蚊に刺されるとパンパンに腫れて痛い

　蚊などに刺されると、赤くなって腫れ上がり、1、２週間くらい腫れが引かない方、一般的な抗ヒスタミン剤では改善がみられない方に、解毒作用のある漢方薬などが好評です。皮膚の腫れや赤み、かゆみの改善が早い場合が多いです。

　医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的と好評です。新潟から漢方情報を発信しているクリニックです。

【蚊によるアレルギー反応】

　蚊に刺されると、刺された部分がかゆくなって、腫れても数時間くらいで、腫れが引いて治る方、真っ赤になって腫れ上がり、1、２週間くらい経ってもかゆみが続く方がいらっしゃいます。蚊の唾液の成分に対するアレルギー反応が強く出る方は、腫れが激しかったり、全身にじんましんが出たり、発熱する場合があります。

　蚊によるアレルギー反応は、2つに分類されます。

◇蚊に刺された直後に腫れやかゆみ、赤みが出る　（即時型アレルギー）

◇蚊に刺された１、2日後に起こる腫れ、かゆみ、赤み（遅延型アレルギー）

　虫刺されにつける塗り薬は、市販でもたくさん販売されていますので、一般的なかゆみや腫れであれば、抗ヒスタミン薬が含まれている塗り薬で対応できる場合が多いです。通常の薬では、腫れが引かない、刺された部分が熱を持って、何日も炎症が治まらない方に、解毒効果のかる漢方薬や、皮膚の炎症を鎮める漢方薬が効果的です。

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　先日も、「蚊にさされると負ける」という方が受診されました。外で作業をすると、腕を刺される事が多く、腕全体が2倍くらいに腫れて、熱を持って、痛い状態が2週間近く続くそうです。ガーデニングや庭掃除もままならないとのことでした。

　首や腕を刺されて、腫れが出始めた状態で受診されました。解毒効果のある漢方薬と皮膚の炎症を鎮めて、かゆみを改善する漢方薬を処方しました。その後、すぐに腫れが引いて楽になったそうです。次回さされた時は、すぐに服用できると喜んでいらっしゃいました。

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