アトピーの落屑を漢方で脱ステロイド
ステロイド離脱を始めてから、リバウンドが起こり、落屑がポロポロ落ちるようになった、かゆみが激しくなった方のご相談が多いです。
ステロイドを中止ししたい方は、漢方薬との併用で少しずつゆっくりと、減らしていく方法がお奨めです。
アトピー性皮膚炎に、継続的にステロイド剤を塗っていた方は、急に中止されると激しいリバウンドが起こることがほとんどです。かゆみや痛みが激しくなったり、体がだるくなったりして、日常生活に支障が出る方が多いです。
漢方では、皮膚表面の炎症を改善する漢方薬と、健康な皮膚を作る力を整える漢方薬による治療となります。
落屑の状態や患者さんそれぞれの体質に合わせた漢方薬が効果的です。医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的で続けやすいと好評です。新潟から漢方情報を発信しているクリニックです。
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「アトピー性皮膚炎に漢方・ステロイドを使いたくない方」new
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ある患者さんのお話です。
アトピー性皮膚炎で、ステロイドを中止して、2週間くらいでリバウンドが起こり、市販の漢方薬を購入して服用していたが、体全体に落屑とかさぶたが出始めて、どうしてよいかわからなくなったと受診されました。
漢方薬を服用しながらステロイド剤を少しずつ減らすことをお奨めしましたが、ステロイドを使わずに、アトピーを治したいとのことでした。
掻き壊して、血がにじんでいる部分もありました。リバウンドで瞼が腫れ、足がむくんで、パンパンに腫れていました。
体の中に溜まった余分な水分を排泄する効果のある漢方薬を中心として、むくみを軽減することから始めました。
少しずつむくみが引いてきましたが、寒気を感じたので、漢方薬を変方しました。
皮膚のジクジクベタベタするようなかさぶたは出なくなり、乾燥した落屑のみになりましたので、漢方薬を変方して様子をみました。
体調もよく、落屑が減り始めましたので、継続して服用を続けて頂きました。しばらく軽快していましたが、季節の変わり目に、ジクジクした浸出液が出始めましたので、漢方薬を変方しました。
体調や皮膚の状態の変化に合わせて、漢方薬を変方して、約2年半くらいで、きれいな皮膚に改善されましたので、漢方薬も中止となりました。
「最初の頃は、お風呂に入ると、黒ずんだ落屑が湯船にびっしりと浮いて、シーツにも朝びっしりと、落屑が落ちていました。体の中に溜まった毒素が出ているのだと思っていました。途中で、湯船に浮く落屑が白っぽいものに変わって来ました。今はもう、全くなくなりましたが、体の中の毒素が出きった感じがしています。本当にありがとうございました。」
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