梅雨時の風邪
新潟は、梅雨入り前の蒸し暑い日が続いています。なんとなく、だるい、頭がモアーッとするという方が多い季節です。
このような症状は、「湿邪」による症状です。湿邪とは、体の外から入ってくる六邪(病気の原因となるもの)の一つで、湿気が病気の原因となる事と考えるとわかりやすいと思います。湿度が高い時期に体の中に入りやすくなります。
そしてこの湿邪が消化器系に滞ると食欲不振や吐き気、下痢や軟便などの胃腸症状を起こしやすくなります。梅雨時の風邪症状に消化器系の症状が多いのは、このためです。しかし、発熱しても微熱程度の場合が多く、胃腸炎を伴う風邪をひいたと気付かない方もいらっしゃいます。体のだるさや胃腸症状が治りにくい方が多いです。
このような症状の方には、弱った胃腸の働きを整えて、胃腸に滞った余分な水分(水滞)を改善する漢方薬などが効果的です。
吐き気がある方、食欲がない方、食後もたれる方、下痢が続いている方、腹痛やお腹の張りや痛みを伴う方など、体調に合わせた漢方薬を処方しております。胃腸症状が長引いている方は、体力の消耗が激しく、だるさや息苦しいなどの症状を伴う方が多く、免疫力を高め、体力を補う漢方薬などが効果的です。漢方薬は、健康保険が適用になります。
詳しくは、PC用HPをご覧ください。
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