漢方薬を生きる希望に
先日、ある患者さんのご家族の方が受診されました。
こちらに通院されていた親御さんについてのご報告を頂きました。
90代の方です。
ガンがみつかってからも漢方薬を服用されて体調を整えて、
お元気に過ごされていらっしゃいました。
少し前に容体が悪化して、入院されたそうですが、
入院中も漢方薬を欠かさず服用されていたそうです。
「食事が摂れない状態になっても
先生から処方して頂いた漢方薬を飲み続けていたんです。
食事が摂れないのですから、漢方薬も飲み込むのが大変そうでしたが、
欠かさずに飲み続けていました。
衰弱して意識を失うまで、毎日飲んでいました。
家に帰るために、生きる希望にしていたんです。
今までずっと先生の漢方薬で助けて頂いていたので、
頑張って飲んでいました。
年齢も年齢でしたから、寿命だと思います。
10年以上通院されていた方でしたので、
診察時に、毎回たくさんのお話をさせて頂きました。
寂しい思いと共に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
西洋薬と漢方薬の両方の保険適用が認められているのは日本だけだそうです。
治りにくい症状が漢方薬によって改善されている方が大勢いらっしゃいます。
水戸部クリニックでは、長年の診療の経験により、
西洋医学と東洋医学のよさを活かした医療を行っております。
多くの患者さんに支えられて、日々の診療を続けられている事に感謝しております。
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