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2021年2月24日 (水)

ステロイドを中止したら、アトピーが悪化しました

 「アトピーです。ステロイドを塗っていましたが、

最近は塗っても良くならないので中止したら、

悪化して、いろいろやってみましたが、

どうにもならなくなっています。

 漢方薬でなんとか良くなればと思って受診しました。」Ky29_151

 ステロイド軟膏は、急に中止しますとリバウンドが起こる場合が多いです。

 ステロイドにより、皮膚に抑え込まれていた炎症が、噴き出してきますので、

中止される場合は、ステロイドのランクを下げたり、

塗る回数を少しずつ減らしてゆく方が、リバウンドも最小限に抑えやすく、

ストレスが少ないと思います。

 「ステロイドをやめてから、ここまで頑張ったので、

使いたくないです。」

 とのことでしたので、

漢方薬を中心として、ステロイドを使わない治療を開始しました。

 皮膚の状態や体質に合わせた漢方薬を3週間処方しました。

 3週間後、

 「少しよくなりました。 

 まだ痒いですが、ずっと楽になりました。」

【アトピー性皮膚炎に漢方】

 皮膚の激しい炎症や赤みが、漢方薬の服用前よりも改善がみられました。Img_9400

 継続されて、3カ月後、

 「かゆみはほとんど感じなくなっています。

 お風呂上りや寝る時にかゆくなる日もありますが、

以前に比べたらずっと楽です。

 あのう・・・この黒ずみとか痕は

治りませんか。」

 皮膚の激しい炎症が改善されてくると、

皮膚の黒ずみ(色素沈着)や掻き壊しの痕が気になり始める方が多いです。

 皮膚炎が改善されて、気持ちに余裕が出てくると、

美肌に意識が向く方が多いです。

 ステロイドの長期連用や掻き壊しによる色素沈着は、

長期間を要する場合が多いですが、少しずつ改善される方が多いです。

 皮膚の新陳代謝は、加齢とともに緩やかになりますので、

小さなお子さんや10代の方の改善が早い場合が多いです。Ky64_15-2

 若さってうらやましいですね (;^_^A

【新潟の漢方皮膚科・水戸部クリニック】

 水戸部クリニックでは、長年の漢方診療の経験により、

患者さんそれぞれの症状や体質に合わせた漢方薬を処方しております。Image_6483441-9_20210219105601

 医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、

経済的で続けやすいと好評です。

 新潟市で診療を行っておりますが、新潟県内の遠方からの方、

新潟県外からの方の受診も多いです。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

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