咳の原因は、逆流性食道炎だった!胃症状ないのに!
逆流性食道炎の症状は、胸やけや胃もたれなどが多いですが、気管支に炎症を起こして、咳が続く場合があります。逆流性食道炎は、胃液が食道へ逆流して、食道に炎症が起こり、胃もたれや呑酸などの症状が続きます。この逆流した胃液が、気管にも入ってしまうことがあります。そして気管支に炎症を起こすと咳が続いたりする場合があります。
逆流性食道炎の症状
◇胃もたれ、胸やけ、胃痛
◇口の中がすっぱい(呑酸)、食べ物が上がってくる感じ
◇のどの違和感、焼けるようなチリチリ
◇げっぷが多い
◇お腹が張る
◇咳が続く
などですが、上記症状の中で、咳が続いている以外には、胃の症状や呑酸などの症状を全く感じていない方で、逆流性食道炎の方がいらっしゃいましたので、お知らせします。↓ ↓ ↓ ↓ ↓
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咳が何ヶ月も止まらないと受診された患者さんがいらっしゃいました。お近くの医療機関を転々と受診されていたそうで、咳止めや気管支拡張剤など咳を止めるためのお薬が、何種類も処方されていましたが、咳こみがひどくなるばかりで、つらいとのことでした。漢方薬希望でしたので、咳に対応した漢方薬を処方致しましたが、改善がみられませんでした。
逆流性食道炎を疑い胃カメラを検討しましたが、時間がなかなか取れないとのことで、逆流性食道炎に効果のあるお薬に切り替えました。この方は、胃腸症状は全く感じていらっしゃいませんでしたが、上記のように逆流性食道炎が原因で、咳が出ることがございますので、処方致しました。
数日後、再度受診されまして、「今まで何を飲んでも止まらなかった咳がピタッと止まりました。びっくりしました。」
逆流性食道炎は、「胸焼け」、「胸や喉が焼けるようなチリチリした症状」、「胃液が逆流するような感じ」や「のどのつかえ感」、「しわがれ声」などを訴える方が多いですが、長く続く頑固な咳を伴っている場合もあります。このような症状が続く方は、胃カメラをお奨めします。
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