凧合戦終了と手荒れ
大凧合戦も終わり、道で知っている方に合うと「終わりましたね。今年はダメな年でしたね。」が挨拶代わりになっています。今年は、大凧を挙げるのによい風があまり吹かず、合戦に持ち込めたのはわずかで、反対方向から凧を挙げることが多いまま終わってしまいました。来年を期待しましょう。
「凧合戦どうでしたか?先生、凧で忙しいと思って終わったから来ました。最近ずっと調子がよくてつい飲み忘れてました。すみません(笑)ついにお薬がなくなってきました。」
「凧合戦期間中も通常通り診療はしていますよ。患者さんも堤防へ行かれるのか、期間中は例年暇になります。やっぱり”しろねもん”ですね。」
そんな会話をしながらの診察も楽しいものです。
少し遠方からの患者さんです。手荒れで受診されています。最初に受診された時は、掌の一部が硬くなり盛り上がっていました。硬く大きくなってしまった角質が飛び出して固まっていて手の平にくっついているような状態で、何年も治ることなく日常生活にも支障が出ていて困っていらっしゃいました。頑固な症状で、あまり見かけない状態でしたので、手強いかもしれないと思ったことを思い出します。最初の3ヶ月間くらいは、皮膚の状態を見ながら漢方薬の種類や量を調節しながら、継続して服用していただきました。現在は、一見しただけではわからない程きれいな状態になって厚く手の平にくっついていた角質は、すっかりなくなって、再発予防と手荒れの状態をみて、服用されています。お薬がなくなったとのことで、4ヶ月ぶりに受診されました。 手荒れに漢方
漢方薬はずっと飲み続けなければならないのではなく、症状が安定しますと、服用を一時中止したり、症状をみながら必要と感じた時に服用されるようにお話しています。
手荒れや皮膚炎に悩む方はステロイド外用剤を使用したくない患者さんが多く、漢方の軟膏などを希望されることが多いです。
大凧合戦期間中は、休診と思っている方がいらっしゃいますが、通常通り診療しております。この期間は、地元の患者さんの受診が少ないので、じっくりお話をされたい方は、大凧合戦期間中がお奨めです。
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