掌蹠膿疱症の関節痛が治った漢方
掌蹠膿疱症は、手の平や足の裏に膿疱や水疱が出る皮膚炎ですが、掌蹠膿疱症性の関節炎を発症する場合もあります。
漢方では、体の中から掌蹠膿疱症の炎症を鎮め、膿疱が皮膚に排泄されにくいような体質に整える治療になります。それにより、関節の炎症も改善される方が多いです。
ある患者さんのお話です。
「掌蹠膿疱症です。掌蹠膿疱症性の関節痛が痛いです。ステロイドは使わなくなって、何年にもなります。怖いでしょう・・・塗っても塗らなくても膿疱が出てくるし、止めました。
膿疱も出ていますが、関節痛の方が辛いです。夜痛みで目が覚めます。」
この方の体質に合わせた漢方薬を2週間処方しました。
2週間後、
「痛みが楽になりました。足の裏が軟らかくなって、痛みもずっと楽になりました。びっくりしました。
膿疱は、まだよくわかりません。2週間ですものね、続けてみたいです。」
1か月後、
「まだ痛みはありますが、漢方薬を飲む前とは比較にならないくらい楽になりました。
膿疱は、新しいのが出にくくなっている感じがします。」
漢方薬の服用を始めてから約3カ月が経過しました。
「関節の痛みは、ほとんどなくなっています。手の平は、きれいになっています。左の足は皮がむけたりはしますが、膿疱が出なくなっています。右足の方は、まだ膿疱が出ますが、出てもすぐに治っています。
関節が痛くないし、すごくうれしいです。」
現在も継続中です。
医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的で続けやすいと好評です。新潟市で診療を行っておりますが、新潟県内の遠方からの方や新潟県外からの方の受診も多いです。
関節の痛みやしびれに対応した漢方薬もあります。
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