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2020年11月16日 (月)

顔の湿疹が治らなくて、絶望していました

 「先生のところにお世話になって、1年になりますが、

1年前の絶望していた時を思い出すと、嘘のようです。」

治りにくい皮膚炎に、皮膚を体の中から整える

漢方治療を行っております。

◆ステロイドを塗るのを止めると、湿疹が出て来る

◆治りきれない、ステロイドを中止したい

などのご相談が多いです。

 悲痛な表情で受診される方も多いです。

 ある患者さんのお話です。222_20201112120001

 1年前、

 「顔のアトピーが治らなくて、ステロイドを塗っていますが、

塗っても治りが悪くなっています。

 辛くて悩んでいたら、漢方もよいかもしれないと思って来ました。」

 顔全体に激しい炎症があり、真っ赤になって、

むくみで腫れていました。

 ジュクジュクとした浸出液も出ていました。

 皮膚の炎症の状態とこの方の体質に合わせた漢方薬を処方しまして、

激しい炎症とむくみが鎮まるのを診ました。

 2週間、3週間と皮膚の状態を診ながら漢方薬を変方したりして対応しました。

 少しずつ皮膚の赤みが治まって、むくみが引いてきました。

 浸出液が少なくなり、かさぶたに変わって来ました。

 その後、ストレスで掻き壊して悪化したり、

 季節の変わり目に、皮膚の症状が変化したりと

辛い時期もありましたが、辛抱強く継続されました。

 「すごく皮が、ポロポロむけて

朝起きるとシーツに皮がびっしりになっていますが、

奥からいい皮膚が出て来ています。」339

 皮膚の新陳代謝は少しずつゆっくりと下から入れ替わりますので、

長期間を要する場合が多いですが、改善を実感される方が多いです。

 継続されて、約8カ月の頃、

 とてもよい状態に整った皮膚の範囲が広がってきました。

 「ここの部分がいい感じになって来ました。

何年ぶりです。普通の皮膚をみたのは(#^^#) 」

 それから2カ月後、

 こちらに初めて受診された時は、絶望していて

藁をもすがる思いだったとお話されました。

 ・:*:・感(*ノ∀`*)動・:*:・

 よかったです。

【新潟の漢方皮膚科・水戸部クリニック】

 水戸部クリニックでは、診察により

患者さんそれぞれの症状や体質に合わせた漢方薬を

処方しております。

 体質や体調の変化、季節変化などによる皮膚症状の変化

ステロイドやタクロリムス軟膏などからの離脱に伴うリバウンドなども

診ながら、漢方薬を変方したり、ストレスの状態を伺ったりと

その方それぞれの心身の状態に合わせた治療となります。

 医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、

経済的で続けやすいと好評です。

 新潟市で診療を行っておりますが、新潟県内の遠方からの方、

新潟県外からの方の受診も多いです。

【新潟の漢方外来・水戸部クリニック】

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