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2020年8月 7日 (金)

潰瘍性大腸炎で血便が止まらない

 「血便が出て、薬を飲んでいますが止まりません。

 潰瘍性大腸炎の薬です。

 コレとコレを飲んでいますが、血便が止まらないんです。

 お腹は、痛くならないのですが、トイレの回数は多いし、

血便が続いているのが、なんとも気分が悪いです。」Img_7329

 若い男性です。

 潰瘍性大腸炎の症状の緩和に、漢方薬が好評です。

 潰瘍性大腸炎の激しい下痢や血便に悩む方、服用中のお薬だけでは改善がみられない方に、

胃腸の働きを整える漢方薬を併用される事で、辛い症状の改善がみられる場合が多いです。

 潰瘍性大腸炎の漢方治療ですが、西洋医学的なとらえ方とは、ちょっと違ったとらえ方で処方を考えます。

 漢方では、本治と標治の両面から考えます。

 奥が深い内容となりますが、簡単にご説明しますと、

本治とは、病気の原因となっている体のバランスの乱れ、病気の根源のようなものと考えらえます。

 標治とは、表れている症状などになります。

 潰瘍性大腸炎が起こっている体のバランスの乱れを整える事と、下痢や血便、腹痛などの症状の改善を考えた処方になります。

 そのために、漢方の問診票や診察時の細かな問診などにより、患者さんそれぞれの症状や体質に合わせた漢方薬を検討しております。

 遺伝的な体質、生活習慣、お住まいの地域や生活環境、職場環境などによる影響も考慮して、患者さんそれぞれの症状や体質に合わせて、細やかに対応できるのが漢方薬です。 A306_128

~*~*~*~

 この方の体質に合わせた漢方薬を処方しました。

 2週間後に、再度受診された際は、下痢も血便も改善がみられませんでしたので、漢方薬を変方しました。

 4週間後、

 「下痢はほとんどならなくなっています。血便が昼、夜は出なくなりました。

朝はまだ出る日が多いですが、体が楽になっている感じがします。」

 潰瘍性大腸炎には、この漢方薬!!とはならないのが、漢方治療の奥の深さです。

 改善を実感されるまでに難渋する場合もありますが、処方の再検討をさせて頂きながら、よりより処方を熟考しております。

「潰瘍性大腸炎に漢方」

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