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2018年1月23日 (火)

ゴワゴワ肌のアトピーから卒業できた漢方

 「皮膚科で、もう塗る薬はありません。これ以上強いステロイドはありませんと言われました。半分やけ気味で、ステロイドを中止して4カ月になります。

 だんだんひどくなって、これは素人療法ではだめだと思って来ました。

 今、30になりますが、14歳からステロイドを塗っていました ゴワゴワ、ガサガサしていない自分の皮膚は見た記憶がありません。こんな肌でもきれいになりますか。」

 と初めて受診されたのは、4月でした。Img_9385

 顔全体が赤く、ゴワゴワしていました。手は乾燥して、ひび割れと水泡が混在していました。

 この方の体質に合わせて、皮膚の炎症を鎮めて、乾燥や水泡に対応した漢方薬を処方しました。

 少しずつ皮膚の赤みが引いてきました。水泡が出にくくなってきました。

 6月頃までは、徐々に軽快がみられていましたが、夏の汗が多い季節になると、浸出液が多くなり、かゆみが増したので、漢方薬を変方して、改善がみられるまでに少し時間がかかりました。10月中旬になって、浸出液が減り、水泡の数が減りました。

 12月に入るとほとんど水泡も出なくなりました。

 顔の赤みは、ほとんどなく、当初から炎症が強かった部分にわずかに赤みが残る程度になっています。

 「14歳の頃からステロイドを塗っていて、ゴワゴワ、ガサガサ以外の自分の皮膚を見た事がありませんでした。こんなにきれいな肌の自分になれるなんて思ってもいませんでした。もっと早く来ていれば、こんなに長い間悩まなくてもよかったのに・・・。」274

~*~*~*~

 アトピー性皮膚炎など慢性化した皮膚炎の改善には、長期間を要する場合が多いです。ステロイドやタクロリムス軟膏などを何年も塗り続けていた方は、リバウンドが起こりやすいので、漢方薬と併用しながら、ゆっくりと離脱してゆくことをお奨めしております。

 医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的で続けやすいと好評です。新潟で漢方診療を行っておりますが、新潟県内の遠方からの方や新潟県外からの受診が多いです。

 遠隔診療(オンライン診療)が可能になりましたので、遠方からの方も継続しやすいと好評です。

「新潟の漢方皮膚科で脱ステロイド」

「治りにくい皮膚症状を漢方で改善!!」

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