新潟の酒さ治療に漢方外来
酒さが治りにくい方に漢方治療が効果的です。顔の赤み、にきびのような赤いブツブツ、毛細血管が広がって、赤い糸くずのように浮き出ていたりする症状です。症状が進行すると、膿疱が盛り上がって、鼻の頭がコブのようになる場合があります。温度差や日光に長い時間あたるなどの刺激などによって、ほてりや赤みが増したりする場合が多いようです。
はっきりとした原因はわかっていませんが、皮脂腺や毛細血管の異常増殖やステロイド剤の長期連用によると言われています。
酒さの皮膚の炎症や体質は、一人ひとり異なりますので、診察により、皮膚の炎症を鎮めて、皮膚の血流などを改善する漢方薬を処方します。
「酒さに効く漢方は何ですか。」と言われる事がありますが、漢方は、西洋医学の考え方とは異なる視点で、体全体のバランスの乱れから、酒さの原因となっている体のバランスを整える漢方薬による治療となります。症状や体質によって、酒さの症状を改善する漢方薬を検討しております。
「酒さ・赤ら顔に漢方」new 新しいHPを作成中です。
新しい病気・症状についてのページを追加しております。
従来からのHPもご覧ください。
「乳児湿疹・赤ら顔・酒さ・あかぎれなど多様な皮膚症状に漢方」
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ある患者さんのお話です。お近くの医療機関で、同じ漢方薬を1年くらい服用されていたそうですが、改善がみられる事がなく、疑問を感じられて、当クリニックへ受診されました。
鼻と鼻の周り、頬の辺りが赤く、細洛(毛細血管が糸くずのように、チリチリと浮き上がった状態)がみられました。
ステロイドやタクロリムス軟膏を塗るとチクチク、ヒリヒリする。乾燥して突っ張るが、保湿剤で悪化するとのお話でした。
診察により、この方の体質に合わせた漢方薬を処方しました。
皮膚の炎症を鎮めて、皮膚表面の血流改善の漢方薬などを処方しました。酒さの方の皮膚の乾燥は、炎症による熱で、部分的な乾燥が起こっている場合がありますので、保湿剤で、悪化してしまう事があります。
少しずつ顔の赤みが治まり、顔の乾燥が改善されている事を実感されました。
細洛の消失までには、時間がかかりましたが、少しずつ改善がみられ、ほとんと目立たない状態になりました。
酒さの治療には、長期間を要する場合が多いですが、1,2か月くらいで、処方の再検討を行っております。軽快がみられれば、同じ処方で継続する場合もありますが、あまり変化がないようでしたら、処方を変方して経過を診ております。
また、酒さや酒さに伴う湿疹やにきびなどの皮膚炎、乾燥など、皮膚の状態の変化に合わせて、漢方薬を変方することで、少しずつ改善を実感される方が多いです。
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桜の花のジュースを飲んで来ました^^
山桜の皮は、桜皮(オウヒ)と呼ばれて、漢方薬に用いられています。咳止めや湿疹の改善などの効果があります。
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