺っています。』
「それにより、その方の体質
証がみえてくるっていう事ですね。」
『そうなんです。
漢方の問診票をみたり、
顔色や話す声や表情なども考慮します。』
[仕事のことを考えて、
あと、すごく緊張しているのか
表情が硬い患者さんとかもいらっしゃいますし、
先生とお話しているうちに、ポロっと
ぐちを言われる方がいらっしゃいます。
それを引き出すのって、すごいなあって、思います。
『そうですね (笑)
漢方の考え方では、眠れなくなっている原因となる
心や体のバランスの乱れを整えることを考えます。
安定剤や睡眠薬とは異なる作用になりますので、
それらとの併用も可能です。』
「それで、眠剤は余っているから
眠れる漢方薬だけ下さいっていう患者さんが
いらっしゃるのですね。」
どんなテーマでの質問が飛び出すのか
楽しみです。
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