春になると顔が赤くなる、ほてる方に漢方
「春になると顔が赤くなります。もともと赤いですが、春になると真っ赤になります。
レーザー治療も受けてみましたが、痛いだけで・・・。」
春になると、顔が赤くなったり、湿疹が出るという方の受診が多いです。
春に発症したり、悪化する皮膚炎の原因は、いくつか考えられます。
【紫外線によっても皮膚が敏感に】
3月頃から紫外線量が増え始めるので、紫外線による皮膚への影響が強くなります。
日光性皮膚炎による顔の赤みやかゆみで受診される方が多いです。
また、紫外線によって、皮膚表面の角質が厚く、硬くなります。
それにより、毛穴が詰まりやすくなるので、にきびなどの湿疹ができやすくなります。
【春は、自律神経系の乱れが起こりやすい!?】
春は、寒暖の差が激しく、また、進学や就職、異動など環境の変化などが、自律神経系のバランスが乱しやすくなります。
それにより、皮膚のバリアー機能がアンバランスとなり、外界からの刺激に敏感に反応しやすくなります。
そのために、皮膚炎が悪化したり、にきびが悪化する方が多くなります。
花粉による皮膚炎の場合もあります。
顔や首など花粉が付きやすい部分に皮膚炎が起こる場合があります。
また、屋外に干した洗濯物についた花粉によりかぶれを起こす場合もあります。
この患者さんは、皮膚が薄く、日光性皮膚炎による皮膚の炎症と考えられましたので、この患者さんの皮膚の状態や体質に合わせた漢方薬により、徐々に皮膚の炎症が鎮まり、赤みがひいてきました。
もともと皮膚が薄く、乾燥しやすい方なので、皮膚に潤いを与える漢方薬を継続されています。
漢方では、患者さんそれぞれの皮膚炎の症状はもちろんですが、一人ひとりの体質を考慮して、治療を考えます。
水戸部クリニックでは、長年の漢方診療の経験により、患者さんそれぞれの症状や体質に合わせた漢方薬を処方しております。
医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的で続けやすいと好評です。
新潟市で診療を行っておりますが、新潟県内の遠方からの方や新潟県外からの方の受診も多いです。
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