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2012年7月24日 (火)

アトピーのかゆみを止めたい!漢方で改善体質

 アトピーのかゆみに漢方薬が好評です。夜寝付くときに、体が温まると、かゆみが激しくなって、寝つきが悪い、寝た気がしないという方が多いです。

Ky53_14 アトピー性皮膚炎のかゆみは、皮膚の炎症によるかゆみの場合と、体のなかからの、ほてりが考えられます。

 アトピーの症状が改善されてきている方でも、体が温まった時、寝るときに、かゆみが激しくなる方が多いです。掻き壊すことで、傷になり、治るときにかさぶたできて、またかゆくなるという悪循環に陥っている方がいらっしゃいます。

 このような方には、かゆみが激しくなる時間、寝る前に、体のほてりを鎮める漢方薬などを追加して服用していただくことがあります。掻き壊しが減り、アトピー性皮膚炎の改善が早まり、ぐっすりと眠れるようになる方が多いです。

 一人ひとりの症状や体質に合わせた漢方薬になります。医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になります。Ky27_02_2

「アトピー性皮膚炎治療に漢方」スマホサイト

詳しくは、PC用HPをご覧ください。

「アトピーのかゆみを原因、体質に合わせた漢方で」

「アトピー性皮膚炎に漢方」 更に詳しい内容をページ別に掲載しております。

     ~*~*~*~*~ほのぼの漢方診療日記~*~*~*~*~*~

 「ぐっすり眠れているようで、最近は、寝ていて掻いている事があまりなくなりました。朝まで起きない日も増えています。」というのは、アトピーで受診されているお子さんのお母さんの言葉です。同じ新潟市でも遠くから通院されている方です。アトピーのかゆみ

20120721102411 とても嬉しく思いましたが同時に、夜のかゆみで眠れない方の辛さを再認識しました。お子さんだけでなく、お母さんも心配で熟睡できていませんでした。最初の受診から2年以上が経過しています。季節の変わり目に、皮膚症状も変化してよい時と激しくなる時の小さな波は、何度かありましたが、慌てずに辛抱強く受診を続けていらっしゃいますので、少しずつ改善がみられています。おしゃべりが上手で、いつもかわいい笑顔をみせてくれるお子さんです。

 「去年の同じ頃に比べたら、確実によくなっているのがわかります。毎年、夏になると悪くなっていたのに、今年は、ちょっとみたらアトピーってわからないくらいになっています。」

春・夏のアトピー

20120724100131 アトピー性皮膚炎の方の症状は、変化が激しく、一度落ち着いて安定が見られても、季節の変わり目などで、気温や湿度の変化、ちょっとした環境の変化、ストレスなどで、元の症状に戻ってしまったり、急激な変化が起こる方もいらっしゃいます。その時の皮膚症状や体質の変化に細やかに対応するのが漢方薬です。東洋医学では、皮膚表面の症状としてのみではなく、体の中のバランスの乱れを整えることを重要視しています。これは、アトピー性皮膚炎の方だけに限られたことではなく、体のどの部分のバランスの乱れから、皮膚炎などの不快症状が起こっているのかを考え、その部分のバランスを整える事を重視しています。これが、「体質改善」です。親から受け継いだ先天的な体質と食生活や生活習慣によって獲得した体質が複雑に混在しておりますので、体質改善には、一定の期間を要する方もいらっしゃいます。

 体質は、一人ひとり異なりますし、その年齢や時期によって変化する場合もあります。その変化に合わせて、漢方薬の処方も変方が必要になる場合もあります。一度症状の改善がみられていても、体調や症状に変化を感じたら、早めに受診されることをお奨め致します。

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