老人性乾皮症に漢方
全身の皮膚が乾燥してかゆくてたまらない、粉をふいたようになっている、掻き壊して血がにじんでいる方に、漢方治療が好評です。
中高年の方に多くなる症状です。皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)が遅くなるので、皮膚表面の角質層が厚くなります。その部分の水分保持力が低下していることが、皮膚の乾燥の原因と言われています。かゆみが強く、掻きむしって湿疹ができている方の受診も多いです。このような症状は皮脂欠乏性湿疹と呼ばれます。
保湿剤やステロイド剤を塗る治療が一般的ですが、全身となると、塗るのが大変な方、思うような改善がみられない方のご相談が増えています。
漢方では、皮膚表面に潤いを与え、皮膚の新陳代謝を活発にする処方を考えます。体の中からの体質改善により、お肌の乾燥やかゆみなどが改善される方が多いです。
水戸部クリニックでは、長年の漢方診療の経験により、乾燥肌の症状、原因、体質や新潟の季節変化に合わせて、患者さんそれぞれの症状や体質に合わせた漢方薬を処方しております。
医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的で続けやすいと好評です。新潟市で診療を行っておりますが、新潟県内の遠方からの方や新潟県外からの方の受診も多いです。オンライン診療(遠隔診療)も好評です。
従来からのPC用HPもご覧ください。他の症状のページも充実しております。
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ある患者さんのお話です。
「全身がかゆくて、かゆくて辛いです。皮膚科へ行ったら、老人性かんなんとか症って言われました。」
『老人性乾皮症のことですね。』
「まだ40代なんですけど、老人性だから治らないから、ステロイドを塗って抑えるしかないって言われました。塗ってみましたけど、皮膚がテカテカしてきたので、止めました。治らないのでしょうか。保湿剤も全身だと塗るのが大変でし、漢方がいいと聞いたので・・・。」
この方の皮膚炎の症状、年齢、体質に合わせた漢方薬を処方しました。少しずつかゆみが楽になり、かゆみでイライラするようなこともなくなりました。
「この漢方いいですね。お肌がツヤツヤしてきました。今度母を連れて来ようと思います。」
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