冬の温熱じんましんは治らない?漢方薬が効果的です
温熱じんましんの症状に悩む方の受診が増えています。冬ですね。昨日の新潟は、雪が舞っていました。屋根が薄らと白くなっています。
温熱じんましんは、体が温まることで、皮膚に膨らみを生じて、痒みや赤みをともなう発疹が現われます。お風呂に入った後や暖房の温風やヒーターにあたったり、寒いところから、暖かいところへ移動した時、運動後に症状が現れることが多いですので、冬に多い症状です。体が急に温まったことが刺激になって、ヒスタミンが過剰に分泌されます。それによって、血管が広がり、皮膚が腫れて、赤くなったり、かゆみを伴うじんましんを起こします。
手足や太もも、お腹や背中などに症状が出る事が多いです。最初は、チクチク、ピリピリとした痛みから始まって、膨疹が広がって、掻くと広がって、かゆみが増すことが多いです。
一時的な症状で治る場合が多く、通常、抗ヒスタミン剤の服用やかゆみ止めのクリームなどを塗ることで、改善される場合が多いですが、中には、温熱じんましんの症状が取れない方、一度治っても再発を繰り返す方もいらっしゃいます。このような場合は、じんましんの症状の軽減と共に、温熱じんましんを起こしにくい体質に改善する漢方薬などが効果的です。漢方薬は、温熱じんましんの症状や体質に合わせた処方になります。細かな問診や診察により、その方に合わせた漢方薬を処方します。医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になります。
詳しくは、PC用HPをご覧ください。
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