睡眠薬よりも眠れない原因を改善する事の重要性
不眠に悩む方が多いですが、不眠の原因は、多様なものがあります。安定剤や睡眠薬の服用もよいと思いますが、それでも眠れないと、服用量が増えてしまう方は、不眠の原因を考えてみられるとよいでしょう。
ある患者さんのお話です。自己判断で、睡眠薬の服用量を増やしていたようです。
「めまいがして、ふらふらします。食欲もなくなって、どうなったのだろうと思って来ました。」
診察時によくお話を伺ってみましたら、よほど眠れない時だけ服用していた睡眠薬を飲み切ってしまったとの事でした。寝つきが悪くなって、睡眠薬を追加して服用されていたそうです。
お話を伺っていますと、
「寝るときになると、足が痛いようなしびれる感じがして、寝つきが悪いので、「まだ寝られない、まだ寝られない」と、睡眠薬を追加で、服用していたそうです。
この方の場合は、日中は足のしびれや痛みは、全くないが、寝る時になると、足が病める(痛いような、しびれるような、所在に困るような感じ)が始まって、なかなか寝付けないのだとわかりました。
寝る時は、若干体温が下がりますので、体が冷えて、筋肉や関節に痛みを感じる方がいらっしゃいます。
日中は、足の痛むような感じがないので、寝る前だけ、血行を改善して、体を温める漢方薬を処方しました。
「先生、足が温かくなったら、よく眠れるようになりました。睡眠薬が要らなくなりました。もっと早く相談すればよかったです。」
不眠の原因は、多様なものがあります。日中の緊張やストレスが原因となっている方、体の冷えが原因となっている不調から、眠れない方、疲れすぎて、眠る体力すら残っていない方など、様々です。
診察時に、よくお話を伺う事で、不眠の原因となっている体のバランスの乱れに気づく方が多いです。
漢方薬は、一人ひとりの症状や体質に合わせた処方になります。不眠だけではなく、他の不調も改善される方が多いです。
医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的で続けやすいと好評です。新潟から漢方情報を発信しているクリニックです。
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数日前に、友人から写真が届きました。
新潟も満開ですよ^^
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