酒さが治りません。漢方薬を変えた方がいいですか
酒さの改善のために漢方治療を行っております。
ほほや鼻、額などが赤くなって治りにくいと受診される方が多いです。
長年の漢方診療の経験により、一人ひとりの皮膚の状態や体質に合わせた漢方薬を選択しております。
ある患者さんのお話です。
「赤ら顔が治りません。
酒さだから治らないって言われましたが、漢方で少しでも薄くなればと思いました。」
この方の体質に合わせた漢方薬を2週間処方しました。
1週間後にお問い合わせのお電話がかかって来ました。
「治らないので、〇番の漢方薬がネットで調べたら酒さによいと書いてありましたが、処方してもらえますか。」
酒さの皮膚の部分は、凝り固まっているような状態ですので、1週間くらいで改善されるのは難しいとお話しまして、焦らずに様子をみて頂くことにしました。
漢方薬を継続されて、少しずつ赤みが改善され、数カ月後にはほどんど目立たなくなりました。
「鏡を見るのが楽しみになりました。」
この方は、比較的順調に改善がみられましたが、皮膚の状態や体質により改善までに長期間を要する場合もあり、常にその方の為により良い処方を検討し続けております。
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