春にアトピーが悪化しやすい原因と漢方
春にアトピー性皮膚炎が悪化する方が多くなります。秋冬に落ち着いていたのに、2月下旬ころから、皮膚の状態に変化が起こり始める方の受診が多くなります。漢方薬による皮膚症状の治療を行っておりますが、皮膚症状の変化に、慌てて受診される患者さんが増える季節です。
皮膚の症状や体調の変化に合わせた漢方薬に変方することで、アトピー性皮膚炎の症状が改善される方が多いです。医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的で続けやすいと好評です。新潟から漢方情報を発信しているクリニックです。
◇春にアトピーが悪化しやすいのは、季節変化とストレス?!
春先は、皮膚の新陳代謝が活発になり、皮膚表面が敏感になります。そして、進学や就職、異動など環境の変化や季節変化により、自律神経系のバランスが乱れやすくなります。それによって、皮膚のバリアー機能がアンバランスとなり、外界からの刺激に敏感に反応しやすくなります。そのために、皮膚炎が悪化したり、かぶれる方が多くなります。
◇冬の皮膚から春の皮膚への生まれ変わりの時期に悪化しやすい!?
冬は、冬の乾燥や気温の低下から、お肌を守るために、皮膚表面の角質が厚くなっています。そして、皮膚表面の血流も悪くなっていますので、皮膚の新陳代謝も低下しています。
春になり、温かい日が増えてくると、皮膚の新陳代謝が活発になりはじめ、皮膚表面の血流がよくなってきます。すると、皮膚の少し深い部分に留まっていた、老廃物や炎症物質が、皮膚表面に噴き出して来る場合が多くなります。
◇花粉やアレルゲン、紫外線によりアトピーが悪化
花粉やダニやハウスダストなどが飛散しやすい季節になります。これらの物質もアトピー悪化の原因となる場合が多いです。
3月頃から紫外線量が増え始めますので、紫外線による皮膚への影響が強くなります。外出時は、日焼け止めや帽子などを活用されるとよいでしょう。
詳しくは、PC用HPをご覧ください。
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「急に顔が赤くなって、かゆくなって来ました。去年も同じ頃でしたね。」
「しばらく皮膚の調子がよかったのに、1週間前から、急に(皮膚が)赤くなって、ブツブツが出て来ました。」
「漢方を飲んでから、肌がきれいになって、しばらく漢方をお休みしていましたが、春になってから、また出始めたので、受診しました。」
「急に、ブツブツが出て来ました。」
という方が多いです。
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