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ステロイドを中止したい、治りにくい方に

2018年9月10日 (月)

アトピーで仕事を辞めた方が、再就職に至るまで

 30代男性の方、アトピーが再発して3か月、全身に浸出液とびらんで、ただれたように真っ赤な状態で受診されました。ステロイドは使用中でした。

 炎症が激しく、痛みとかゆみで、眠れない毎日が続き、ついに会社を退職されたとのことでした。

A307_032_2 頭部からもジュクジュクとした浸出液が、出ていました。激しい炎症は全身に起こっていて、乳輪部は、ガーゼと絆創膏が貼られていました。耳切れもありました。

 陰部の炎症も強く、痛みで歩くがやっとの状態でした。背中が突っ張って痛いと、背中を丸めて座ってられました。

 皮膚炎がとても激しいので、アトピー以前の状態として、かなり疲れていたのではないかと、お話を伺いましたら、無理を続けていたとの事でした。

 体力の低下が激しく、もととなる体の免疫力が著しく低下している状態でしたので、先に体力を回復することを中心に治療を開始することをご理解頂いて、漢方薬を処方しました。

 通常の場合、体質にあっているか、飲めるかなどをみるために、2週間分を処方しております。

 2週間後、

 体幹部分のテカテカした皮膚の光沢の改善がみられ、肩から背中にかけての掻き壊しの傷が治っていました。

 背中のツッパリ感がなくなったとの事で、背中を伸ばして座ってられました。

 頭部、顔の浸出液は、まだかなり多く、ジュクジュクした浸出液が、頭や顔全体ににじみ出ていました。

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 継続されて、2か月後、

 浸出液が多く、体全体のかゆみが強く眠れないとの事

 漢方薬を1種類変方しました。

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 更に、1か月後、

 乳輪部や陰部の炎症は、少し軽快したが、頭皮、顔の浸出液が引かず、かゆみが強い。

 体温が高めであるが、ぞくぞくっと寒気がする時がある。

 漢方薬を変方しました。ステロイドはほとんど使わないようになっています。

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 1か月後、

 少し改善がみられました。気温が低いと浸出液が増える感じがするとの事

 継続して、更に1か月

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 少しよくなったが、掻き壊してしまった。

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 初診時から約6か月後、

 浸出液が、完全に出なくなった。頭皮や顔のジュクジュクも完全に乾いた状態になっている。

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 更に2か月後に、顔の部分の皮膚炎も改善し、健康的なツヤが出始めています。

 新しい仕事が決まり、来月から仕事を始められるそうです。

「大人のアトピー性皮膚炎に漢方」

「西洋医学と東洋医学のよさを活かした医療を水戸部クリニックで」

 この方は、初診時の体力の低下が非常に激しく、回復力が低下している印象でしたので、体力を回復し、皮膚を自分で治す力(自然ちりゅ力)が回復するような漢方薬から始めました。途中で、回復力がついてきたことろで、皮膚表面の炎症を改善する漢方薬などに変方しました。

 大人のアトピー性皮膚炎の方は、幼少期のアトピーが再発した方、思春期以降も症状が続いている方が多いですが、幼少期の頃に比べると、改善までに長期間を要する場合が多いです。ステロイドを中止したい方、使いたくない方の受診が多いです。

 一人ひとりの症状や体質の変化に細やかに対応できるのが漢方薬です。医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的で続けやすいと好評です。

 新潟市で診療を行っておりますが、新潟県内の遠方からの方や新潟県外からの方の受診も多いです。遠方などで来院が難しい方に、自宅や職場で診療が受けられるオンライン診療が好評です。

「大人のアトピー性皮膚炎に漢方」

「西洋医学と東洋医学のよさを活かした医療を水戸部クリニックで」

2018年9月 5日 (水)

肌がかゆい、カサカサする時の漢方

 体がかゆい、むずむずするなどの症状は、皮膚の乾燥が原因となっている場合があります。湿疹などもないが、かゆくて、掻いてしまう方の受診が多くなる季節です。

 夏は汗をかきやすいので、それにより、皮膚表面の潤い成分が、汗で流れ落ちてしまう事で、皮膚が乾燥してかゆみを感じている場合があります。夏の終わりから秋にかけて、このようなご相談が多くなります。Img_1967

◆顔や体がなんとなくかゆい

◆皮膚がチクチクする

◆汗をかくと痒い

などのご相談が多いです。 

 保湿剤や乳液などによる保湿をされる方やかゆみ止めを服用されている方がいらっしゃるようですが、かゆみや乾燥が激しい方には、体の中から皮膚に潤いや栄養を与える漢方薬が好評です。

 漢方では、かゆみの度合いや皮膚表面の症状、患者さんそれぞれの体質に細やかに対応した処方があります。意思の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的で続けやすいと好評です。

 水戸部クリニックでは、長年の漢方診療の経験により、患者さんそれぞれに合わせた漢方薬を処方しております。新潟市で診療を行っておりますが、新潟県内の遠方からの方や新潟県外からの方の受診も多いです。

 遠方などで来院が難しい方に、自宅や職場でできるオンライン診療が、好評です。

「乾燥肌に漢方」

「子供の乾燥肌に漢方」

従来からのPC用HPもご覧ください。他の症状のページも充実しております。

「西洋医学と東洋医学のよさを活かした医療を水戸部クリニックで」

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 ある患者さんのお話です。Ky42_08_1

 「3週間くらい前から、顔のこの辺が、チクチク、ピリピリします。湿疹もできていませんが、かゆいような痛いような感じが続いています。仕事で運動をしていますが、汗をかくとかゆくなります。職場の人に、こちらがいいと聞いたので、来ました。」

 汗をかきやすい方、仕事などで、汗をかくことが多い方、スポーツインストラクターの方、スポーツクラブなどへ行っている方などに多い症状です。

 この方の体質に合わせた漢方薬を処方しました。汗によるかゆみによる漢方はこの漢方薬とはなりませんので、診察により、患者さんそれぞれに合わせたオーダーメード処方になります。保険適用のエキス剤になりますが、体質に合わせて処方を組み合わせる事で、細やかに対応することができます。

 この患者さんに合わせた漢方薬の服用により、皮膚のかゆみをほとんど感じなくなりました。

「乾燥肌に漢方」

「子供の乾燥肌に漢方」

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「西洋医学と東洋医学のよさを活かした医療を水戸部クリニックで」

2018年8月28日 (火)

掌蹠膿疱症が足の裏に出て、痛くて歩けない方に漢方

 手の平や足の裏にできるブツブツ、水泡や膿が出てくる掌蹠膿疱症に漢方治療が好評です。ステロイドやタクロリムス軟膏などによる治療では改善を実感できない、塗るのを止めるとまた噴き出してくるというご相談が多いです。

 漢方では、体の中から体質改善により皮膚の炎症を鎮め、掌蹠膿疱症が起こっている体質改善による治療となります。Ky46_01_1

◆水泡や浸出液には、余分な水分を吸収する漢方薬

◆乾燥や亀裂には、皮膚に潤いを与えて、炎症を鎮める漢方薬

◆掌蹠膿疱症が起こる体質改善を目的とした漢方薬

などによる治療となります。医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的で続けやすいと好評です。

 新潟市で診療を行っておりますが、新潟県内の遠方からの方や新潟県外からの方も多いです。遠方で来院が難しい方には、オンライン診療(遠隔診療)も好評です。

「掌蹠膿疱症に漢方」

従来からのPC用HPもご覧ください。他の症状のページも充実しております。

「掌蹠膿疱症治療に体質改善の漢方」

~*~*~*~

 ある患者さんのお話です。

 「2年前から、掌蹠膿疱症の症状が出始めました。足の裏だけですが、こんな状態です。ベリーストロングのステロイドを塗っていますが、よくならなくて、嫌になっています。漢方がよいと聞いたので、来ました。」

 この患者さんの体質に合わせた漢方薬を2週間処方しました。

 「ステロイドを中止しています。リバウンドで酷くなっていますが、我慢しています。このままステロイドを使わずに乗り切ろうと思います。」

 痒みや痛みで眠れなかったり、辛い場合は、無理をせずに、ステロイドを塗ってもよいとお話しまして、1か月分を処方しました。Ky46_01_1_3

 かなり軽快しました。

 「足をつくのが辛くて、歩くのがやっとでしたが、普通に運動もできるようになりました。すごいですね。まだまだですが、希望が見えて来ました。」

 この方は、約5カ月くらい継続されて、掌蹠膿疱症の症状がほとんど出なくなっています。

 長年の漢方診療の経験により、患者さん一人ひとりに合わせたオーダーメード処方を行っております。健康保険適用の漢方薬を組み合わせる事で、症状や体質に合わせて、細やかに対応しております。Ky46_01

 新潟市で診療を行っておりますが、新潟県内の遠方からの方や新潟県外からの方も多いです。遠方で来院が難しい方には、オンライン診療(遠隔診療)も好評です。

「掌蹠膿疱症に漢方」

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「掌蹠膿疱症治療に体質改善の漢方」

2018年8月18日 (土)

夏に悪化したにきび、膿が治らない方に漢方

 「にきびが治りません。夏になると酷くなります。膿が盛り上がったようにボコボコしています。甘いものを我慢したり、脂っこい食事も食べないようにしていますが、全然治りません。

 塗り薬を塗っても全然よくならなくて、内臓の方から治した方がいいのかもしれないと思ってきました。Img_6716

 『皮膚は内臓の鏡』という言葉があるのをご存じですか。漢方では、心身の働きのバランスが乱れると、健康な皮膚を作る力が低下したり、老廃物が皮膚に溜まって皮膚炎が起こったりすると考えていただけるとわかりやすいと思います。

 漢方では、一人ひとりの体質の違いに合わせた処方による治療になります。ホルモンバランスを整え、体の中から体全体の働きを整える事で、皮膚の炎症を鎮め、美しい皮膚に整える治療になります。

 にきびなどの皮膚炎以外の症状も一緒に改善される方、また、別の症状で受診された方が、ニキビやアトピー性皮膚炎が改善されたり、美肌効果を実感される場合も多いです。

 漢方の皮膚炎治療では、皮膚表面の炎症を鎮める処方と体質改善の処方が効果的です。

 にきびの状態によっても、処方する漢方薬は異なります。長年の漢方診療の経験により、にきびの状態に合わせた漢方薬を処方しております。

 例えば、

◇赤味が強く、炎症が強いニキビには、炎症を鎮め、赤味を改善する漢方薬

◇膿が治りにくいニキビには、膿を出しやすくする漢方薬

◇小さいブツブツしたニキビには、皮膚の新陳代謝を活発にする漢方薬

など、ニキビの状態に細やかに対応した漢方薬を処方しております。

 新潟市で診療を行っておりますが、新潟県内の遠方からの方や新潟県外からの方の受診も多いです。遠方で受診が難しい方には、オンライン診療(遠隔診療)も好評です。

 医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的で続けやすいと好評です。

「にきびに漢方」

「大人にきびに漢方」

従来からのPC用HPもご覧ください。他の症状のページも充実しております。

「新潟のニキビ治療に漢方」

「大人にきび治療に新潟の漢方」

 この患者さんは、ニキビの炎症がかなり激しい方でしたので、初めは、ニキビの激しい炎症を鎮めて、膿を排泄する治療を中心に考えた漢方処方にしました。

 2週間で、激しいニキビの炎症の軽減が見られたので、1か月継続しました。その後、処方を変方して、ニキビの炎症を鎮める漢方薬に、体質改善の漢方薬を併用しました。

 ニキビの激しい炎症が改善され、少しずつニキビが目立たなくなってきましたので、ニキビ痕が気になるとのお話になりました。 

Ky26_02_3_2 「あんなにボコボコしていたのに、こんなにきれいになるなんて、嬉しいです。もう少しきれいに治したいです。それから、ニキビの痕も治りますか。」

 甘いものも脂っこいものも、以前のように食べても、ニキビが悪化することもなくなっています。

 

 ニキビ痕を改善する効果のある漢方薬を中心に処方しました。ニキビ痕は、年齢が若い方の方が改善が早い傾向がありますが、皮膚の新陳代謝を活発にする漢方薬などにより、皮膚のキメが整う方が多く、ニキビ痕も改善される方が多いです。

「にきびに漢方」

「大人にきびに漢方」

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「新潟のニキビ治療に漢方」

「大人にきび治療に新潟の漢方」

2018年8月 2日 (木)

アトピーに漢方薬の効き方に差があるのはナゼ?

 アトピー性皮膚炎に漢方治療を行っておりますが、改善を実感されるまでの期間に、差があります。

 水戸部クリニックでは、初診の場合、2,3週間くらいで、飲めるかどうか、改善傾向がみられるか様子を診て、その後から本格的な治療となると考えていただけるとよいと思います。

 漢方の皮膚炎治療では、「標治と本治」を考えます。

 「標治」とは、皮膚に起こっている炎症を改善する治療

 「本治」とは、皮膚炎が起こる原因となっている体のバランスの乱れを改善する治療

と考えて頂くとわかりやすいと思います。

 アトピー性皮膚炎で受診される方は、皮膚の炎症による痒みや痛み、体のほてりなどでストレスを感じていたり、十分な睡眠が取れていない方が多いです。Ky27_01_2

 イライラしたり、落ち込んだり、気持ちが休まる時間もなく、眠っていてもかゆみなどで、睡眠の質がよくない状態が続いていると、体力や免疫力なども低下している方が多いです。

 遺伝などによる元々の体質による差もありますし、現在の体力の状態、食生活、生活習慣の違い、年齢、性別などによっても、改善を実感されるまでの期間に差が出ます。またステロイドやタクロリムス軟膏を使っている方、全く使用されていない方でも、差が出ます。

 赤ちゃんや乳幼児の方は、皮膚が薄いですし、刺激に敏感なので、症状が激しく現れる場合が多いですが、自然治癒力(自分で治す力)が旺盛なので、比較的短い期間で、改善を実感される場合が多いです。

 小児の方は、成人より皮膚の新陳代謝が活発で、自然治癒力が高いですが、ステロイドやタクロリムス軟膏を長期間使用されている方は、皮膚表面の免疫力が低下していますので、改善までに長期間を要する場合が多いです。このような場合は、体力をつけて、自然治癒力を高めることから始めた方がよい場合もあります。お子さんのその時の体調や体力に合わせて漢方処方を検討しております。

 ステロイドやタクロリムス軟膏に関して、不安や疑問を感じられて、急に中止してしまう方がいらっしゃいますが、激しいリバウンドが起こり、日常生活に支障が出てしまう場合が多いので、急に中止せずに、漢方治療と並行しながら、少しずつ減らしてゆくことをお勧めしております。

 成人で、アトピー性皮膚炎が慢性化している方、幼少期のアトピーが突然に再発して受診される方の場合もあります。

 仕事などで、ストレスや疲労の蓄積によって、体力の消耗が激しく、免疫力が低下している場合が多く、標治のための漢方薬よりも体力を回復して、自然治癒力を高める漢方薬による治療から開始しなければならない場合が多いです。

 成人の方は、体調不良や疲労感などを自覚していない方も多いですが、免疫力が低下していたり、ストレスによる精神的な疲労が、アトピーなどの皮膚炎を修復する力が低下している場合が多いです。

 成長期の小児の方とは違い、皮膚の新陳代謝のスピードも緩やかになっているので、長期間を要する場合が多いです。

 女性の方は、生理周期に伴ってアトピーやにきびなどの皮膚炎が悪化する場合があります。また思春期、青年期、更年期などによっても女性の体質は変化します。

 このように、患者さんそれぞれの体力や体質、皮膚炎の症状の変化に合わせて、細やかに対応できるように、漢方薬を変方したり、追加したりして、治療を行っております。

 一度改善がみられても、風邪をひいたり、疲労の蓄積など体調に変化が起こるとアトピー性皮膚炎の症状が激しくなる場合もあります。そのような場合は、漢方薬を変方するなどにより対応しておりますが、症状が悪化したようになると、漢方に対して不安を感じる方もいらっしゃいます。わかりやすいようにお話しておりますが、辛くなって、中断されてしまう方がいらっしゃる事も現実です。その後に、また漢方治療を再開したいと、来院される方もいらっしゃいますが。

 アトピー性皮膚炎のお子さんの親御さん、長年アトピーに悩んでいる方の中には、様々な情報に振り回されてしまう方がいらっしゃいます。不安なお気持ちに耳を傾けるように心がけております。漢方薬による体質改善は、長期間を要する場合が多いですが、体の中から健康な皮膚を作るために、継続されたことで、ステロイドなどの塗り薬だけではなく、漢方薬も中止できる方が多いです。

 「ゴワゴワで黒ずんだ皮膚しか、自分の記憶にはなかったので、とっても嬉しいです。」

 「もっと早くから来ていればよかった。こんなによくなると思っていませんでした。もう少し頑張ります。」

 「気持ちが前向きになれました。」

などの声を聞けることが多く、こちらも嬉しくなります。

 なかなか改善が見られなかった方、自信を失っていた方と一緒に頑張って来た嬉しさは、漢方との出会いがなければ得られなかったものです。難航する方、辛くて涙がこぼれてしまう方など様々ですが、患者さんに寄り添った医療を心がげております。

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 医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、長期間の治療が必要な方にも好評です。

 新潟市で西洋医学と東洋医学のよさを活かした治療を行っておりますが、新潟県内の遠方からの方や新潟県外からの受診も多いです。遠方で受診が難しい方には、オンライン診療(遠隔診療)も好評です。

「アトピー性皮膚炎に漢方」

従来からのPC用HPもご覧ください。他の症状のページも充実しております。

「西洋医学と東洋医学のよさを活かした医療を水戸部クリニックで」

2018年8月 1日 (水)

多汗症に漢方は効きますか?

 連日の猛暑で、体調を崩されている方が多いです。汗をたくさんかくことでの脱水症状や熱中症の方の受診が多いですが、今の時期は、多汗症に悩む方のご相談も多いです。

 多汗症は、全身性多汗症と手足や脇など、体の一部に汗をかく、局所多汗症があります。特に原因がみつからない場合が多く、漢方治療でも難しい方が多いですが、人前で過剰な汗をかくのは、とても辛いことでしょう。Ky36_06

 患者さんのお気持ちに寄り添いながら、汗が多く出てしまう体質を改善する事をを目標に、日々修練を積んでおります。漢方の場合は、体全体のバランスの乱れを整える事から考えます。

 体の中に熱がこもっている感じがする方、冷えを感じている方、緊張やストレスで、汗が悪化する方など様々です。

 年齢や性別、汗をかきやすい部分なども細かくお話を伺って、漢方処方を選択しております。

 「多汗症にはこの漢方」というわけにはなりませんので、今までの経験や学会などで得た情報などから、自分なりによりよい処方を検討しております。

 漢方は長く飲まなければ効果がないと思っている方がいらっしゃるようですが、最初の2、3週間で、そのまま継続とするか、変方または追加をするか判断する場合が多いです。

 改善を実感しにくい場合は、ご遠慮なくご相談されることをお勧めしております。

 多汗症の方でも、体質はそれぞれ異なりますし、改善を実感されるまでの期間は、個人差によるものが大きいですが、2、3週間くらいで、処方の再検討をしております。

 多汗症は、改善が難しい場合が多いと言われていますが、気にならない程度に改善されている方が多いです。辛い症状が少しでも軽減できればと、常に修練を積んでおります。

 なかなか改善がみられず、難航する患者さんもいらっしゃいますが、「調子がいいです。」、「来てよかった。」、「もっと早く受診していればよかった。」と言って下さる方が多く、毎日のエネルギー源となっております。これからも、更によりよい治療を求めて、努力を続けて参ります^^

 医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的で続けやすいと好評です。新潟市で診療を行っておりますが、オンライン診療(遠隔診療)が可能になりましたので、遠方で受診が難しい方にも好評です。

「多汗症に漢方」

「新潟の漢方皮膚科・水戸部クリニック」

2018年7月19日 (木)

唇のただれ、腫れに漢方

 「唇が痛いです。ただれが治りません。しゃべるのも大変で、痛くて、ご飯が食べにくいです。食べ物がしみて痛うて塗り薬を塗っても治りません。」

 マスクをして診察室に入って来られました。

 唇が腫れて、びらんができていました。亀裂も入っていて、血がにじんでいました。慢性化して、1年以上経過しているとの事でした。Img_0381

 東洋医学の考え方では、脾(消化器系の働き)について、以下のような記載があります。

 脾は運化を主る。血を統血する。肌肉を主る。口に開竅(かいきょう)する。その華は、唇にある。

 消化器系の弱りが、口や唇に現れるという事です。

 慢性化した口唇炎は、体の中から整えることで、改善される場合が多いです。胃腸の不調を自覚していなくても、漢方の視点から、胃腸をはじめ内臓機能の働きのバランスの乱れを整える漢方薬による治療が効果的です。

 水戸部クリニックでは、診察により、患者さんそれぞれの唇の炎症の状態や体質に合わせた漢方薬を処方しております。医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的で続けやすいと好評です。

 新潟市で診療を行っておりますが、新潟県内の遠方からの方や新潟県外からの方の受診も多いです。遠方で受診が難しい方には、オンライン診療(遠隔診療)も好評です。Ky26_19_2

 上記の患者さんは、唇の炎症が激しく、食事も摂りにくい状態でしたが、少しずつ唇の炎症が鎮まり、食事が摂りやすくなったことで、しっかりと栄養が摂れるようになり、最初はゆっくりと改善されていましたが、後半は非常に早いペースでの改善がみられ、健康的な唇に戻りましたので、漢方薬を中止としました。

「口内炎・口唇ヘルペスに漢方」  剥奪性口唇炎の治療も行っております。

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「口内炎・口唇ヘルペスの治療に新潟の漢方」

2018年7月13日 (金)

赤ちゃんのアトピーに、ステロイドを使わない治療

 赤ちゃんの湿疹、アトピーにステロイドを使わない治療が好評です。漢方薬を中心とした皮膚炎治療を行っております。

 ステロイドの使用に抵抗感がある方が増えています。親御さんがステロイドを塗っていた方やメディアやネットなどの様々な情報によって、ステロイドを使いたくない方のご相談が多いです。Img_0998_2

 慢性化している皮膚炎は、体の中からの体質改善をすることで、改善する場合が多いです。赤ちゃんの皮膚は、薄くて柔らかいので、非常にデリケートです。ちょっとした刺激でも赤くなったり、炎症を起こしやすいです。皮膚表面がカサカサしている場合でも、体の中は水分でいっぱいなので、蒸れて、あせもやただれになりやすいです。

 体の中から皮膚の炎症を鎮める漢方薬の服用により、改善される方が多いです。

 ステロイドやタクロリムス軟膏は、皮膚の炎症を抑えるので、一見すぐにきれいになります。しかし塗るのを止めると、リバウンドが起こり、また皮膚炎が噴き出します。そこでまたステロイドやタクロリムス軟膏を塗ってと、なかなか止められなくなる方が多いです。

 漢方では、皮膚表面の炎症を鎮めると共に、健康な皮膚を作る力を整える体質改善を考えます。お子さんそれぞれの皮膚炎の症状や体質に細やかに対応できるのが漢方薬です。Ky12_13

 すでにステロイドを使用されているお子さんは、急に中止しますとリバウンドが起こり、皮膚の赤みやほてり、かゆみが激しくなる場合が多いので、漢方治療と並行しながらゆっくりと中止することをお奨めしております。

 漢方薬は、生後2、3か月のお子さんから服用することができます。医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的で続けやすいと好評です。

 新潟市で診療を行っておりますが、新潟県内の遠方からの方や新潟県外からの方の受診も多いです。遠方で受診が難しい方には、オンライン診療(遠隔診療)も好評です。

「赤ちゃん・乳児のアトピー」

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治りにくい・皮膚炎・にきびに漢方」

2018年7月 6日 (金)

あごニキビが治らない方に漢方でキレイに

 あごにできたニキビを治したい方に、体の中から皮膚を美しく整える漢方治療が好評です。抗生物質が効きにくくなった、合わない方にも好評です。

 ニキビは、毛穴に詰まった皮脂を栄養にアクネ菌が繁殖することでできます。抗生物質や抗菌剤によって繁殖が抑えられます。

 「最初はよかったのに、効きが悪くなってきた。治りにくくなってきた。」と言われる方が受診されます。

 抗生物質や抗菌剤を続けていると、それらに対して抵抗を示す耐性菌が増えて効きにくくなる場合があります。Img_1004

 漢方では、体の中から皮膚を整えるので、耐性菌が発生することはありません。ホルモンバランスを整え、皮膚表面の血流を改善したり、新陳代謝を活性化したりすることで、体の中から美しい皮膚に整える漢方薬が効果的です。

 女性は、生理周期に伴って、ニキビが悪化する方が多いので、女性ホルモンのバランスを整える漢方薬が良い場合が多いです。

 男性は、女性に比べて皮脂の分泌が激しく、赤みが強い凸凹したニキビが多いです。皮脂の分泌を調整する漢方薬などがよい場合が多いです。

 漢方では、ニキビの性状や体質、年齢などに合わせて細やかに対応しております。患者さんそれぞれに合わせた漢方薬が効果的です。

【ニキビ痕を残さないように、体の中から美しい肌に】Ky26_03

 ニキビの炎症が激しい方、気になって触ったり、潰していると、ニキビが治っても痕になって残る場合があります。ニキビ痕が残りにくいように、皮膚を整える漢方薬も処方しております。

 もともとの体質や個人差によるものが大きいですが、ニキビ痕が改善される場合が多いです。

 水戸部クリニックでは、長年の漢方診療の経験により、患者さんそれぞれに合わせた漢方薬を処方しております。

 医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的で続けやすいと好評です。

 新潟市で診療を行っておりますが、新潟県内の遠方からの方や新潟県外からの方の受診も多いです。遠方で受診が難しい方に、オンライン診療(遠隔診療)も好評です。

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 甘いものや脂っこいもの、味の濃いものなどが、にきびを悪化させやすいと言われていますが、できるだけ制限しなくてもよいようにしています^^

2018年6月29日 (金)

治らないと言われていた酒さがきれいになった

 酒さは、治りにくいと言われる方が多いようですが、一人ひとりの酒さの症状や体質に合わせた漢方治療を行っております。

 皮膚の炎症を鎮めて、血流改善などの漢方薬などを中心に服用されることで、酒さによる皮膚の赤みや湿疹などが、改善される方が多いです。早い段階で治療を開始されることで、改善を実感されるまでの期間が早い方が多いです。年齢や体質やその方の体調などによる差が大きいですが、早めの治療が効果的です。

 水戸部クリニックでは、長年の漢方診療の経験により、患者さんそれぞれの症状や体質に合わせた漢方薬を処方しております。Img_0646_2

 医師の処方による漢方薬は、健康保険が適用になりますので、経済的で続けやすいと好評です。新潟市で診療を行っておりますが、新潟県内の遠方からの方や新潟県外からの方の受診も多いです。オンライン診療(遠隔診療)も好評です。

「酒さ・赤ら顔に漢方」

「いろいろな皮膚症状に漢方」

 「〇月上旬に頬に赤みが出始めて、顔全体に広がって来て、皮膚科で酒さだから治らないので、ステロイドを塗り続けるしかないと言われました。

 範囲が広がってきたので、タクロリムス軟膏に変更されましたが、酷くなるばかりです。落ち込んでいたら、友達が漢方の先生がいるから、とにかく行ってごらんと言われて来ました。」

 酒さの赤みとニキビのような化膿性の湿疹も出ていました。

 皮膚の炎症を鎮め、酒さの赤みを改善する漢方薬をこの方の体質に合わせて処方しました。Ky26_06_2

 ステロイドやタクロリムス軟膏は、急に中止すると、リバウンドが起こり、日常生活に支障を感じる方が多いので、中止せずに、漢方薬治療と並行して、ゆっくりと塗る量や回数を減らしてゆくようにお話しました。

 2週間後、

 「タクロリムス軟膏は、2、3日に一回に減らしていますが、それほど悪化がなく、過ごしています。」

 継続して1か月後、

 「それほど変わらないような感じがしますが、顔の熱い感じがなくなっています。ニキビのような湿疹は新しいものが出なくなっています。タクロリムス軟膏を塗るのを。「止めています。」

 さらに1か月後、

 「赤みが減っています。でもそれほどよくなっているような感じがしないのですが・・・。」

 初診時に撮影した写真を見てもらいました。

 「えー、こんなに酷かったんでしたっけ!!顔全体に真っ赤っかでしたね。自分では毎日鏡を見ていたので、少しずつよくなっているのがわからなかったのですね (^◇^)

 すごいですね。タクロリムス軟膏もステロイドも完全に止めていますけど、こんなによくなっていたんですね。びっくりしました。」

 この患者さんは、少しずつ改善がみられ、酒さになる前よりもお肌がきれいになったと喜んでいらっしゃいます。酒さの症状が現れてから比較的早い時期に、漢方治療を始められたこともあり、改善が非常に早かった症例です。

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