保温肌着で、肌が乾燥する方に
皮膚がかゆくなった、以前よりも乾燥するようになった
と受診される方が増えています。
季節や暖房などによる皮膚の乾燥による場合もありますので、
乾燥肌に対応した漢方治療も行っておりますが【乾燥肌に漢方】
保温肌着によって、皮膚の水分が奪われて、乾燥が増している場合があります。
保温肌着は、吸湿発熱素材から作られていますので、
肌から水分を吸収して、繊維が発熱することで温かくなる仕組みです。
肌着以外に、腹巻、スポーツウエア、膝サポーターなどにも使用されている場合があります。
もともと乾燥傾向の肌であったり、アトピー肌の方は、
肌の水分が少ないところに、吸湿発熱素材からさらに水分を吸収されますので、
体の乾燥が増してしまいます。
肌着などを変えたら、皮膚がかゆくなったり、乾燥が増したという方は、
『肌に直接触れる部分に、綿素材の肌着がお奨め』
温かいので手放せないという方も多いと思います。
そのような方には、綿の肌着を着て、
その上に保温肌着を着用されることをお奨めしております。
それにより、肌からの吸湿が抑えられますし、
肌着の枚数が増える事で、空気の層が増えて、
暖かさが増すと思います。
ある患者さんのお話です。
乾燥肌で、漢方薬を服用されていらっしゃる方ですが、
診察時にお話を伺っておりますと、
綿の半そでの下着の上に、長そでの保温肌着を
着用されていることがわかりました。
綿の下着も長そでに変えて頂きましたら、
以前から服用されている漢方薬のままで、
腕のかゆみは治りました。
小さなお子さんの場合でも同じようなご相談を受け付けております。
肌着を工夫されてもかゆみや乾燥が気になる場合は、
体の中から皮膚に潤いを与えて、乾燥に負けにくい皮膚に整える漢方薬が効果的です。
漢方薬は、生後2、3カ月のお子さんから服用できます。
医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、
経済的で続けやすいと好評です。
新潟市で診療を行っておりますが、新潟県外からの方の受診も多いです。
新潟県外からの方の受診も多いです。
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