慢性じんましんに抗ヒスタミン薬が効かない
慢性じんましんに、体質改善の漢方治療を行っております。
抗ヒスタミン薬などを飲まないとじんましんが出る方、治っても頻繁に繰り返している方に、患者さんそれぞれの症状や体質に合わせた漢方薬が効果的です。
じんましんが出る原因となっている体のバランスの乱れを整える漢方薬を処方しております。
じんましんの性状やじんましんが出やすい時間帯なども含めて、一人ひとりの症状や体質に体質に合わせた漢方薬が効果的です。
水戸部クリニックでは、長年の漢方診療の経験により、患者さんそれぞれの体質に合わせた漢方薬を処方しております。
医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的で続けやすいと好評です。
新潟市で診療を行っておりますが、新潟県内の遠方からの方や新潟県外からの方の受診も多いです。
~*~*~*~
ある患者さんのお話です。
「じんましんが治らなくて、6年くらい薬を飲んでいます。
赤いぶつぶつが出て、膨らんで広がります。
薬を飲んでいても、出ます。飲まないとひどくなるので、この3種類を飲み続けていますが、完全に治っていないので、止められたらと思います。」
この方の体質に合わせた漢方薬を2週間処方しました。
慢性じんましんは、漢方薬の服用ですぐに出なくなりませんので、最初は、抗ヒスタミン薬との併用をお奨めしました。
「いまのところ、毎日抗ヒスタミン薬を服用しているので、よくわかりません。
でも少しかゆみは楽になったような・・・。どうなのでしょうか。」
抗ヒスタミン薬の服用量や回数を少しずつ減らすようにお話しました。
1か月後、
「じんましんが、ほとんど出なくなりました。
抗ヒスタミン薬を飲まなくても出ない日が増えています。
かゆくなった時に抗ヒスタミン薬を1種類だけ飲んでいます。」
2か月後、
「じんましんが出なくなりました。
6年も悩んでいたのに、うれしいです^^
またじんましんが出るかもっていうストレスから解放されました。
じんましんがかゆくて、掻き壊した痕はきれいになりませんか。」
慢性化していた皮膚炎が改善してくると、掻き壊しの痕、黒ずみ(色素沈着)などをきれいにしたいというご相談が増えます。
傷跡や色素沈着は、改善を実感されるまでに長期間を要する場合が多いですが、漢方薬の服用により、少しずつ薄くなってくる方が多いです。
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