花粉症と皮膚炎
今年は、雪が多く花粉の飛散も遅いのでは、と思っておりましたが、もう「花粉症」の方が受診されました。鼻水やくしゃみよりも眼の痒みが激しい方です。毎年この季節から5月頃まで漢方薬を服用されています。
眼の痒みが激しく、眼は充血し、まぶたまでパンパンに腫れて、「眼薬も効かない、飲み薬もあんまり効かなくて何もだめなんです。すがる思いで受診しました。」と受診されたのが、数年前、それ以来毎年この季節になると受診されています。
「先生の点鼻薬がよく効くんです。」
あれれ・・・?「では、今回は漢方は要らないですか?」
「いや~漢方は別格です!!ないとなんぎてー(つらい、くるしい)なんぎてー、あれがないと困るので下さい。」
こんな会話をしましたが、最近は花粉による鼻炎症状や眼の症状だけでなく皮膚炎のご相談も増えています。顔や体など外気に直接触れる部分や花粉の飛散時期に外へ干した衣類などによるかぶれなどの症状のご相談も聞かれるようになりました。
漢方薬は、一般的な抗ヒスタミン薬に多い眠気やのどの渇きなどが起こりにくく、体にやさしいので、大変好評です。鼻炎症状だけでなくアレルギー性結膜炎にも対応しておりますので、眼の充血やかゆみに悩む方にも効果的です。
症状や体質に合わせた漢方薬によって、つらい花粉の季節を乗り切って頂くために必要に応じて、通常の西洋薬との併用も行っております。
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