仕事が忙しくなると熱が出る方に漢方
「仕事が忙しくなってくると熱が出て困っています。月末とか年度末に多いですが、この日までに仕上げなければならないなど、仕事が立て込んで来ると、38度くらいの熱が出て、頭がぼーっとして、体がだるくなって、困っています。
解熱剤を飲んでも、全然効かないし、風邪じゃないのに、解熱剤を飲むのもどうなのかなって思って受診しました。」
緊張やストレスがピークに達したことにより発熱する方がいらしゃいます。小さなお子さんに多い「知恵熱」のような症状と考えました。大人でもこのような症状に悩む方がいらっしゃいます。
この方の体質に合わせて、仕事が忙しくなりそうな時、また熱が出そうな感じがした時に服用されることをお奨めしました。
2週間後、
「先生、あの漢方いいですね。ちょっと嫌だな、疲れてきてるなあ、熱が出そうな感じがすると思ったら、すぐ飲むようにしています。熱が出ることもなく、頭がすっきりして、仕事を効率よくこなせています。」
仕事などで、急に忙しくなったり、緊張やストレスを感じていたり、疲労が溜まっていると、体温が高くなることがあります。過度のストレスや疲労により交感神経が活発になり、体温が上がります。
風邪や感染症などの炎症による発熱とは異なるので、解熱剤が効きません。
医療機関で検査をうけても、異常がなく、はっきりとした原因がわからないと言われる場合が多いようです。
このような方に、自律神経系のバランスを整え、ストレスや緊張を発散する漢方薬などが効果的です。
患者さんそれぞれの症状や体質、生活習慣、職場環境などに細やかに対応できるのが漢方薬です。
水戸部クリニックでは、長年の漢方診療の経験により、患者さんそれぞれの症状や体質に合わせた漢方薬を処方しております。新潟市で診療を行っておりますが、新潟県内の遠方からの方や新潟県外からの方の受診も多いです。オンライン診療(遠隔診療)も好評です。
医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的で続けやすいと好評です。
従来からのPC用HPもご覧ください。他の症状の内容も充実しています。
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