日光過敏症の症状が治らない時の漢方
春に皮膚炎が現れる、悪化する方が多くなります。3月頃から紫外線の量が増え始めますので、日光過敏症の症状が現れる方の受診が多くなります。
冬の乾燥により、敏感になっている皮膚は、紫外線の影響を受けやすくなります。紫外線があたりやすい顔や首、腕などの露出部分に、かゆみのある赤い湿疹が出ます。
紫外線は、皮膚の奥の真皮という部分まで到達していますので、皮膚表面だけの炎症ではありませんので、時間が経ってから、水ぶくれやむくみが現れる場合が多いです。一時的な炎症で徐々に改善される場合が多いですが、紫外線量が多い季節を通して皮膚炎が続く方、なかなか治りにくい方、色素沈着となって残った方に漢方治療が好評です。
ステロイドなどによる治療が一般的ですが、ステロイドが合わない方、使いたくない方にも好評です。
漢方には、体の中から皮膚の炎症を鎮めて、紫外線により傷ついた皮膚の修復を助ける処方があります。色素沈着の部分が改善されるまでに、長期間を要する場合が多いので、早めの対応が効果的です。
皮膚の炎症の状態、ひとりの症状や体質に合わせた漢方薬が効果的です。医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的で続けやすいと好評です。
新潟から漢方情報を発信しているクリニックです。
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日焼け後は、ビタミンAやC類が豊富な緑黄色野菜や柑橘系の果物、ビタミンEが豊富なゴマやナッツ類などがお奨めです。
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