今日の漢方研修は、乾燥肌
本日の水戸部クリニックの
夏の終わり頃から、秋から冬にかけて
お肌の乾燥や乾燥によるかゆみのご相談が増えるので、
乾燥肌についてのお話をしました。
紫外線によるダメージや
汗、クーラーにより肌の乾燥が
進んで、乾燥や肌荒れに気づく方が多くなります。
◆顔や体の乾燥が気になる
◆乾燥して皮がむける
◆肌の乾燥で、毛羽だったようになる
◆皮膚が硬くなってゴワゴワ
◆目の周り、口の周りが乾燥する
◆肌が乾燥して、突っ張る
◆皮膚の黒ずみ
などのご相談が多くなります。
漢方では、体の中から皮膚にうるおいを与える漢方薬を
検討します。
かゆくなったり、顔が突っ張る感じがする時が
あります。去年はそんな感じはなかったんですが・・・・。」
『クーラーによる乾燥も考えられますし、
汗によっても皮膚からうるおい成分が失われて乾燥する場合もあります。
漢方では、肌の状態だけではなく
年齢による肌の変化も考慮します。
思春期以降の方、更年期の方
老人性の乾燥肌の方なども考慮した処方になります。
そのために、皮膚の状態だけではなく、
漢方の問診表やくわしくお話を伺う必要があるんです。』
「そうなんですね。」
『ステロイド軟膏や保湿剤などを塗っていらっしゃる患者さんも
多いので、それも考慮が必要になります。』
「受付で、脱ステをしたくて受診されたと言われる患者さんも多いです。」
急な中止によるリバウンドが起こる可能性が高いので、
漢方薬を服用しながら、
ゆっくりと減らしてゆくことをお奨めしています。』
「良くなってくると、
本当にうれしそうに来院されます。
最初はすごく辛そうに来られていた方が
私達もうれしくなります。」
乾燥肌に限りませんが、季節変化や
気温の変化、エアコンなどによって、
皮膚症状も変化する場合が多いです。
その変化に合わせて、
乾燥肌が気になる場合は、
漢方薬に詳しい医師や薬剤師に
ご相談されることをおすすめします。
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