へバーデン結節の指の痛み

　冷え込みが厳しい朝が続いています。気温の低下により関節の痛みが辛くなったというお声が増えています。

　今日は、へバーデン結節のお話です。

　へバーデン結節の指の痛みの軽減に、漢方治療を行っております。へバーデン結節は、 指の関節が変形し、赤く腫れたり曲がったりする原因不明の疾患です。40歳代以降の女性に多く発生します。変形やこぶのような結節が痛みを伴う方は、仕事や日常生活に支障が出る方が多いです。

　指の関節部分の腫れや炎症の状態や痛みの度合いなどに合わせて、炎症を鎮めて、痛みを改善する漢方薬を処方しております。

　季節変化による気温や湿度の変化により、痛みが楽になったり、激しくなったりする場合があります。

　特に、冬は、気温の低下により、体が冷えて、全体の血流が悪くなりますので、へバーデン結節の痛みが激しくなる方が多くなります。

　指の関節部分の血流を改善し、温める漢方薬などに変方するなど、一人ひとりの症状や体質に合わせて漢方薬を調節しております。

　医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的で続けやすいと好評です。新潟から漢方情報を発信しているクリニックです。

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　へバーデン結節で、漢方治療を受けられている方のお話です。

　当クリニックで漢方薬の服用を続けられていますが、１１月頃から、痛みが強くなったとのお話でした。

　気温の低下が原因となっていると判断し、いつもの漢方薬を変方しました。

　「両手の指４本に痛みがありましたが、ほとんど治っています。右手の薬指だけ、ちょっと当たると痛いですが、普段は、ぜんぜん痛みを感じなくなりました。」

　診察時に、痛む時間帯や最近の体調や職場や家庭での気温などを細かく伺う事で、へバーデン結節や関節の痛みが悪化している原因を考えて、漢方薬を変方する事で、痛みが改善される場合が多いです。

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　アルコールは体を冷やしますので、関節痛にも影響があります。冬は熱燗やお湯割りがお奨めです。

　焼酎は、麹がベースに作られているので、お酒の中でも冷えにくいそうです。ビールは、冷えますね。

　最近ＨＰ担当は、梅酒を時々飲んでいます。お湯割りにしています＾＾